【生成AI時代の人材評価に関する実態調査】約8割が「書類だけで実力や信頼を見極めるのは難しくなった」と回答。企業・フリーランス双方が「実績・評価の可視化」を求める結果に

AIで成果物の境界が曖昧になる中、信頼を支える「第三者評価」の重要性が高まる

株式会社CareerChain

株式会社CareerChain(https://www.career-chain.com)(所在地:東京都港区、代表取締役:坂上 裕樹)は、①フリーランス/②フリーランスの活用経験・予定のある企業の人事・採用担当者を対象に、「フリーランスの採用・案件獲得における『ミスマッチの実態』とスキル評価の妥当性」に関する調査を行いました。

近年、多くの企業が成長や柔軟な組織運営のために、フリーランスなど外部人材を活用しています。

しかし、働き方の多様化が進む一方で、案件獲得や採用の現場では「スキルのミスマッチ」や「人材の見極め」といった課題が深刻化しています。

特に昨今では、生成AIの普及により、誰でも見栄えの良い職務経歴書を簡単に作成できるようになったため、実際の経験やスキルを誇張した内容でも自然に見えてしまうケースが増えています。

そのため、自己申告ベースの情報だけでは人材を正確に評価しづらくなってきています。

こうした中、企業とフリーランスの双方がどのような課題を抱え、今後の人材マッチングに何を求めているのかを把握することは、必要不可欠になってくるのではないでしょうか。

生成AIの普及で職務経歴書の信頼性は揺らいでいる?

はじめに、「生成AIの普及により、誰もが綺麗な職務経歴書を簡単に作成できるようになり『書類だけで真の実力や信頼を得る(見抜く)こと』の難易度は上がっていると思うか」と尋ねたところ、約8割の方が『非常にそう思う(生成AIの影響で大幅に難しくなった)(27.3%)』または『ややそう思う(以前より難しくなったと思う)(53.5%)』と回答しました。

この結果から、企業側は職務経歴書やスキルシートだけでは候補者の実力や信頼性を判断しづらくなっていることがうかがえます。一方で、フリーランス側も、生成AIによって誰でも一定水準の職務経歴書を作成しやすくなったことで、これまで以上に自身の実績や強みを客観的に伝えることが難しくなっている可能性があります。

生成AIの普及は企業の「見極める難しさ」と、フリーランスの「信頼を伝える難しさ」の双方に影響を与えていることがうかがえます。

フリーランスの40.6%が「実力があっても書類上で差別化できない」ことに不安

次に、フリーランスの方に、「AI技術がさらに進化した『5〜10年後』を想像した際、不安を感じるのはどの部分か」と尋ねたところ、『実力があっても書類上で差別化できなくなること(40.6%)』と回答した方が最も多く、『単価や報酬の下落(35.3%)』『自分のスキルや経験が生成AIに代替され、仕事が減ること(29.1%)』と続きました。

生成AIによる仕事の代替だけでなく、自身の実力や実績を適切に評価してもらえなくなることにも不安を感じていることがわかります。特に、生成AIの普及によって誰でも一定水準の書類を作成しやすくなる中、自身の経験や成果をどのように差別化して伝えるかが課題になっているようです。また、単価や報酬の下落への懸念も上位に挙がっており、将来的な収入面への不安を抱えるフリーランスも一定数いることがわかります。

では、フリーランスを評価する企業側は、生成AI時代にどのような課題を感じているのでしょうか。『生成AIを活用できる人材とできない人材の格差拡大(46.8%)』と回答した方が最も多く、『AI成果物の品質管理・責任の所在が曖昧になること(40.7%)』『候補者のスキルレベルの見極めがさらに困難になること(28.7%)』と続きました。

企業はAI活用によって生じる人材評価や組織運営上の変化に不安を感じていることがわかります。特に、AIを使いこなせる人材とそうでない人材の差が広がることや、成果物の品質・責任範囲の管理に課題を感じている企業が多いようです。

また、約3割が『候補者のスキルレベルの見極めがさらに困難になること』を挙げており、生成AI時代における人材評価のあり方について課題を感じていることもうかがえます。

