シニアエンジニアに、さらに高まる期待の声。しかし、今後は技術力や知識だけでなく、パーソナリティ能力も求められる!?
8割が外部人材への費用は高まっていると回答!
株式会社Miraie(本社:東京都渋谷区、代表:岡野 徹志)は、フリーエンジニア/派遣/外部人材/外部業務委託を活用している企業担当者を対象に、「【定点調査】シニアエンジニアについての意識調査」を実施しました。
2021年に実施した、「シニアエンジニアについての意識調査」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000052102.html)では、企業担当者の8割以上がシニアエンジニアを活用したいと考えていることが判明しました。
昨年と比較し2022年では、フリーランスや派遣等の外部人材を取り巻く環境に変化はあるのでしょうか。
そこで今回、シニアエンジニア向けの求人サイト『SEES』(https://miraie-sees.com/)を運営する株式会社Miraieは、フリーエンジニア/派遣/外部人材/外部業務委託を活用している企業担当者を対象に、「【定点調査】シニアエンジニアについての意識調査」を実施しました。
また、昨年と比較した外部人材の費用感についても調査を行いましたので、企業担当者の所感から今年の動向が見えてくるかもしれません。
※本リリースでの「シニアエンジニア」とは、50歳以上のエンジニアと定義いたします。
「2021年と比較して外部人材への費用は高まっていると感じますか?」と質問したところ、『とても高まっていると感じる(28.8%)』『やや高まっていると感じる(51.2%)』『あまり変わっていない(17.2%)』『低まっていると感じる(2.8%)』という回答結果になりました。
昨年と比較すると、企業担当者の8割が、程度の違いはあっても外部人材への費用は高まっていると感じていることがわかりました。
では、その外部人材にかける費用について、どのようにしたいと考えているのでしょうか。
続いて、「外部人材にかける費用に関して、どのような予算感がありますか?」と質問したところ、『予算を増やして、積極的に採用したい(29.5%)』『現状維持という線で様子を見ようと考えている(50.1%)』『採用はしたいが予算は抑えたい(17.5%)』『採用を控えたい(予算を減らしたい)(2.9%)』という回答結果になりました。
約半数の企業担当者が、現状維持という線で様子を見ようと考えているようです。
しかし、「採用はしたいものの予算は抑えたい」の割合が2割に届かなかったことに対して、約3割が「予算を増やして、積極的に採用したい」と考えていることがわかりました。
昨年と比較すると、2022年は有効求人倍率に緩やかな上昇傾向が見られることから、外部人材に対しても同じように需要が高まっているのではないでしょうか。
2022年では、どのように変化しているのでしょうか。
そこで、「外部人材を利用する際に年齢制限を設けていますか?」と質問したところ、『設けている(40歳以上は採用しない)(19.4%)』『設けている(50歳以上は採用しない)(32.5%)』『設けている(60歳以上は採用しない)(15.5%)』『設けていない(32.6%)』という回答結果になりました。
昨年の同調査と比較すると、年齢制限を設けている・いない割合で分けると、「設けている」の割合が67.4%(合計)と大幅に増加していることがわかりました。
その内訳を見ると、特に「50歳以上は採用しない」の割合が顕著で、昨年の16.5%から32.5%とほぼ倍増していることが明らかになりました。
なぜ、年齢制限を設ける割合が増えたのでしょうか。
前の質問で『設けている(設けていないと回答した方以外)』と回答した方に、「年齢制限を設けている理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『体力面に不安がある(39.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『新しい技術に付いてこられない(付いてこられていない)気がする(36.7%)』『同じ能力でも単価が上がりがち(36.7%)』『現場は若い層が多く雰囲気が合わない(22.7%)』『協調性に不安がある(20.9%)』『人間関係で気疲れしそう(14.0%)』『微妙なニュアンスなど話が通じにくい気がする(8.4%)』と続きました。
昨年の同調査(年齢制限を設けている理由を教えてください)と比較すると、31.4%だった「体力面に不安がある」が39.9%と増加しており、割合の順位もまた、昨年の調査結果では最多だった「新しい技術に付いてこられない(付いてこられていない)気がする」の41.4%(今回の調査結果では36.7%)を抜いて最多となりました。
その一方、「同じ能力でも単価が上がりがち」と回答したのは36.7%で、昨年の調査結果では2位だった37.4%と比較しても、それほど大きな変化は見られませんでした。
原因はいくつか考えられますが、例えば、有効求人倍率が増加したことで若い年代の求職者が増えたことや高齢のシニアエンジニアが増えたことなど、求職者自体が増えたことも影響しているのかもしれません。
ここからは、それぞれの企業が利用(採用)したいと考えているシニアエンジニアの特徴には変化があったのか、さらに調査を進めていきたいと思います。
「【人間性】年齢が高くても採用したいと思う人材の特徴を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『コミュニケーション力が高い(54.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『真面目で正確にやってくれる(51.4%)』『信頼性が高い(49.5%)』『協調性が高い(36.2%)』『納期を確実に守る(21.0%)』と続きました。
