世界最大級のファッション見本市プルミエール・ヴィジョン・パリへ初出展!"破れない和紙" × 日本の伝統的な加工技術で新素材を展開

千年続く和紙・障子紙の産地に本社を構える 株式会社大直(本社:山梨県市川三郷町/代表取締役:一瀬美教)がファッションテキスタイルの見本市「プルミエール・ヴィジョン・パリ」に初出展します。

株式会社大直

日本の職人技による加工を施した「NAORON+」

大直は2025年2月11日(火) ~ 13日(木)にパリ・ノール・ヴィルパント見本市会場で開催されるファッションテキスタイルの見本市「プルミエール・ヴィジョン・パリ」の「メゾン・デクセプション」へ初出展します。2025年のメゾン・デクセプションは各国から選出された24社のみが参加できるエリアです。日本からは大直を含めて6社が参加します。

大直からは、再生ペットボトル繊維を和紙漉きの製法で生み出した素材「NAORON(ナオロン)」に、金銀の箔押しや、皮革のように見えるエンボス加工を施したものなど、アニマルフリー素材としてさまざまなプロダクトに活用可能な「NAORON+(ナオロンプラス)」の加工サンプルを展示します。

出展アイテムについて

イノベーションにより誕生サステナブルな新素材和紙

大直の開発した素材「NAORON(ナオロン)」はペットボトル由来の再生ポリエステル繊維から作られています。柔らかくしなやかで、強度があり、耐水性に優れています。

再生ポリエステル繊維を原料とするからこそ、さまざまなテキスタイル加工技術の応用が可能であり、また縫製が可能なファッション・マテリアルです。

ペットボトル再生ポリエステル繊維和紙「NAORON」
原料となる再生ポリエステル繊維のショートカットファイバー

Savoir-faire(サヴォアフェール) 日本の職人技から生まれた加工和紙素材

ペットボトル再生ポリエステル繊維和紙「NAORON(ナオロン)」に日本の伝統工芸の職人が加飾加工した素材が「NAORON+(ナオロンプラス)」です。

京都の友禅染め、京都西陣の金銀箔押し、テキスタイルのプリーツ加工を手がける工房。それぞれのサヴォアフェール(職人技)と「NAORON(ナオロン)」を掛け合わせることで新たな表情を帯びた素材です。

「NAORON+」銀の箔押し
さまざまなプリーツ加工を施しています

新たなアニマルフリー素材 プレス加工によるフェイクレザー

動物愛護、環境負荷の低減から革製品の代替となる素材に注目が集まっていますが、「NAORON+(ナオロンプラス)」では、革製品のように見えるさまざまなエンボス加工を施したタイプもご紹介します。

さまざまなエンボス加工を施しています
再生ポリエステル繊維和紙にエンボス加工

見本市概要

会場:プルミエール・ヴィジョン・パリ内 メゾン・デクセプション会場
開催日 : 2025年2月11日(火) ~ 13日(木)
会場 : パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場 (Parc d’expositions Paris Nord Villepinte)
出展者数:約1,061社
来場者数:約3万人
主催:Premiere Vision社

プルミエール・ヴィジョン・パリ(Premiere Vision Paris)について

1973年に設立され、現在では世界最大規模で最も影響力が有るとされているファッションテキスタイルの見本市です。パリの北郊外シャルルドゴール空港近くのノール・ヴィルパント見本市会場で、年2回、3日間の会期で開催されます。

プルミエール・ヴィジョン・パリは、世界中の主要なテキスタイル・メーカーが出展する最も重要な国際的な生地見本市としての地位を確立し、ここで発信されるトレンドは繊維業界全体に影響を与えるものとされ注目を集めます。

世界中から1,200社以上の出展企業、来場者は3日間で3万人以上(2024年実績)。
https://www.premierevision.com

メゾン・デクセプション(Maison d’Exceptions)について

プルミエール・ヴィジョンのメゾン・デクセプションは、国際的な職人技を紹介する特設エリアです。

仏語で「傑出したメゾン」を意味するこのエリアには「類まれな素材」や「伝統や職人技術を生かした素材」を基準にセレクトした小規模でも特別なクリエーションが出来るメーカーを集め、ハイエンドのメゾンやブランドをターゲットにした提案をしています。

特別に招待されたラグジュアリーブランドやファッションデザイナーと招待者のみが入場できるエリアです。

代表コメント

プルミエール・ヴィジョン・パリへの出展の意思表示をした際、主催者側からは「Good timing!」と歓迎していただきました。和紙や紙、伝統工芸の可能性を感じての一言であり、出展への力強いエールを頂いたと感じています。

日本の「和紙」は長期保存の可能なものであると同時に、繊維をほどき、繰り返し使うことができるサステナブルな素材です。

伝統産業が生き残っていくには、伝統を現代の暮らしに合わせた形へ変化させていく必要があるでしょう。

伝統的な和紙の風合いを生かす機械漉きの工程に、再生プラスチックから作る繊維を漉き込むことで、従来の和紙では叶わなかった加工を可能にしました。さまざまな表現方法を試せることは、ファッション業界においても大きな強みになると確信しています。

日本のものづくりと、世界のトップクリエイターのクリエイティビティが融合し、さらに新しい創造的なプロダクトや作品が生まれることを心待ちにしています。

株式会社大直について

千年続く和紙・障子紙の産地に本社を構える 株式会社大直は、日本の歳時記に寄り添った和紙のお飾りを中心に展開する「めでたや」のほか、サステナブルで耐久性の高い、日常に使える和紙製品「SIWA|紙和」を展開しています。

【会社概要】

株式会社大直(おおなお)

株式会社大直(おおなお)

所在地:〒409-3606
山梨県西八代郡市川三郷町高田184-3
代表者:一瀬 美教
設立日:1974年1月
事業内容:和紙および和紙製品の製造、卸売、小売
URL:https://onao.co.jp/

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ビジネスカテゴリ
日用品・生活雑貨
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会社概要

株式会社大直

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URL
https://onao.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
山梨県西八代郡市川三郷町高田184-3
電話番号
055-272-0321
代表者名
一瀬美教
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1974年01月