【インバウンド対応に追われる自治体職員|「翻訳機 vs 通訳アプリ」人気なのは?】約7割が「通訳アプリ」、2割強が「翻訳機」 それぞれのメリットが明らかに!
~8割以上が「通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービス」に期待~
株式会社BRIDGE MULTILINGUAL SOLUTIONS(本社:東京都新宿区、代表取締役:吉川 健一)は、通訳・翻訳サービスの導入または検討に携わったことがあり、観光事業に携わっている地方自治体の職員108名を対象に、地方自治体の通訳サービスに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
■調査概要
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調査名称:地方自治体の通訳サービスに関する実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2024年5月24日〜同年5月30日
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有効回答:通訳・翻訳サービスの導入または検討に携わったことがあり、観光事業に携わっている地方自治体の職員108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
■通訳・翻訳サービスの導入を検討した理由、「地域の名産品などの魅力を伝えたいから」や「インバウンド需要が高く対策をしたいから」など
「Q1.通訳・翻訳サービスの導入を検討した理由を教えてください。(複数回答)」(n=108)と質問したところ、「地域の名産品などの魅力を伝えたいから」が47.2%、「インバウンド需要が高く対策をしたいから」が45.4%、「訪日外国人の観光体験を向上させるから」が36.1%という回答となりました。
・地域の名産品などの魅力を伝えたいから:47.2%
・インバウンド需要が高く対策をしたいから:45.4%
・訪日外国人の観光体験を向上させるから:36.1%
・在留外国人が増加しているから:33.3%
・部署での多言語対応を強化するから:25.0%
・在留外国人の中期的な生活を充実させたいから:24.1%
・在留外国人の心理的な負担を軽減するから:16.7%
・その他:0.9%
・わからない/答えられない:5.6%
■通訳アプリが68.5%で圧倒的人気
「Q2.通訳アプリと翻訳機、どちらが良いと思いますか。」(n=108)と質問したところ、「通訳アプリ」が68.5%、「翻訳機」が22.2%という回答となりました。
・通訳アプリ:68.5%
・翻訳機:22.2%
・わからない/答えられない:9.3%
■通訳アプリの方が良いと思う理由、第1位「いつでも利用できるから」(55.4%)
Q2で「通訳アプリ」と回答した方に、「Q3.通訳アプリの方が良いと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「いつでも利用できるから」が55.4%、「難しい文章でもニュアンスまで伝わるから」が52.7%、「すぐに現場へ導入できるから」が44.6%という回答となりました。
・いつでも利用できるから:55.4%
・難しい文章でもニュアンスまで伝わるから:52.7%
・すぐに現場へ導入できるから:44.6%
・オペレーターによっては専門分野の知識にも対応しているから:39.2%
・救急など有事の際に正確に対応できるから:39.2%
・定額制のことが多く、導入後のコスト変動が少ないから:14.9%
・その他:1.4%
・わからない/答えられない:0.0%
■翻訳機を選ばなかった理由、「難しい文章になるとニュアンスまで伝わらないから」や「専門分野の知識など反映できていないから」などが上位に
Q3で「通訳アプリ」と回答した方に、「Q4.翻訳機を選ばなかった理由を教えてください。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「難しい文章になるとニュアンスまで伝わらないから」が37.8%、「専門分野の知識など反映できていないから」が36.5%、「救急など有事の際に正確性が欠けると思うから」が33.8%という回答となりました。
・難しい文章になるとニュアンスまで伝わらないから:37.8%
・専門分野の知識など反映できていないから:36.5%
・救急など有事の際に正確性が欠けると思うから:33.8%
・体制の構築まで時間や手間がかかるから:33.8%
・端末の操作などITリテラシーを必要とするから:31.1%
・セキュリティ面で懸念があるから:21.6%
・その他:1.4%
・わからない/答えられない:2.7%
■翻訳機が良いと思う理由、「いつでも気軽に使えるから」や「流暢な文章に変換してくれるから」など
Q2で「翻訳機」と回答した方に、「Q5.翻訳機が良いと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=24)と質問したところ、「いつでも気軽に使えるから」が54.2%、「流暢な文章に変換してくれるから」が41.7%、「過去データから専門分野にも対応できるから」が41.7%という回答となりました。
・いつでも気軽に使えるから:54.2%
・流暢な文章に変換してくれるから:41.7%