生成AI時代、人材評価で求められるのは「技術力+人間的価値」

続いて、「フリーランスに求められる価値は『技術力』から『人間的な信頼やコミュニケーション力』へと比重が移っていくと思うか」と尋ねたところ、約7割の方が『大きく移っていくと思う(信頼・人間性が最重要に)(22.4%)』または『やや移っていくと思う(技術力に加え、信頼の比重が増す)(49.2%)』

と回答しました。

多くの方が生成AI時代においては信頼性やコミュニケーション力といった人間的な要素の重要性が高まると考えていることがわかります。一方で、『技術力+信頼の両方が今以上に重要になると思う』との回答も一定数見られたことから、技術力から比重が移るのではなく、技術力に加えて人間的な価値も求められるようになると捉えている方もいることがうかがえます。

では、こうした環境の中で、実力や信頼性を伝えるために、現在はどのような方法が活用されているのでしょうか。

まず、フリーランスの方に、「『本当の実力や人間性』を証明する際に頼っている手段」について尋ねたところ、『GitHub等のコード・成果物リポジトリの公開(39.0%)』と回答した方が最も多く、『ポートフォリオサイトや成果物の公開(30.5%)』『面談時の直接アピール(26.3%)』と続きました。

フリーランスは職務経歴書などの書類だけではなく、実際の成果物や制作実績を通じて自身のスキルや実力を伝えようとしていることがわかります。一方で、『面談時の直接アピール』も上位に挙がっていることから、成果物だけでは伝えきれない経験や仕事への向き合い方、人柄などを直接伝える機会も重要であることがわかります。実力や信頼を伝えるうえでは、成果物による客観的な実績の提示と、面談でのコミュニケーションの双方が重要な役割を果たしているといえます。

企業側はフリーランスの実力や人間性をどのように見極めているのでしょうか。

フリーランスの活用経験・予定のある企業の人事・採用担当者に、「『候補者の本当の実力や人間性』を知るために頼っている手段」について尋ねたところ、『面談・面接での直接確認(38.5%)』と回答した方が最も多く、『経歴書・職務経歴書の精査(34.4%)』『知人や同僚への問い合わせ(リファレンスチェック)(33.8%)』と続きました。

企業は職務経歴書などの書類だけで候補者を判断するのではなく、面談やリファレンスチェックなどを通じて実力や人間性を確認しようとしていることがわかります。また、『ポートフォリオ・成果物の確認』も4位に挙がっており、自己申告の情報だけでなく、実際の成果物を参考にしながら総合的に評価していることがうかがえます。

フリーランスは成果物や面談を通じて実力や信頼を伝えようとし、企業側も面談やリファレンスチェックなどの手段を用いて判断していることがわかりました。

7割超が「評価・実績が次の案件に引き継がれる仕組み」の利用に前向き

では、実績や評価を客観的なデータとして蓄積・活用できる仕組みに対してはどのように感じているのでしょうか。

「プロジェクトでの『正当な評価や実績』がデータとして蓄積され、次の案件に引き継がれる仕組みがあった場合、利用するメリットがあると思うか」と尋ねたところ、約7割の方が『ぜひ利用したい(例:案件獲得の有利化・採用精度の向上等)(23.7%)』または『やや利用してみたい(一定のメリットがありそう)(50.6%)』

と回答しました。

プロジェクトでの評価や実績を可視化・蓄積できる仕組みに対するニーズが高いことがうかがえます。単なる自己申告ではなく、実際のプロジェクトを通じて蓄積された評価や実績が可視化されることで、フリーランスはこれまでの成果や信頼を次の案件獲得時に活用しやすくなり、企業側も候補者の実力や適性を判断する際の参考情報として活用できると考えられます。これまでの調査結果からも、フリーランスは実績や信頼を適切に伝えることに、企業は候補者の実力や信頼性を見極めることに課題を感じていることから、双方の評価・実績の蓄積や可視化への期待が高いことがうかがえます。

