「ねこの認知症 写真展」新宿マルイ本館で9月24日まで開催中
〜 9月21日は「世界アルツハイマーデー」〜6組のねこたちの愛くるしい写真とともに、ねこの認知症を考える
イベント初日は、多くのお客様と報道関係者が訪れ、ねこの認知症への理解・関心を高めていただきました。
愛猫を記録にも記憶にも残す「ねこの認知症 写真展」
人やいぬに比べ、ねこに関する研究はあまり進んでいないのが現状です。そこで、まずはねこの認知症の存在を知っていただくきっかけをつくりたい、という想いから今回の「ねこの認知症 写真展」を企画いたしました。
この写真展は、認知症やその他の病気・疾患と向き合う高齢のねこたちの写真が集まる、これまでにない試みです。ご応募いただいた中から選ばれた6組のねこちゃんの写真を、猫写真家 石原さくらさん(@sakuraquiet)が撮影。
ねこちゃんの健康を願う飼い主さんたちのメッセージとともに、それぞれのねこちゃんの “大切な瞬間”の写真を展示いたします。写真のほかにも、ねこの認知症について知るコーナーやお土産(1日限定60組)などもご用意しております。
<開催概要>
タイトル:ねこの認知症 写真展
日時:2023年9月20日(水)〜24日(日)
開館時間:11:00~20:00
※最終日24日(日)のみ18:00までの開催
場所:新宿マルイ本館 3階(東京都新宿区新宿3丁目30−13)
入場料:無料
撮影:猫写真家 石原さくらさん
<コメント>
あなたと一緒に暮らし、生きた時間を忘れない、いつもそう思っています。
それでも、悲しくも記憶だけに頼ると曖昧なもので、時間と共に感触は薄れていく。だから私たちはいろんなものを写真に撮っておきたくなるのでしょう。写真は、忘れてしまうかもしれないこの一瞬を閉じ込めて、大切な時間がその中に存在し続けているような、あたたかい気持ちをくれるものだと思っています。
そんな写真の力を信じて、認知症やその他の病気に向き合うねこたちの撮影に臨みました。私自身がこれまで一緒に暮らしてきたねこのことや、現在一緒に暮らしている高齢のねこの姿を重ねながら、ありったけの敬愛を込めてシャッターをきりました。
ねこも老いるとどうしても避けられない聴力や視力の低下が見られ、おもちゃや音などで目線をひくことは難しい。だから今回は、その場所にいる空気みたいな存在になるよう心がけ、彼らの自然体を撮影していきました。撮影をさせてもらったどのご家庭でも、飼い主さんと紡いできた長い歳月を、双方の深い愛情を感じずにはいられない時間を過ごすことができました。
<プロフィール>
ねこの写真家で愛玩動物飼養管理士。東京都出身、東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。雑誌での写真連載や、写真教室を定期的に開催する。またデボンレックスとシンガプーラのブリーダーとして自身のキャッテリーを運営するなど、ねこ好きが高じてねこにかかわる様々な活動に積極的に取り組む。世界中の愛猫家との繋がりを通して、ねこを愛する全ての人に、ねこと人とのより良いあり方を提案することをライフワークとしている。
インスタグラム:https://www.instagram.com/sakuraquiet/
あまり知られていない?ねこの認知症
認知症とは、脳の病気や障害などの原因により、認知機能が低下して、日常生活に支障がでてくる状態を表す言葉です。ねこにも同様の状態があり、加齢による脳の老化が日常生活に支障をきたすような事例が確認されています。認知機能の低下に伴う行動の変化は、早い場合10歳くらいから観察されるという研究報告も存在します。
愛猫が認知症かどうかを知る方法の1つとして、ねこの認知症チェックリストがあります。認知症でよく見られる行動がリストになっており、当てはまる行動がいくつかあると認知症の可能性があります。会場では、その他にも認知症に関する掲示物をご用意しており、ねこちゃんとの末永い暮らしのために飼い主さんができることを学べる場となっております。
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