「寝室は別がいい!」静岡県民の住宅選びのホンネとは?

静岡県内に住む20代~60代 500人への住宅と老後に関する意識調査結果発表

株式会社橋本組

橋本組住宅サイト

株式会社橋本組(本社:静岡県焼津市、代表取締役:橋本真典)は、静岡県内に住む20代から60代の男女500人を対象に住宅に対する意識調査を実施し、その結果を発表しました。本調査は、居住環境へのこだわりや建設業者選びの決定要素、デザインへの嗜好、さらには各年代・性別ごとの意識の違いを明らかにすることを目的としています。本調査の結果により、今後の住宅設計や提案において、多様なライフスタイルや価値観を反映させるアプローチが重要であることが明確になりました。

調査サマリー

1.住宅選びでは、「信頼・安心」が最重要要素

・全世代・性別で「信頼・安心」を住宅選びの最優先事項として回答。男性の58.4%、女性の66.8%がこれを重視

・昨今の災害や不正施工の報道が信頼できる住宅への期待を高めている可能性。

2.「デザインの自由度」への関心

男性の35.3%、女性の47.7%が「デザインの自由さ」を重視し、特に女性層からの支持が高い。

・個性を反映した住空間へのニーズが増加。

3.「パーソナルスペース」の重要性

「寝室は別がいい」と回答した割合が男性の7.7%に対して女性は18.9%

・在宅ワークの増加に伴い、プライバシーを保ちながら快適な共用空間を求める声が高まる。

4. 老後を見据えた住宅需要

・男女ともに高齢者向けのバリアフリー設計、安全性を重視。

・40代以降ではライフステージに応じたリフォームや住み替えのニーズが増加。

●デザインの自由度と安心感、住宅選びの新基準

住宅選びでは「信頼・安心」が最も重視され、男性58.4%、女性66.79%が建設業者選びの決め手として挙げています。災害や不正施工の報道が信頼への期待を高めたと考えられ、施工の透明性や品質管理が重要視されています。

また、「デザインの自由さ」を求める声も多く、男性35.29%、女性47.71%がこれを重視。特に女性は個性を反映した住空間への関心が高く、ライフスタイルに合わせた柔軟な設計やカスタマイズの需要が増加しています。

●「夫婦仲良しの秘訣は別寝室」!? 高まる個別空間ニーズの真相

近年、「夫婦仲が良くても別寝室」という新たな住まいのスタイルが注目を集めています。

特に60代女性では25%以上が「別寝室」を希望し、その割合は他の年代に比べても突出しています。夫婦関係の中でプライバシーや睡眠の質を重視し、お互いの健康やライフスタイルを尊重する姿勢が背景にあると考えられます。

男性でも50代以降に「別寝室」のニーズが高まりを見せており、男女共に高齢層では個別空間の重要性が浮き彫りに。一方、20代や30代ではパートナーとの共有空間を望む声が依然として主流です。

●「孤独より自立」60代女性に見る新たなライフスタイルの兆し

60代女性の9.4%が「一人暮らし」を望むと回答しており、高齢女性の独立志向が注目されています。背景には、配偶者の死別や子どもの独立といった家族構成の変化が挙げられます。また、女性の社会的・経済的な自立が進む中、老後も自分らしく生活したいという意識が強まっていると考えられます。これにより、家族やパートナーに依存せず、自由なライフスタイルを楽しむ新たな選択肢として一人暮らしが浮上しています。

一方で、若年層では20代男性の約39%が一人暮らしを望む一方、女性は5.7%にとどまっています。若い男性の「自由を重視したい」という価値観が背景にあり、女性は家族とのつながりや安全面を重視する傾向が強いことが見て取れます。

●「愛の距離感は世代で違う?」同居意向が語るパートナーシップの変化

20代女性の同居意向が突出して高く、結婚や同棲を通じて安定したパートナーシップを求める傾向が明らかになりました。一方で、20代男性は「自由な生活」を優先し、同居には慎重な姿勢を見せています。このギャップが、若者の価値観の多様性を物語っています。