・過去データから専門分野にも対応できるから:41.7%
・音声から文章を読み取ることもできるから:37.5%
・翻訳のクオリティに差が出ないから:25.0%
・費用が抑えらえるから:16.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■通訳アプリを選ばなかった理由、「気軽に利用できないから」が45.8%で最多
Q2で「翻訳機」と回答した方に、「Q6.通訳アプリを選ばなかった理由を教えてください。(複数回答)」(n=24)と質問したところ、「気軽に利用できないから」が45.8%、「サービスによっては対応できる言語が限られているから」が25.0%、「費用が高いから」が20.8%という回答となりました。
・気軽に利用できないから:45.8%
・サービスによっては対応できる言語が限られているから:25.0%
・費用が高いから:20.8%
・通訳者を選べないから:20.8%
・人によって通訳のクオリティに違いが出るから:20.8%
・その他:4.2%
・わからない/答えられない:4.2%
■82.4%が、通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービスに「興味がある」と回答
「Q7.通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービスがあったらどのように思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常に興味がある」が36.1%、「やや興味がある」が46.3%という回答となりました。
・非常に興味がある:36.1%
・やや興味がある:46.3%
・あまり興味はない:11.1%
・全く興味はない:4.6%
・わからない/答えられない:1.9%
■通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービスに興味をもつ理由、「複雑で伝わりにくい文章は翻訳機で対応できるから」や「シーンに合わせて通訳・翻訳手法が選べるから」など
Q7で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q8.通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービスに興味をもつ理由を教えてください。(複数回答)」(n=89)と質問したところ、「複雑で伝わりにくい文章は翻訳機で対応できるから」が58.4%、「シーンに合わせて通訳・翻訳手法が選べるから」が57.3%、「ニュアンスを含めた正確な通訳・翻訳ができるから」が42.7%という回答となりました。
・複雑で伝わりにくい文章は翻訳機で対応できるから:58.4%
・シーンに合わせて通訳・翻訳手法が選べるから:57.3%
・ニュアンスを含めた正確な通訳・翻訳ができるから:42.7%
・専門用語が含まれる文章は人が介入することで解決するから:34.8%
・対応言語の幅が広そうだから:24.7%
・その他:1.1%
・わからない/答えられない:0.0%
■通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービスを活用したい自治体での業務、「税金などの複雑な内容の窓口」や「繊細な生活相談(生活保護、DVなど)の窓口」など
Q7で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q9.自治体での業務において、通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービスをどのような業務で活用してみたいと思いますか。(複数回答)」(n=89)と質問したところ、「税金などの複雑な内容の窓口」が55.1%、「繊細な生活相談(生活保護、DVなど)の窓口」が51.7%、「就職支援で本人のスキルに見合った就職先の紹介」が34.8%という回答となりました。
・税金などの複雑な内容の窓口:55.1%
・繊細な生活相談(生活保護、DVなど)の窓口:51.7%
・就職支援で本人のスキルに見合った就職先の紹介:34.8%
・医療に関する窓口:33.7%
・広報紙などの多言語化:31.5%
・その他:2.2%
・わからない/答えられない:4.5%
■「防災/減災関連」や「観光案内所」などの業務にも
Q9で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、自治体の業務において、通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービスを活用してみたい業務があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=85)と質問したところ、「防災/減災関連」や「観光案内所」など60の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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51歳:観光案内所。
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51歳:法的措置。