【まとめ】生成AI時代に求められるのは、実績と信頼を可視化できる評価の仕組み

今回の調査で、生成AIの普及によって、企業・フリーランス双方が「実力や信頼を正しく伝えること・見極めること」の難しさを感じていることが明らかになりました。

実際に、約8割が生成AIの普及によって書類だけで真の実力や信頼を判断する難易度が上がったと回答しており、従来の職務経歴書やスキルシートだけでは十分な判断が難しくなりつつあることがうかがえます。

フリーランス側では、「実力があっても書類上で差別化できなくなること」が最も大きな不安として挙げられました。また、単価や報酬の下落、自身のスキルや経験がAIに代替されることへの懸念も見られ、生成AI時代における自身の価値の伝え方に課題を感じている様子がうかがえます。一方、企業側では、「生成AIを活用できる人材とできない人材の格差拡大」や「AI成果物の品質管理・責任の所在」に不安を抱く方が多く、人材評価や組織運営の観点から課題を認識していることがわかりました。

また、「フリーランスに求められる価値は人間的な信頼やコミュニケーション力へ比重が移る」と考える方が約7割にのぼったことから、信頼性や対人能力といった要素の重要性が高まると認識されていることも明らかになりました。実際に、フリーランスは成果物やポートフォリオに加え面談での直接アピールを重視しており、企業側も職務経歴書の精査だけでなく面談やリファレンスチェック、成果物確認などの手段で実力や人間性を判断していることがわかります。

さらに、約7割が「プロジェクトでの正当な評価や実績が蓄積され、次の案件に引き継がれる仕組み」に利用意向を示しました。この結果から、自己申告だけでは補いきれない実績や信頼を客観的に可視化し、継続的に活用できる仕組みに対する期待の高さがうかがえます。

生成AIの普及によって職務経歴書作成のハードルが下がる中、今後は「何を書いているか」だけでなく、「どのような実績を残し、どのように評価されてきたか」がより重要になっていくのかもしれません。企業とフリーランス双方が納得感のあるマッチングを実現するためにも、実績や評価を資産として蓄積・活用できる仕組みへの注目が今後さらに高まっていくのではないでしょうか。

人材の"価値"を可視化し、高い信頼性の情報に基づいた人材マッチングを実現するキャリアプラットフォーム「CareerChain」

今回、「フリーランスの採用・案件獲得における『ミスマッチの実態』とスキル評価の妥当性」に関する調査を実施した株式会社CareerChainhttps://www.career-chain.com/)は、フリーランスのこれまで可視化されてこなかった経歴や成果を蓄積・可視化することで、個人のキャリア形成を支援するとともに、企業の採用判断に活用できる新たな評価基盤を提供するサービス「CareerChain」を展開しています。

■「CareerChain」とは

CareerChainは、案件単位での実績や評価を蓄積し、フリーランスや副業人材等のキャリア形成を支援するキャリアプラットフォームです。

従来の自己申告に依存した職務経歴書では捉えきれない実績や評価を整理・蓄積することで、企業とフリーランス等の人材双方のマッチング精度向上およびマッチングプロセスの効率化を目指します。

▼CareerChain

https://www.career-chain.com/

フリーランス等の個人が主役の時代へ。
「第三者評価の蓄積が、採用判断に使える『信頼できる実績情報』に変わる。」

■お問い合わせ:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSemp-EBaybofbwBAlgyRF5607kxPtG5k_42w9BbqYgJWFcSpQ/viewform

調査概要:
「フリーランスの採用・案件獲得における『ミスマッチの実態』とスキル評価の妥当性」に関する調査
【調査期間】2026年4月28日(火)~2026年4月30日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,011人
【調査対象】調査回答時に①フリーランス/②フリーランスの活用経験・予定のある企業の人事・採用担当者回答したモニター
【調査元】株式会社CareerChain(https://www.career-chain.com/
【モニター提供元】サクリサ


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会社概要

株式会社CareerChain

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URL
https://www.career-chain.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区北青山1丁目3番1号 アールキューブ青山3階
電話番号
-
代表者名
坂上裕樹
上場
未上場
資本金
99万円
設立
2025年05月