CO2吸収プラスチック開発の㈱ベホマル、日本青年会議所主催『第8回価値デザインコンテスト』で文部科学大臣賞を受賞
㈱ベホマルは樹脂用添加剤としてのバイオマスCO2吸収材を開発製造販売するスタートアップ。150社を超える応募の中から、今年新設の文部科学大臣賞の初代受賞者として選ばれました。
株式会社ベホマルは、120を超える企業団体の応募があった日本青年会議所主催『第8回価値デザインコンテスト』にファイナリスト7社のうちの1社として参加し、科学技術を用いた新しい価値デザイン創造部分が高く評価され、「文部科学大臣賞」を受賞しました。
https://www.jaycee.or.jp/kigyoushien-pf/outline/contest/
価値デザインコンテストについて
「価値デザインコンテスト」は、「価値デザイン経営」に基づく新しいビジネスアイデアを創出していくコンテストです。知財推進計画2020では、価値デザイン経営について、「企業の持続的成長のためにはイノベーションを起こし続ける必要があるが、既存のニーズにそのヒントを求めず、自己固有の価値観・存在意義を確認し、社会に対して実現したい価値とそれを共創・共有する自他の将来像を明確化し、将来像と従来像とを比較することで現在の戦略を策定する、すなわち、自己と他者の過去・現在・未来の価値を統合的に把握する、真の価値デザイン経営の考え方を実践することが重要である」とされています。
日本青年会議所は文部科学省の所管で、「文部科学大臣賞」は本年度から新設された賞です。価値デザインコンテストの社会課題を解決だけでなく、企業の尖ったところを用いた稼ぐビジネスプランに主眼を置き、科学技術の分野にも対象を広げるという趣旨から、新設されました。
株式会社ベホマルについて
株式会社ベホマル(社長:西原麻友子、所在地:滋賀県草津市)は、2022年11月創業の環境系ディープテックスタートアップです。https://www.behomal.co.jp/
大気中から二酸化炭素(CO2)を吸脱着する樹脂用添加剤素材、バイオマスCO2吸収材の研究開発販売と、それを添加したプラスチック製品「DACプラ(ダックプラ)」の社会実装を目指しています。
本事業は元々大手電子部品メーカーに研究開発職として勤務していました社長西原の「子供たちに美しい地球を残したい」という想いから始まりました。2022年に脱サラ創業、創業当時は社長自宅の和室の一角に小さな実験スペースを作り研究を行い、その後立命館大学と共同研究や、中小機構運営のレンタルラボ立命館大学BKCインキュベータに入居し本格的に研究開発を開始。
会社ビジョンは「地球を救う勇者になろう」です。DACプラは製品一つ一つのCO2吸収固定量は決して多くはありません。またそれを使うことで一人一人が出来る地球温暖化防止への貢献も小さいものかもしれません。ですが「いつでもどこでも誰ても手軽に取り組める環境貢献活動」として全人類が勇者になれる、全員が力を合わせることで、塵も積もれば山となる、大きなムーブメントになると考えています。
多くの方からの支援と、ビジョンに共感し事業を進める仲間とともに、これからも研究開発を続け、世界中の人が当たり前に使っている社会を目指します。
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