JA横浜、生成AIで渉外活動を強化 ― イマジエイトの「AIフォワードハブ」を本格展開開始
イマジエイト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:津田 幸佑)が提供する生成AI「AIフォワードハブ」を、横浜農業協同組合(本店:神奈川県横浜市、代表理事組合長:柳下 健一、以下JA横浜)が展開開始したことをお知らせします。
■背景
ChatGPTの登場以降、生成AIは一過性のブームを超え、不可逆的なテクノロジーとして普及が加速しています。業務効率の向上と顧客への提供価値の拡大を目指し、イマジエイト株式会社が提供する「AIフォワードハブ」がJA横浜に導入されています。
2024年4月に、選抜された渉外担当者18名に対してアイデアソンとして先行導入を実施していました。同年11月からは組織全体で、渉外支援や社内手続きの問い合わせ対応(2024年12月予定)など、多岐にわたる業務での生成AIの活用が期待されています。
■AIフォワードハブとは
組織の生産性向上を支援するAIプラットフォームです。堅牢なセキュリティ対策が施されており、入力内容が学習用データとして取り込まれたり、社外に情報が漏洩することはありません。
使いやすいチャット機能、標準装備されたAIアプリ、高精度のRAG(検索拡張生成)で業務の効率を高めます。
■これまでの取り組み内容
▶アイデアソン
2024年4月から8月にかけて、約200名の渉外担当者のうち選抜された18名を対象に生成AIアイデアソンを実施しました。AIとの対話方法やプロンプトの設計方法を学び、渉外活動における生成AIの活用についてアイデアを出し合いました。最後の活用報告会では、各人が自身の活用方法をデモを交えてプレゼンテーションを行いました。
▶生成AIアプリ
アイデアソンで生まれたアイデアを汎用化するため、AIアプリが開発されました。このアプリはAIフォワードハブの『AppBase』プラットフォームで運用され、「ロールプレイボット」、「会話共感ボット」「テレアポスキル向上ボット」などが実装されており、利用されながら継続してブラッシュアップがされていきます。
▶生成AI利活用ガイドライン
アイデアソンで得たアイデアをもとに、JA横浜全体で汎用的に活用できる「生成AI利活用ガイドライン」が策定されました。約50ページにわたり、AIを業務で使う際のポイントや注意事項がまとめられています。ガイドラインに記載されているプロンプト例をAIフォワードハブに入力すれば、AIを初めて使う人でもAIの反応を確認することができます。
▶組織内マニュアル連携(12月運用予定)
RAG(拡張検索生成)を活用し、組織内に蓄積された膨大なマニュアルをChatGPTと連携させ、回答を得られるシステムを構築しています。これによりマニュアル検索や特定に費やす時間削減を目指しています。対象マニュアルごとにインデックスが作成され、回答の参照元を出力するなど、精度向上の工夫も凝らされています。
■お問い合わせ
生成AIプロジェクトに関するお問い合わせや、AIフォワードハブに関するご説明を希望の際は以下フォームよりご連絡ください。
■JA横浜概要
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会社名:横浜農業協同組合(JA横浜)
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代表理事組合長:柳下 健一
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設立日:2003年4月1日
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所在地:〒241-0821 神奈川県横浜市旭区二俣川1丁目6番地21
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事業内容:
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信用事業
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共済事業
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購買事業 など
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■イマジエイト会社概要
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会社名 イマジエイト株式会社(英語名:Imageight,Inc.)
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代表者 代表取締役CEO 津田 幸佑
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設立 2023年1月
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所在地 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-6-2エクラート渋谷ビル5F
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事業内容:AIや先端技術を活用したDX支援
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AIフォワードハブ運用
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ChatGPT研修、伴走支援
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BPR支援
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