6週間で顧客検証70件——「U30 Business Bootcamp」第2期Pitch Day開催、越境チームが事業構想を発表

大手企業の若手社員が自ら顧客検証を重ねた6週間の集大成。第1期アルムナイの活動報告も同時実施。

FuturePlaybooks合同会社

2026年9月26日(土)、FuturePlaybooks合同会社は、大手企業の若手社員を対象とした事業創出プログラム「U30 Business Bootcamp」第2期の成果発表会『U30 Pitch Day』を、港区立産業振興センター(東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア10F)にて開催しました。

当日は、第2期参加者による事業構想ピッチと、第1期アルムナイによる活動報告の2部構成で実施。会場・オンライン合わせて25名超が参加しました。


1. U30 Business Bootcampとは?

大企業には資本も技術もある。足りないのは、それを動かす人材——だからこそ、若手に懸ける

本プログラムは、若手社員が企業の枠を越え、グローバルな実践知をもとに社会課題解決の事業案を創出する6週間の実践キャンプです。以下の3つの特徴があります。

1)越境:会社という枠を超えて同世代と協働する
 異業種・異分野の同世代と組むことで、自社の常識にとらわれない視点や、日常業務では得られない洞察が生まれます。

2)実践:構想するだけで終わらせない
 シリコンバレーで実績のある手法をベースに、机上で終わらせず、自分の目と耳で生身の人間に検証を重ねるプロセスを徹底します。

3)社会課題:自らのパッションや市場インサイトと向き合う6週間
 参加者自身のパッションやインサイトを起点に、6週間かけて社会課題と向き合い、事業アイデアへと磨き上げます。

第2期では、独自開発の検証支援ツール「Momentum」の活用や、外部有志が参加者のヒアリング・人探しに協力する「U30サポーター制度」の新設により、参加者は本業と並行して6週間で70件の顧客検証を実施しました。

プログラム公式サイト:https://u30bootcamp.com/


2. 第2期ピッチ内容

社会課題を起点に、3つの事業構想を発表

8月1日のキックオフ以降6週間にわたり、参加者どうしのワークショップや連続起業家とのパネルディスカッション、顧客検証を重ねてきた3名が、その成果を発表しました。

ピッチ①|若手のキャリアの視野を広げる「NextSight」

ジョブ型雇用や中途採用の増加により、同じ会社の先輩であってもキャリアパスが異なり参考にしづらいという課題に着目。同業種内でのキャリア探索を可能にする「NextSight」は、実務レベルの特性分析に加え、社外メンターとのキャリアメンタリングを通じて実際に現場の声を聞きに行く機会を提供します。

ピッチ②|エアライン向け渡航書類の自動チェックサービス

インバウンド増加と人手不足を背景に、グラウンドスタッフによる渡航書類(ビザ・パスポート等)確認の属人化と、それに伴う遅延・罰金リスクに着目。乗客がVisa情報を事前入力し、必要書類を自動判定してチェックイン時にスタッフへ可視化する仕組みを提案しました。

ピッチ③|植物と会話しながら育てる「LeafTone」

多忙な日々の中で植物を育てたくても手が回らない同世代の声(インタビュー対象者の81%が同様の悩み)を起点に、デジタルツイン化した植物との対話を通じて直感的に育て方がわかるサービスを提案。自動記録からのショートムービー生成やキャラクター化も構想し、32件以上の検証を重ねた実行力を示しました。

各発表後には4分間の質疑応答を実施し、会場・オンライン双方から活発な質問が寄せられました。


3. アルムナイ(第1期メンバー)活動報告

プログラム後も止まらない検証——パネル登壇やビジネスコンペ選考通過も

第1期修了メンバーは、プログラム終了後も月1回のアルムナイ・ワークショップを通じて各自の検討を継続。今回は代表して1名が、非線形なキャリアの点と点をつなぐジャーナリングアプリの構想を発表しました。プロトタイプを実際に形にし、14件のヒアリングをもとに作り直しては検証する、というサイクルを重ねてきた過程が共有されました。

第1期メンバーのその他の成果:

  • 社外団体の定例会でのパネルディスカッション登壇

  • 東京都主催のビジネスコンペの1次選考通過

  • 社内協力者の獲得、社外インタビューを通じた仮説の精緻化


4. 当日の反響

25名超が参加、議論からも学びが

当日は、若手社員から役員まで、業界は製薬会社から旅行業まで、幅広い観客が集まりました。質疑応答では会場・オンライン双方からの鋭い質問を元に、発表者とのやり取りが交わされました。

参加者の声:

第1期にも増してレベルの高いプレゼンでした。皆さんの頑張りと、メンターの皆さんのご支援に、頭が下がります。

社会的意義が非常にあるなと思った。将来的に法人向けに売る発展性もありそう。

ピッチ終了後には交流会も開催され、プログラムメンバーと参加者の間で活発な議論が交わされました。

ピッチと質疑応答を終えたあとの、プログラム参加者と観客の交流会の様子


5. 講評者プロフィール

連続起業家のChristopher "CB" Brenchley氏が講評を担当

Christopher "CB" Brenchley氏(Delete Litter CEO)は、25年以上にわたり大企業イノベーションとスタートアップの両方に携わってきた連続起業家。HRテックやクリーンテック分野で50Mドル(75億円相当)規模の事業を創出し、現在は社会課題の解決に取り組みながら大手企業のアドバイザーも務めています。

オンラインで講評を行った、連続起業家のChristopher "CB" Brenchley氏

CBからは、顧客検証を通じて事業のリスクを的確に見極め、次の一手まで示せていた点や、一部の発表のFounder-Market Fitやストーリー構成の完成度についても評価がなされました。今後の伸びしろとしては、複数の価格モデルやウェイトリストを用いて決済者の支払い意思を検証することや、よりスケーラブルな継続収益モデルを設計する重要性が指摘されました。

CBの声:

皆さん、ペインポイントにしっかりと耳を傾け、それを自分たちのビジョンや事業構想に落とし込む力が本当に素晴らしかった。

地道な検証活動から生まれたインサイトの中には、私自身も思いつかなかった視点があった。


6. 今後の展望

「越境×実践」の効果を第2期でも確認——アルムナイコミュニティの継続的な成長へ

第2期でも、若手人材が本業と並行して数多くの顧客検証をやり切れることが改めて証明されました。加えて、アルムナイが修了後も自走的に活動を続けている姿から、本プログラムが単発のイベントではなく、継続的なコミュニティへと育ちつつあることが見えてきました。

今後もこの機会を、より多くの企業・人材へと広げていきます。


7. 運営について

FuturePlaybooks合同会社は、企業のイノベーションを一過性のプロジェクトで終わらせず、再現可能な仕組みとして組織に定着させることを目的に、新規事業開発や人材育成の支援を行う企業です。

シリコンバレーをはじめとしたグローバルな実践知をもとに、事業づくりのプロセスや意思決定を「プレイブック(再現可能なモデル)」として体系化し、企業が持続的にイノベーションを生み出せる仕組みづくりを行っています。

公式WEBサイト:https://futureplaybooks.com/

会社名:FuturePlaybooks合同会社

代表者:星 聡美

事業内容:

・大手企業およびスタートアップに向けた新規事業開発支援

・再現性のある事業創出プロセス(プレイブック)の設計・導入支援

・次世代イノベーター育成を目的とした人材育成・能力開発プログラムの企画・運営

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会社概要

FuturePlaybooks合同会社

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URL
http://futureplaybooks.com/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県横浜市西区浅間町1丁目4番3号
電話番号
-
代表者名
星 聡美
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2026年01月