環境に優しい素材「PLASHELL (プラシェル)」使用のボタンを世界で初めて商品化、アパレル企業へ販売を開始します。
~卵の殻を60%配合したバイオマスプラスチックで、焼却時のCO2排出量を大幅に削減~
ボタン・レース・ファスナーから裏地・芯地まで取り扱う服飾副資材の専門商社 増見哲株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:増見喜一朗、以下当社)は、衣類の生産から廃棄に至るまでの環境負荷を軽減するため、卵の殻を主原料とする環境に優しいバイオマスプラスチック「PLASHELL(プラシェル)」を使用したボタンを世界で初めて商品化し、アパレル企業などに向けて販売開始いたします。
主原料となる卵殻の成分はおよそ94%が炭酸カルシウムであり、適度な耐久性と抗菌性を持っているためボタンの素材として適しています。
また、60%が自然由来素材のため、燃やせるゴミとして使用可能です。焼却時にはCO2排出を削減できるため環境にやさしい素材です。
(※可燃ごみの規定は、各地方自治体の広報でご確認ください。)
卵の殻を60%、プラスチックを40%の割合で配合するため、使用するプラスチックを削減できます。51%以上が自然由来素材のため燃やせるゴミとして使用可能です。
国内の割卵工場で安全に処理された卵の殻を使用しており、これまでほとんどが産業廃棄物として焼却処理されていた卵の殻の有効活用にも繋がります。
環境省の発表*1によると、日本国内で年間に焼却・埋め立て処分される衣類は約48万トンにのぼります。これは毎日、大型トラック約130台分を焼却・埋め立てしていることになり、焼却時に排出されるCO2が環境に与える影響が問題となっています。このように環境負荷の大きさが指摘されるファッション産業では、衣類の生産から廃棄に至るまでの環境負荷を軽減するための取り組みが近年急速に広がっています。
また、消費者の環境保護への意識も年々高まっています。消費者庁が2020年に実施した調査*2によると「エシカルな商品・サービスの購入意向がある人」の割合は、2016年と比較して19.4ポイント上昇して81.2%となりました。購入理由として「似たような商品を買うなら社会貢献につながる方がよい」が59.4%と、もっとも高い結果となりました。
このような状況を受け、当社では環境負荷を軽減する商品の企画開発を進めていく中で、卵の殻とプラスチックを混ぜ合わせたバイオマスプラスチック「PLASHELL」にたどり着きました。
当初、ボタン以外にもバックルなど様々なパーツでの商品化を試みましたが、60%が自然由来である「PLASHELL」は、従来のプラスチックと比べて成型が難しく、安定した品質の商品を生産できず苦労しました。試行錯誤の末に、世の中に出せる品質のボタンを開発し、世界ではじめて商品化いたしました。卵の殻を主原料とする「PLASHELL」を使ったボタンを通して、地球温暖化を防止しサステナブルな循環型社会を形成する事に貢献してまいります。
*1 サステナブルファッション - 環境省
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/index.html
*2 エシカル消費に関する消費者意識調査 - 消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/ethical/investigation/
1.服飾資材でご提供出来ない物はありません。
2.常に開拓精神を胸に大阪からアジア、世界へ。
3.自慢の団結力、思いやりの力で最善の仕事を。
4.アイデアとスピードで生み出す新しいファッション。
です。今後も、資材メーカーや、デザイナーとの連携を深めながら、アイテムを拡大していきます。
【会社概要】
社名:増見哲株式会社
所在地:大阪市中央区博労町3-2-14
代表者:代表取締役社長 増見喜一朗
設立: 1939年11月
資本金: 8,000万円
事業内容:服飾・繊維資材の卸売、ホームウェアの企画・製造販売
会社HP:https://masumitetsu.jp/
増見哲株式会社 https://masumitetsu.jp/
- 環境に優しいバイオマスプラスチック「PLASHELL(プラシェル)」を使用したボタン
本製品は、卵の殻を主原料とする環境に優しいバイオマスプラスチック「PLASHELL(プラシェル)」を使用しています。
主原料となる卵殻の成分はおよそ94%が炭酸カルシウムであり、適度な耐久性と抗菌性を持っているためボタンの素材として適しています。
また、60%が自然由来素材のため、燃やせるゴミとして使用可能です。焼却時にはCO2排出を削減できるため環境にやさしい素材です。
(※可燃ごみの規定は、各地方自治体の広報でご確認ください。)
- バイオマスプラスチック「PLASHELL(プラシェル)」について
粉砕して細かい粒上にした卵の殻と、ポリプロピレンなどのプラスチックを特別な技術で均等に混ぜ合わせて製造するバイオマスプラスチックです。
卵の殻を60%、プラスチックを40%の割合で配合するため、使用するプラスチックを削減できます。51%以上が自然由来素材のため燃やせるゴミとして使用可能です。
国内の割卵工場で安全に処理された卵の殻を使用しており、これまでほとんどが産業廃棄物として焼却処理されていた卵の殻の有効活用にも繋がります。
- 環境負荷を軽減するための取り組みは急務、環境に配慮した商品の購入意向がある人は80%を超える
環境省の発表*1によると、日本国内で年間に焼却・埋め立て処分される衣類は約48万トンにのぼります。これは毎日、大型トラック約130台分を焼却・埋め立てしていることになり、焼却時に排出されるCO2が環境に与える影響が問題となっています。このように環境負荷の大きさが指摘されるファッション産業では、衣類の生産から廃棄に至るまでの環境負荷を軽減するための取り組みが近年急速に広がっています。
また、消費者の環境保護への意識も年々高まっています。消費者庁が2020年に実施した調査*2によると「エシカルな商品・サービスの購入意向がある人」の割合は、2016年と比較して19.4ポイント上昇して81.2%となりました。購入理由として「似たような商品を買うなら社会貢献につながる方がよい」が59.4%と、もっとも高い結果となりました。
このような状況を受け、当社では環境負荷を軽減する商品の企画開発を進めていく中で、卵の殻とプラスチックを混ぜ合わせたバイオマスプラスチック「PLASHELL」にたどり着きました。
当初、ボタン以外にもバックルなど様々なパーツでの商品化を試みましたが、60%が自然由来である「PLASHELL」は、従来のプラスチックと比べて成型が難しく、安定した品質の商品を生産できず苦労しました。試行錯誤の末に、世の中に出せる品質のボタンを開発し、世界ではじめて商品化いたしました。卵の殻を主原料とする「PLASHELL」を使ったボタンを通して、地球温暖化を防止しサステナブルな循環型社会を形成する事に貢献してまいります。
*1 サステナブルファッション - 環境省
https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/index.html
*2 エシカル消費に関する消費者意識調査 - 消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/ethical/investigation/
- 増見哲株式会社について
1.服飾資材でご提供出来ない物はありません。
2.常に開拓精神を胸に大阪からアジア、世界へ。
3.自慢の団結力、思いやりの力で最善の仕事を。
4.アイデアとスピードで生み出す新しいファッション。
です。今後も、資材メーカーや、デザイナーとの連携を深めながら、アイテムを拡大していきます。
【会社概要】
社名:増見哲株式会社
所在地:大阪市中央区博労町3-2-14
代表者:代表取締役社長 増見喜一朗
設立: 1939年11月
資本金: 8,000万円
事業内容:服飾・繊維資材の卸売、ホームウェアの企画・製造販売
会社HP:https://masumitetsu.jp/
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