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62歳:外国人が窓口に来る可能性がある、すべての職場や業務において幅広く導入すればよいと思う。
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56歳:防災/減災関連。
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56歳:救急業務。
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54歳:検査中の会話や指示。
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50歳:観光部門での施策に活用。インバウンド対策、住民サービス向上。
■まとめ
今回は、通訳・翻訳サービスの導入または検討に携わったことがあり、観光事業に携わっている地方自治体の職員108名を対象に、地方自治体の通訳サービスに関する実態調査を実施しました。
まず、通訳アプリと翻訳機、どちらが良いか尋ねたところ、通訳アプリが68.5%、翻訳機が22.2%という結果となりました。それぞれ良いと思う理由について尋ねると、通訳アプリは、「いつでも利用できる」(55.4%)や「難しい文章でもニュアンスまで伝わる」(52.7%)、翻訳機は、「いつでも気軽に使える」(54.2%)や「流暢な文章に変換してくれる」(41.7%)などが上位の回答となりました。そこで、通訳アプリと翻訳機のハイブリッドサービスについて伺うと、興味を持つ人は82.4%にも上り、特に「複雑で伝わりにくい文章は翻訳機で対応できるから」(58.4%)や「シーンに合わせて通訳・翻訳手法が選べるから」(57.3%)などが理由のようです。このハイブリッドサービスは、「税金などの複雑な内容の窓口」(55.1%)や「繊細な生活相談(生活保護、DVなど)の窓口」(51.7%)などに活用してみたいと期待の声が寄せられました。
今回の調査では、地方自治体の職員が、増加する訪日外国人の対応のために、通訳アプリや翻訳機の導入を進めており、それぞれのメリットが明らかになりました。今後ますます、インバウンド需要の高まりや多文化共生社会の進展により、正確な通訳・翻訳サービスの需要が増加していくのではないでしょうか。通訳アプリと翻訳機の利点を兼ね備えた「ハイブリッドサービス」に期待が高まります。
■12月17日|「第14回インバウンドビジネスセミナー」開催!高付加価値旅行の実現、訪日観光客に選ばれるためには?
12月17日、「高付加価値旅行の実現:訪日観光客に選ばれるためには?」をテーマとし、「第14回インバウンドビジネスセミナー」を開催します。近年、訪日観光客の増加とともに、旅行体験に対するニーズが多様化しています。従来の観光地巡りから、より個性的で特別な体験を求める旅行者が増えており、単に「観光」ではなく、その地域でしか得られない「高付加価値」の体験が重要視されています。
このセミナーでは、高付加価値旅行の在り方を探り、地域が持つ独自の観光資源を最大限に活用した新しい観光ビジネスモデルの構築を目指すべく、あらゆる施策・情報を得る機会を皆様と共有したいと考え、地域産業・観光産業の活性化の視点から様々な取組をいただいている講師の皆様にご高話を頂戴予定です。この機会に是非ご参加ください。
<概要>
日時 :2024年12月17日(火)12:45〜16:30
開催形式:オンライン&オンサイトのハイブリッド形式
会場 :九段テラスコンファレンス&バンケット 301 杏
主催 :一般社団法人インバウンドガイド協会
協賛 :株式会社BRIDGE MULTILINGUAL SOLUTIONS
申込 :https://inboundseminar2024.peatix.com/
締切 :12月16日(月)中
■【1デバイスで同時通訳を実現!世界76言語対応】AI通訳サービス×ヒトの通訳者=通訳会社の通訳アプリ「BRIDGEアプリ」
AI通訳だけだと不安…そんな声から「BRIDGEアプリ」は誕生しました。簡易的な日常の通訳から、複雑なシーンを含めたあらゆる言語障壁を解決できる通訳会社が手掛けたアプリで、最先端の言語処理技術に基づく高度なAI通訳サービスと経験豊富なプロフェッショナル通訳者によるオンライン通訳サービスの両方を組み合わせており、高品質な通訳サービスの利用が可能です。
詳しくはこちら▶︎ https://bridge-msj.com/
■会社概要
会社名 :株式会社BRIDGE MULTILINGUAL SOLUTIONS
設立 :2010 年5 月17 日
代表者 :代表取締役社長 吉川 健一
所在地 :〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目3番17号 FORECAST 新宿SOUTH 4F
事業内容:通訳・翻訳業務、多言語コンタクトセンターの運営、バイリンガルスタッフ人材支援、外国語コールセンター(オンサイト、アウトソーシング)、日本語コールセンター(オンサイト、アウトソーシング)、外国語コールセンター、コンシェルジュサービスの運営、多言語ホームページの作成、メールサポート業務(外国語・日本語)、通信キャリアポート業務、モバイルアプリ開発、顧客データベース構築
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