一方、60代では立場が逆転。男性は「孤独を避けたい」という思いから同居を望む割合が高いのに対し、女性は「自立と自由な時間」を楽しむ独立志向が際立っています。老後の住まいにおける価値観の違いが浮き彫りとなりました。

住宅業界には「距離感をデザインする住まい」の提案が求められそうです。

●「年金だけじゃ足りない」65歳以上の収入源のリアル

65歳以上の収入源として「年金」のみで生活する割合は高いものの、多くの人が「仕事を続ける」選択をしています。その背景には、年金だけでは十分な生活を維持できないという現実があります。また、「働き続ける」ことは経済的な理由だけでなく、社会とのつながりや健康維持、そして自己実現の手段としても重要視されています。

若い世代では、「貯蓄」を重視する傾向が強く、特に20代では将来の結婚や老後を見据えた備えが優先されています。非正規雇用の増加や年金への不安が「安全策」としての貯蓄志向を後押ししていると考えられます。一方で、資産運用の知識や経験不足からリスクを避ける傾向も見受けられます。

●65歳以降のリフォーム意向に見る性別・年代別の違い

女性は全ての年代で男性よりもリフォーム意向が高いことが明らかになりました。特に60代女性では約18%がリフォームを希望しており、バリアフリー化や安全性向上など、老後を見据えた住環境の改善を重要視していることが伺えます。日常的に住まいの快適さや利便性を重視する女性ならではの視点が、早期からのリフォーム意向の高さにつながっていると考えられます。

一方、男性のリフォーム意識は全般的に低く、特に若年層では「現状維持」を好む傾向が見られます。しかし、60代に差し掛かると急激に意識が高まり、多くの男性が老後の快適性や安全性の確保に目を向け始めます。この変化には、実際に高齢期を迎えてから住環境の重要性に気づく傾向が影響していると考えられます。

●女性がリード、男性も追随する「老後も安心して住める家」

女性の38.17%が「老後も住み続けられる家」を重視しており、将来を見据えた住まいづくりでリードしていることが分かります。一方、男性も31.51%と、女性には及ばないものの、意外にも多くが老後の安心や安定を意識していることがわかりました。男性は現在の生活スタイルや利便性を優先する傾向がある中で、約3割が将来の暮らしを考えた住環境の重要性を認識しています。女性が未来志向で主導する一方、男性も徐々に同じ方向性を見据えている姿が、この結果から浮かび上がります。

静岡県内における住宅意識調査結果の総括

この調査は、性別や年代ごとの住宅ニーズや価値観の多様性を明らかにしました。特に、「信頼・安心」と「デザインの自由度」が住宅選びの中心的な要素として確認され、災害に強く、ライフスタイルに柔軟に対応できる設計が求められています。また、個別空間のニーズやリフォーム意識の高さも顕著で、ライフステージに応じた柔軟な対応が重要であることが浮き彫りになりました。これからの住宅設計・施工業者は、施工過程や品質管理の透明性を高め、信頼性を強化することがますます求められることが予想されます。

調査概要

調査時期:2024年11月5日~11月6日

調査方法:インターネット調査

調査対象:静岡県内在住の男女20代~60代 500人(無作為)

株式会社橋本組の概要

株式会社橋本組本社(静岡県焼津市)

橋本組は、静岡県焼津市に本社を構える創業102年の土木・建築事業を中心に各種事業を展開する総合建設会社です。

公共・民間建設事業に加え、デベロッパー事業、生コンクリートの製造販売、新しい概念の住宅づくりにも取り組んでおります。

[代表取締役]橋本 真典

[所在地]静岡県焼津市本町2丁目2番1号

[創業]大正11年12月    [従業員数]272名(2024年12月時点)

[企業サイト]https://www.hashimotogumi.co.jp/

 TEL.054-627-3276(代表) FAX. 054-628-8007

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会社概要

株式会社橋本組

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URL
https://www.hashimotogumi.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
静岡県焼津市本町2-2-1
電話番号
054-627-3276
代表者名
橋本真典
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
1922年12月