研修内容の定着の鍵は「実践を継続的に支援、促進する仕組みの存在」。「AI時代の研修定着に関する調査」を実施。研修受講者の8割が定着に課題。

研修定着AIを提供するシェルパス、「AI時代の研修定着に関する調査」を実施。

シェルパス(SHERPATH)

研修内容の実践サポートをAIで行う「研修定着AI」を開発するシェルパス株式会社(本社:東京都渋谷区・代表取締役:新井 豪一郎)は、会社員として働く男女424名を対象に「AI時代の研修定着に関する調査」を実施いたしました。

【調査結果サマリ】

・調査対象者は過去1年間に企業研修を受けた会社員424人

・研修の種類別に研修の満足度をみると、全体的に50%程度と高いが、研修内容の実践や定着には80%以上が課題を感じている。

・研修内容の実践が難しい理由や実践ができた理由を見ると「相談相手」の重要性が伺える

・研修内容の実践には「フォローアップの仕組み」が重要である

・研修内容の定着でも「質問・相談相手」の存在や「定着の仕組みづくり」が鍵

【調査概要】

・調査時期:2025年10月14〜10月21日

・調査方法:アンケート調査

・回答者数:会社員424人

・調査対象の研修種別は以下

 ・業務系スキル:ITスキル、マーケティング、営業、財務など。

 ・ヒューマンスキル:対人能力。リーダーシップ、傾聴力、コミュニケーション力など。

 ・コンセプチュアルスキル:思考力・概念化能力、戦略思考、俯瞰力など。

・研修の種類別に研修の満足度をみると、全体的に50%程度と高いが、研修内容の実践や定着には80%以上が課題を感じている。

研修自体の満足度はヒューマンスキルが最も高く63%、コンセプチュアルスキルが50%と続く。

一方で、研修内容を実践するのが難しいと答えたのはすべての研修種別で80%を超え、研修の満足度と相関はないことがわかる。

「研修内容の実践」について

・「実践のサポートをしてくれる存在」の重要性

研修内容の実践が難しい理由として「学んだ内容を実務に合わせて応用できなかった」「現場での個別性の高い課題に対応できなかった」の回答が多く、実践することができた理由としては「実践する際にすぐに聞ける人がいた」「社内の同僚や上司が実践のサポートをしてくれた」などが上位となり、「研修の実践をサポートしてくれる存在」の重要性が伺える。

・研修内容の実践が難しい理由・実践ができた理由を見ると「周囲のサポートや状況に応じた相談相手」の重要性が伺える

研修の種類別に実践が難しかった理由を見ると、業務系スキルでは「学んだ内容を実務に合わせて応用できなかった」がもっとも多かったのに対して、ヒューマンスキル・コンセプチュアルスキルでは「現場での個別性の高い課題に対応できなかった」が多い結果に。

管理職では自分自身の能力改善や応用といった対策以上に、現場での課題に対処するためのサポートが学びの実践に有効であることが伺える。

・研修内容の実践には内容以上に、質問・相談できる存在が重要

研修内容を実践する方法について聞くと「研修後の業務時に質問・相談ができる」が多く、研修内容の質よりも「質問・相談できる存在」が重要であると回答した人が多い結果になった。

「研修内容の定着」について

・研修内容の定着における課題は「時間が経つにつれて学んだ内容の細かい部分や重要性を忘れてしまった」がもっとも多い

研修内容の定着については時間経過とともに研修の内容や意識を保ちにくい点や、定着の仕組みが不足している点、相談や軌道修正をする場がない点が課題と回答した人が多く、実践を継続的に支援、促進する仕組みが重要性が伺える。

・研修の種類別で定着における課題を見ても「時間が経つにつれて学んだ内容の細かい部分や重要性を忘れてしまった」が多い

研修の種類別に見てももっとも多い選択は変わらない結果に。

一方でコンセプチュアルスキルでは「研修後の実践状況を振り返る機会がなかった」「うまくいかなかったときに相談したり、軌道修正したりする場がなかった」と回答した人の割合が高く、振り返りの重要性が伺える。

・研修内容の定着は業務系スキルで「質問・相談ができること」、ヒューマンスキル・コンセプチュアルスキルで「定着の仕組みづくり」が鍵

研修内容の定着をするための解決策としては、ヒューマンスキル・コンセプチュアルスキルで「定着を促すための仕組みをつくる」「実践状況を振り返る機会を設ける」が多く、継続的に実践を支援、促進する仕組みづくりづくりが重要だと感じている受講者が多いことがわかる。

・研修内容の実践や定着を支援するためにAIを活用することに対するコメント

<AI活用に前向きなコメント>

主に心理的な安全性、効率性、客観性に関する意見が多く見られる。心理的なハードルの低さ、客観性と一貫性、効率性と可用性、情報量と正確性など、AI特有の「いつでも・どこでも」できるという点や恥ずかしさや罪悪感を感じなくてよいという声が中心。

<AIよりも人間による支援の方が良いとするコメント>

AIには感情のケアができないのではないかという懸念や、経験に基づく柔軟な対応を求める声が中心。感情・情緒的な側面や、経験に基づく実践力・応用力など、人間の柔軟性に期待する声が多く見られる。

<支援はAIでも人間でもよいとするコメント>

誰がやるかよりも内容が大事という声や、時と場合によるという声が中心。どちらにしても内容が充実していればよい、AIと人間のハイブリッドで解決してほしい、両者ともに一長一短であるという声が中心。

■シェルパス株式会社について

シェルパスは「誰もがその力を発揮できる社会」の実現を目指し、現在は研修後の実践をサポートする「研修定着AI」の開発を行っています。研修プログラムの提供と、研修定着AIを活用して様々な組織課題の解決に貢献します。

◾️「AI時代の研修定着に関する調査」概要

調査名:「AI時代の研修定着に関する調査」

調査期間:2025年10月14日〜2025年10月21日

調査機関:シェルパス株式会社

調査対象:過去1年間に企業研修を受けた会社員

有効回答数:424名

調査方法:インターネット調査

■シェルパス株式会社・代表経歴

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代表取締役 新井 豪一郎

イギリス、オーストラリア、日本育ち。1997年NTT入社後、Strategy&を経て、星野リゾートにてスキーリゾート事業責任者およびスキー場再生企業の取締役COO。

2010年に株式会社CLEARNOTE(旧アルクテラス)を創業し、ノート共有アプリ「Clearnote」を日本、台湾、タイ、インドネシアで展開。各国で最も学生アクティブユーザー数の多い学習アプリに。国籍、性別、性別マイノリティも含むダイバーシティ性のある組織づくりを実施し、組織のDE&Iの重要性を再認識する。

CLEARNOTE社をコクヨ株式会社に売却後、DNX Venturesでベンチャーキャピタリストを経て、娘がより活躍できる社会を築くためにシェルパスを創業。

慶應義塾大学経済学部卒業 。慶應義塾大学院経営管理研究科にて経営学修士(MBA)取得。専攻は組織行動論。

現在、情報経営イノベーション専門職大学の客員教授も務める

【お問い合わせ】

会社概要・お問合せ先

会社名:シェルパス株式会社(pr@sherpath.jp)

代表者:新井 豪一郎

所在地:東京都渋谷区神宮前6-23-4  桑野ビル2階

設立:2024年7月29日

コーポレートサイト:https://sherpath.jp/

note:https://note.com/_sherpath

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会社概要

シェルパス株式会社

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URL
https://sherpath.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都目黒区自由が丘 1-3-19
電話番号
-
代表者名
新井豪一郎
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2024年07月