ヤクルトが荒川区と、「がん検診率の向上に向けた協定」を締結
荒川区民のがん罹患による死亡率を下げるため、区と協力した体制づくりを開始
荒川区・足立区のヤクルト販売を担当している城北ヤクルト販売株式会社は8月1日、荒川区と、がん知識の啓発・がん検診率の向上等に向けた包括連携協定を提携いたしました。
荒川区では現在、区民の死因第一位ががんとなっています。
その要因として、長期的にがんになりやすい生活習慣を続けてしまうことや、がん検診未受診による発見の遅れ等があげられます。
現在では医学の進歩により、がんは早期発見・早期治療を治癒が期待できる病気に変わってきています。
本提携によって城北ヤクルト販売と荒川区が協力し、区民へのがんに対する知識の啓発を行い、「がんになりにくい体質づくりの周知」と「検診率の向上・がんによる死亡率の抑制」を目指します。
提携事項
・がん知識についての啓発、がん検診の受診率向上に対する活動
・小中学校における、がん教育に関すること
・がん対策においての、荒川区・荒川区医師会、ヤクルトの協業
■足立区での活動実績について
城北ヤクルト販売はすでに足立区と提携して、区内で以下のような活動を行なっています。
・ヤクルトレディの訪問による、がん知識の普及と検診受診啓発活動
・中学校での、がん教室「中学生が知っておきたいがんの話」の開催
・高齢者への見守り活動
・日本対がん協会へ売上金の一部寄付や介護施設や病院へ、車椅子を年間20台寄付する活動
■高齢者みまもりネットワークへの協力について
今回の連携に際してヤクルトの配達網を活用し、荒川区が運営する「高齢者みまもりネットワーク」のリーフレットを地域の高齢者の方へ配布しました。
高齢者みまもりネットワークとは、見守りを希望する高齢者を記載した「みまもり名簿」を活用し、区、地域、高齢者みまもりステーションが連携して、日頃の見守りや安全確認を行う事業です。
緊急通報システムや、配食見守りサービス等さまざまなサポートを利用することができます。
足立区では配達時において、ヤクルトレディが体調不良で動けなくなってしまっている高齢の方を発見し緊急対応を行なった等、救命に繋がったケースもあります。
当社の配達ネットワークを通して、地域の方が安心して過ごせる様に見守りを行なってまいります。
高齢者みまもりステーション(地域包括支援センター併設)
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a028/koureishairyou/soudammadoguchi/mimamori-station.html
■ヤクルトは、子どもたちの命を救うために設立された会社です
ヤクルトの創業者である代田 稔は医師で、京都帝国大学(現在の京都大学)で消化管にすむ微生物の研究に取り組んでいました。
栄養状態と衛生状態の悪さから、赤痢やチフスといった伝染病で子どもたちが次々と命を落としていた時代でした。
代田は、感染症による子どもの死を大きな社会課題であると捉えました。
病気にかからないため予防の大切さを考えて、腸内の善玉菌を増やす乳酸菌飲料を開発しました。薬としてではなく食品として開発することで、誰もが手に入れられる価格で販売することにしたのです。
乳酸菌飲料「ヤクルト」は1935年、こうして誕生しました。
予防医学に尽くしてきた創業当時からの想いを、社会と地域の課題を解決する「代田イズム」として私たちは現代に継承しています。
参考資料
ヤクルトが、がん検診率向上のため 足立区の中学校で出張授業を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000080382.html
城北ヤクルト販売(株)が足立区と協定。北千住にて、「がん予防イベント」開催。ライブ配信も実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000080382.html
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