プラスチックごみ問題解決に向けて、生分解性バイオマスプラスチック製品 POLEC™の輸入販売をスタート
“最後は土にかえる”循環型製品の普及で、サステナブルな社会づくりを目指す
株式会社プライムアーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:王 開凱)は、中国の新素材メーカーである杭州聚豊新材料有限公司と日本国内での輸入販売総代理店契約を締結し、生分解性バイオマスプラスチック製品「POLEC™」の輸入販売を開始しました。
- 背景
こうした状況に、EU(欧州連合)は2019年、スプーンなど使い捨てプラスチック製品の流通を禁止する指令を出し、中国も2008年に発令したプラスチック禁止令から10年以上が経ち、2022年までに非生分解性プラのポリ袋、カトラリー類、ストローなどの使用禁止が決まり、各国が法整備を進めています。日本でも、2021年6月にプラスチック資源循環促進法が成立、来年4月からプラスチック製品のごみの発生を抑え、使用済みのプラスチックはできる限り回収して再資源化することが求められています。
そこで注目されているのが、生分解性プラスチックの活用です。これは、土中の微生物の働きにより、最終的に水と二酸化炭素に分解されるというもの。従来使用されてきたプラスチックは分解されるまでに数十年から数百年かかるといわれ、長期間埋立地に放置されていました。一方、生分解性プラスチックは、コンポストや土壌などの環境で、自然界に存在する微生物の働きにより分解され、自然に還ります。
今後も世界的に規制が強まる流れは変わりません。豊かな暮らしを続けるためにも、循環型プラスチック製品と上手に付き合っていくことが必要になりそうです。
- POLEC™について
土中の微生物の働きにより水とCO2に分解される「生分解性プラスチック」と、植物資源(バイオマス)由来の「バイオマスプラスチック」の両方の属性を持っているのが特徴です。原料にトウモロコシ由来のポリ乳酸を使用しているため、排出される二酸化炭素は製造過程で吸収され、カーボンニュートラルを実現しています。
なお、POLEC™は、ヨーロッパ地域で普及している生分解性プラスチック認証制度「DIN CERTCO」を取得しています。
POLEC™を製品化するにあたって、(1)無臭で安全性が高い (2) 成型や加工・着色がしやすく、ニーズに合わせてカスタマイズが可能(3)強度や靭性に優れている(4)静電気防止効果がある、などの特性が挙げられます。成形加工が可能なペレットをはじめ、レジ袋、ゴミ袋、宅配ビニール袋、食品用手袋、弁当容器、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)、カップ、蓋、ストロー、農業用マルチシートなど、幅広い業種に対応した多種多様な製品を展開しています。
POLEC™に関する情報URL: https://polec.jp
- POLEC™の製造会社について
- 中小企業マーケットTOKYO2022に出展
展示会名: 中小企業マーケットTOKYO2022
会期:2022年1月26日(水)~27日(木)
開催時間:10:00~17:00
場所:東京ビッグサイト 東1ホール
出展ブース(小間番号):M-080
オンライン展会期:2022年1月17日(月)~31日(月)
展示会URL:https://chusho-mkt.tokyo/
- 株式会社プライムアーク 会社概要
会社名:株式会社プライムアーク(PrimeArc Co.,Ltd.)
代表者:王 開凱
所在地:〒106-0041 東京都港区麻布台1-9-10 飯倉ITビル4F
事業内容:貿易、教育、グローバル人材サービス、外国人支援サービス、コンサルティング、通訳・翻訳、インターネット広告
URL: https://primearc.com
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