東武グループのホテル10施設で、オンライン多言語診療サービス「とらほす」の試験導入を実施
訪日外国人の旅の安心とホテルスタッフの業務軽減を目指します!
株式会社メディ・エンジン(本社:東京都港区、社長:東 貴大)は、東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区、社長:都筑 豊)と株式会社東武ホテルマネジメント(本社:東京都墨田区、社長:三輪 裕章)及び金谷ホテル株式会社(本社:栃木県日光市、社長:丸山 眞人)と協業し、訪日外国人宿泊客向けのオンライン多言語診療サービス「とらほす」を、東武グループのホテル10施設で試験導入します。
本試験では、訪日外国人観光客の宿泊の多い浅草東武ホテルや、金谷ホテルをはじめとする東武グループのホテルにおいて、メディ・エンジンが提供する外国人診療専門プラットフォーム「とらほす」を活用し、多言語による24時間対応可能なオンライン診療の提供と薬剤処方及びホテルまでの薬剤配送サービスの導入について検証します。
近年、訪日外国人観光客が著しく増加する一方、多言語に対応できる医療機関は多くないことから、滞在先のホテルにおいて、日本語で医療機関を受診することが困難な外国人宿泊客から体調不良の申し出があった際に、適切な医療機関を紹介することが難しい状況となっています。オンライン診療と薬剤の配送サービスを導入することで、地域医療に負担をかけることなく、外国人宿泊客への迅速な医療サービスの提供とホテルスタッフの業務軽減を図ることを目指します。
本事業の検証は、当社が推進するオープンイノベーションを活用したスタートアップとの事業共創プログラム「TOBU Open Innovation Program」として、訪日外国人観光客への利便性促進とDXによる業務効率の改善を 目指して実施するものとなります。
今後も東武グループでは、長期経営ビジョンに掲げる「挑戦と協創で進化させる社会と沿線」のもと、 良質なサービスの提供と沿線価値の向上を目指して事業を推進してまいります。


外国人宿泊客向けオンライン多言語診療サービスの試験導入 概要
1.サービス名称
オンライン多言語診療サービス『Travelers Hospital(通称、とらほす)』
2.試験導入期間
2025年10月27日(月)~2026年3月31日(火) ※予定
※各施設にて検証後、導入効果が確認でき次第順次導入予定
3.検証施設
浅草東武ホテル、宇都宮東武ホテルグランデ、川越東武ホテル、品川東武ホテル、渋谷東武ホテル、
東武ホテルレバント東京、成田東武ホテルエアポート、和光市東武ホテル
日光金谷ホテル、中禅寺金谷ホテル
※順不同、2025年10月22日現在の検証予定ホテル
4.サービス提供対象者
上記検証施設を利用する日本語での医療機関受診が困難な外国人宿泊客
5.サービス利用の流れ
(1)チェックイン時又は体調不良の申告時に、「とらほす」の概要と問い合わせ先のQRコードが記載された資料をホテルスタッフがお渡し
(2)体調不良になった際、資料に記載のQRコードを読み取り「とらほす」サービスページにアクセス
(3)サイト内の案内に従ってお客様自身で診療申し込みと決済を行う
(4)メールでオンライン診察用URLを受け取り、お客様のスマートフォン等でオンライン診察を受診
(5)診察後にお客さまの状況に合わせて「とらほす」から薬の処方・配送や対面の診療をご案内
※薬の配送サービスは都内ほか一部の施設でのみ検証予定
(6)サービス終了後、必要に応じて「とらほす」から宿泊施設へ情報提供などを実施

<参 考>
株式会社メディ・エンジンについて
株式会社メディ・エンジン(Mediengine Inc.)は、訪日外国人医療のリーディングカンパニーとして、医師・通訳・薬局が連携したワンストップ医療支援体制を構築し、訪日外国人向けに医療アクセスを提供する多言語医療プラットフォーム「とらほす(Travelers’ Hospital)」を運営しています。
「とらほす」は、英語・中国語・韓国語など多言語対応のオンライン診療・訪問診療・対面診療を提供し、全国300以上のホテル・旅館・観光事業者に導入されています。
「旅先でも、母国と同じ安心を。」を理念に掲げ、外国人が日本で安心して医療を受けられる社会インフラの構築を目指しています。
メディ・エンジン企業サイト :https://mediengine.jp/
「とらほす」紹介サイト :https://travelershospital.com/
「とらほす」サービスに関する導入のご相談やお問い合わせ info@travelershospital.com
TOBU Open Innovation Programについて
スタートアップをはじめとする様々な企業との事業共創を促進するプログラムとして、2021年11月より実施しています。主に東武グループの観光アセットを活用した事業検証並びに事業化の支援を行うことで、東武グループが注力する観光産業の課題解決や沿線価値の更なる向上を目指しています。
なお、東武グループとの事業共創のご提案は以下のサイトより通年募集しています。
TOBU Open Innovation Program 応募サイト:https://www.tobu.co.jp/corporation/tobu-oi/

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