【MEMU EARTH HOTEL】”馬と暮らす”BARN HOUSEが2019年8月1日(木)販売スタート。
実験住宅を活用した”未来のくらし”の提案、第三弾。
MEMU EARTH HOTEL(所在地:北海道広尾郡大樹町芽武158-1)は、隈研吾氏監修による「国際大学建築コンペ」の最優秀作品群の一つ、慶応義塾大学設計による「BARN HOUSE(納屋の家)」の販売を2019年8月1日(木)より開始いたします。
■”実験住宅”を活用した、地域環境との共生を通じた未来のくらし方の提案
MEMU EARTH HOTELは、環境に配慮した寒冷地実験住宅施設「メムメドウズ」内に建てられたサスティナブル住宅を活用した、“持続可能なくらし”を体験する宿泊施設です。当ホテルでは、リゾートホテルのような、至れり尽くせりのサービスによる非日常的な体験ではなく、地域資源・地域環境との共存をテーマにデザインされた実験住宅=家(home)に、”住まう”ことで得られる感覚や体験をサービスとしています。
都市生活では気づくことのできない様々な資源(音、香、光など)の再認識を通じて、Sence of Wonder(自然等に触れることで受ける、ある種の不思議な感動、または不思議な心理的感覚)を養うことで、自分を取り巻く環境とくらし方を見直すきっかけをご提案させていただきます。
■未来のくらし vol.03 BARN HOUSE
設計 :慶應義塾大学
テーマ :次世代サスティナブル住宅
【建築コンセプト】
馬と人間が同居する住まいの提案。馬との記憶が根づいた大樹町の文化を受け継ぎ、馬と人間の新しい共生の形を提示した。ここでは熱源としても馬が大きな役割を果たしており、人間の約10倍もあるという馬の代謝熱を活用して室内を暖めることに加え、馬の排泄物が堆肥化する過程で発生した熱も室温上昇に用いられる。人間が動物や建築と積極的に関わり合うことで熱源が生まれ、季節のリズムに応じて表情が変わるラディカルな提案。
【建築の特徴】
・馬糞の発酵熱を利用
馬糞は適度な酸素と水分を加えることで発酵を行います。その際に発生する熱を熱源として活用します。
・バッファーとしての馬の空間
外気に直接面するのではなく、馬の空間をバッファーゾーンとして配置することで、北海道の厳しい気候に柔軟に適応できる建築となっています。
・脱臭そして発酵促進剤としての炭
馬の空間に置いておく事で、その孔はアンモニアを吸着し、また堆肥庫の中に混入することで孔から酸素、水分が放出され発酵が促進されます。
【くらし方の提案】
馬と暮らす。
競馬や馬術競技など、経済動物として認識されてしまっている馬と人との関係を見直し、一つ屋根の下で、馬と人とが家族のような時間を過ごせる家。BARN HOUSEの中や、牧草地に放牧された馬と好きな時に触れ合うことができます。また、専属のHorse Butlerがサービスを担当し、乗馬の体験や馬とのコミュニケーションを通じたマインドフルネスな体験も味わうことができます。
【BARN HOUSE での暮らし方について】
BARN HOUSEでは、人にも馬にも両者にとってストレスのない、お互いの信頼関係の元に成り立つ豊かな時間を過ごすことを目指しています。BARN HOUSEに暮らす馬は、お客様がいらっしゃらない日にもこの家で暮らしています。そのため、BARN HOUSEにご宿泊いただくお客様には、馬の普段の暮らしに寄り添うように過ごしていただくことをお願いしております。夜、馬の眠っている時間には室内の灯りが漏れないようにする。朝早く馬が動き出す音や、糞尿・寝藁の香りも暮らしの一部として受け止めていただく。など、家族の一員として馬を扱う過ごし方を通して、馬と共存する暮らしをご体感ください。
●Special プラン----------------------------------------------------------------------------
【馬付き一戸建てプラン】 40,000円 /人~ 1泊2食付き
同じ敷地内に放牧された馬とともに暮らすプラン。馬とふれあい、ともに過ごす時間を通じて、地域資源にとけこむ豊かな暮らしを体感いただけます。
●Special ルームサービス---------------------------------------------------------------------
【Horse Butler】
ナチュラルホースマンシップを学んだ専属のバトラーが、BARN HOUSEにご宿泊のお客様をサポートいたしましす。普段の世話や乗馬を通じて馬とのコミュニケーションを学ぶことができ、馬の気持ちや性格を感じ取ることで、心の癒し、自然とのつながりを感じることができます。
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【MEMU EARTH HOTELについて】
「地球に泊まり、風土から学ぶ」をコンセプトとする、地域資源と人との共生について考え、体験とデータ化を通じて世の中に発信していくプロジェクト型のホテル。
先進的な建築と十勝の無垢なる自然を、原体験として楽しんでいただくサービスとしての一面に加え、“資源再読”をテーマとしSDGsに向けた様々な研究者との協業し、ホテル利用者から得られるデータを基にした社会実装のプロセスを国内外に向けて発信していく活動を行っていきます。
公益財団法人LIXIL住生活財団によって2011年から2018年まで続けられていた環境に配慮した寒冷地における実験住宅施設「メムメドウズ」内に点在する、隈研吾・伊東豊雄といった日本を代表する建築家によって手掛けられた様々な建築物や、同プロジェクト内の「国際大学建築コンペ」受賞作品を、宿泊及び体験施設として利活用しています。
■MEMU EARTH HOTEL 会社概要
社名 : 株式会社MEMU EARTH HOTEL
URL : http://memu.earthhotel.jp/
設立 : 2017年11月1日
代表 : 野村昌広
所在地: 北海道広尾郡大樹町芽武158-1
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