PJP Eye が 世界石油メジャー企業 (BP,ADNOC, Equinor) から「最も市場破壊的な革新的技術大賞」を受賞し、100,000 ポンド(約1700 万円)の賞金を獲得

スコットランド政府後援の世界から有望な脱炭素スタートアップを集めたTechX Accelerator から合計で200,000 ポンド(約3500 万円)支援。

PJP Eye 株式会社

本賞の受賞は2020年3月に英国大使館から日本の革新的な企業を表彰する「テック・ロケットシップ・アワード」2019-20において、「Future of Mobility」部門で表彰を受けて以来、COP 26クリーンエネルギーピッチバトル日本代表2位に続き、世界から認められ、日系スタートアップとしての快挙となる。

Tech X Most Disruptive Technology Award Tech X Most Disruptive Technology Award

2022年6月10日、PJP Eye株式会社(本社:福岡県北九州市)は英国政府の外郭団体Net ZERO Technology center より、The Most Disruptive Technology Award(最も市場破壊レベルの高い革新的技術大賞)を受賞。同団体のベンチャー企業サポートプログラムのTechXの卒業式典において受賞が発表され、副賞として10万ポンドが授与された。

本賞の受賞は2020年3月に英国政府から日本の革新的な企業を表彰する「テック・ロケットシップ・アワード」2019-20において、全4部門の内「Future of Mobility」部門で表彰を受けて以来、COP 26クリーンエネルギーピッチバトル日本代表2位に続く日系スタートアップとしての快挙となる。

受賞のポイントとなった市場破壊レベルの変革技術のポイントは3点あったと言われている。第一にはバッテリー市場で稀有な、レアメタル依存から脱却した柔軟で農業産廃をリサイクルできるエコな原料及び製品技術。第二に他にない急速充電と長寿命及び安全性を両立させた性能。そして第三に、既に試作品が完成している2025年量産予定のメタルフリーのはいボルテージ・デュアルカーボンバッテリーによる真のカーボンニュートラルな世界を実現する革新技術。特に石油の採掘の脱炭素化やスコットランドが推し進めている洋上風力、電気船、空飛ぶ車などへの現在の技術限界を突破する脱炭素技術分野でのブレークスルー・テクノロジーとしての活用の期待が高く評価された。

今回、特に注目されたのはLCA(ライフサイクルアセスメント)の内容である。 カンブリアン™バッテリー技術が、どれくらいCO2排出量削減に貢献するかに関し、Net ZERO Technology centerによって精査及び評価がなされた。カンブリアン™のCO2排出量は従来の三元系のリチウムイオン電池と比較し、レアメタルを使わないことや運用における空調が不要なことにより小さく、長寿命ゆえの使用期間の長さによりカーボンネガティブ(排出量ゼロ以下)に達することがクローズアップされた。

その他に無駄を省く要素としては、植物由来の食品原料廃棄物からカーボンを生成する技術は、オリーブオイルやサトウキビの搾りかすといった今まで廃棄にコストのかかっていた「捨てていた物」をカーボンの原料にして蘇らせることを意味し、その内容も本賞の受賞に大きく貢献したと言われている。

本賞の選考には、英国政府メンバーに加え、BP社(英国の国際石油資本)・Equinor(北欧最大の石油資本)・ADNOC(アラブ首長国連邦アブダビ国営石油会社)アクセンチュア等が参加して、賞の付与が決定された。

受賞式当日の式典は、政府関係者や上記会社のエグゼクティブによって進行され、その授賞式の詳細はNet ZERO Technology centerの下記のホームページに掲載されている。https://www.netzerotc.com/news-events/news/news/2022/pioneering-clean-energy-start-ups-graduate-techx-accelerator-programme-with-52m-equity-raised/

■PJP Eye 株式会社に関して

2017年に起業家 仁科 浩明によって設立された会社であり、Cambrian(TM)バッテリーの普及に邁進するベンチャー企業。2018年にパウチセル型のプロトタイプを完成させ、2019年に電動アシスト自転車やドローンへの実装に成功、クラウドファンディング等で国際的に販売を開始。現在会社の運営と研究活動を欧米にシフトしつつ、活動の場を拡大中。具体的活動としては英国政府の支援による現地法人立ち上げに始まり、ニューヨークのビンガムトン大学、ウォーリック大学、そして英国バッテリー産業化センターとのコラボレーションを推進している。

目下の目標は自社の持つ技術を人工衛星・船・その他の乗り物に使いサステナブルなソリューションを提供すること。究極的には電気アクセスの国際的な不平等を是正することで世界に貢献する。電線が行き渡らなくても、ソーラーパネルとパワーバンクの組み合わせでどこにでも電気が普及することが重要と認識し、結果的に医療および教育の普及そして農業の発展に貢献することを目指している。

●2021年6月「2021.BestStartup Asia」により、日本のエネルギー産業トップ101社革新企業に選出

アジアの優れたスタートアップを紹介するメディア「BestStartup Asia」にて、革新的アイディア・市場への道筋・製品、傑出した成長・成長戦略、社会へのインパクトのカテゴリーにおいて、日本のエネルギー産業トップ101社に選ばれました。<BestStartup Asia HP> https://beststartup.asia/101-top-japanese-energy-companies-and-startups-of-2021/

■PJP Eyeの独自技術「Cambrian(TM)バッテリー」について

最新技術を尽くしたPJP EyeのCambrian(TM)バッテリーは、これまでのカーボンバッテリーの常識を覆す革命的なバッテリーです。その背景にあるのは、昨今の二次電池が抱える課題の数々。二次電池は、性能や利便性を優先するがゆえにレアメタルを膨大に使用するため、環境負荷、労働問題、資源依存の観点で問題が山積しているのです。それらの課題解決を可能とするために生まれたのが、Cambrian(TM)バッテリー。その主な特長は、「高い安全性」「コスト削減につながる急速充電」「約20年も持つ長寿命」「レアメタルではなくコットンを使用」「独自のサプライチェーンを確立」の5つ。その他にも、Cambrian(TM)バッテリーは様々なメリットを有しています。

独自の技術を用いて生み出した新時代のこのバッテリーをさらに進化させ、様々な用途に適応させることで、私たちの掲げるソリューションの実現に向けて企業一丸となって成長を続けていきます。

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会社概要

PJP Eye 株式会社

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URL
https://pjpeye.tokyo/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区南麻布5-11-12
電話番号
-
代表者名
仁科浩明
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年06月