昨年の同調査(年齢が高くても採用しようと思える人材の特徴)と比較したところ、順位や数値にそれほど大きな変化はなかったものの、「真面目」「正確」といった特徴よりも「コミュニケーション能力」や「信頼性」をやや重視する傾向があるようです。
では、技術面ではどうでしょうか。
続いて、「【技術面】年齢が高くても採用したいと思う人材の特徴を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『さまざまな環境に適応できる(50.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『高い専門性を持っている(50.6%)』『仕事が速く、しかも質が高い(47.7%)』『技術力に対して単価が安い(27.5%)』『さまざまな言語に対応できる(12.4%)』と続きました。
こちらについても、昨年の同調査と比較して大きな変化はないものの、「高い専門性を持っている」は61.3%から50.6%に減少し、「さまざまな環境に適応できる」が41.9%から50.8%に増加しました。
他を大きく引き離す形で最多だった「専門性」と入れ替わるように、2022年は「適応」を重視する傾向があるようです。
人間性についての調査結果も「コミュニケーション」「信頼性」といった特徴を重視する傾向が増えていることも踏まえると、コロナ禍でのテレワーク(リモートワークや在宅ワークを含む)から対面業務へシフトしていることや、観光業界や飲食店といった求人が増えていることなど、職場で人と人との係わりが増えてきていることが影響しているのかもしれません。
では、そんなシニアエンジニアの「利点」について企業担当者の捉え方に変化はあったのでしょうか。
そこで、「シニアエンジニア※の一番の利点は、どのような点だと思いますか?(単一回答)※50歳以上のエンジニア」と質問したところ、『経験が豊富で、意外な解決法などを知っている(知っていそう)(42.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『仕事を続けていることから来る信頼性(32.0%)』『単価の割に能力の平均値が高い(高そう)(15.9%)』『人間関係など、本業以外の面もいろいろ気が利く(利きそう)(8.5%)』と続きました。
昨年の同調査(シニアエンジニアの利点は何だと思いますか?)と比較すると、順位はそのまま、3位の「単価の割に能力の平均値が高い(高そう)」の数値がやや減少し、「経験」と「信頼性」の数値が微増しました。
エンジニアに求められがちな「スキル」や「知識」よりも、「経験」や「信頼性」に関する回答が多かったのは昨年と同様ですが、その割合がより増えたようです。
では、実際にシニアエンジニアと一緒に仕事をして、どのような点が良かったと感じたのでしょうか。
具体的にお聞きしました。
■シニアエンジニアと仕事をして、こんなところが良かった!
・シニアならではの、人生経験を活かしたアプローチができること(40代/男性/大阪府)
・技術的なこと以外に人間性やメンタル面などがとても参考になった(40代/男性/愛媛県)
・豊富な知識と実務経験を若手社員に継承できて良かった(50代/男性/東京都)
・経験豊富なので色んなことに対応できる点が良かったです(50代/女性/大阪府)
などの回答が寄せられました。
高い技術力もさることながら、それ以外にもシニアエンジニアならではの豊富な人生経験や実務経験に触れることができたことに、特に「一緒に仕事をして良かった」と感じているようです。
昨年の調査でもシニアエンジニアに対する評価は高く、企業担当者の8割以上がシニアエンジニアを活用したいと考えていることが明らかになりましたが、それについて変化はあったのでしょうか。
そこで、「今後もシニアエンジニアを活用していきたいですか?」と質問したところ、9割近くの方が『活用していきたい(88.4%)』と回答しました。
シニアエンジニアへの評価は、昨年よりも高くなっているようです。
しかし、なぜそれほど多くの企業担当者がシニアエンジニアを活用したいと考えているのでしょうか。
前の質問で『活用していきたい』と回答した方に、そう思う理由について具体的にお聞きしました。
■なぜ?今後もシニアエンジニアを活用していきたいと思う理由とは?
・若手にシニア世代でしか出来ない言語や技術を教えてもらいたい(20代/女性/福岡県)
・トラブル対応など、実際の経験を教えてほしいから(30代/男性/愛知県)
・経験値が高いのでこれまで培ってきた技術力を若手に継承してほしい(30代/男性/福岡県)
・技術のみではなく、協調性などのパーソナルスキル面の育成にも協力してもらえると感じるから(40代/男性/大阪府)
などの回答が寄せられました。
企業担当者がシニアエンジニアに求めていることは、それまで培ってきた技術力や知識、実務経験を、ただ業務に活かすだけでなく、若手社員にスキルを継承するといった育成にも期待していることがわかりました。
しかし、求めているのは技術面だけでなく、協調性などのパーソナルスキルといった人間性に関することにも期待しているようです。
シニアエンジニアにしかできない、さまざまなことを企業は求めていることがわかりました。
企業担当者の8割が、昨年と比較すると「外部人材にかける費用は高まっている」と回答しました。
有効求人倍率が上昇していることで、外部人材に対する需要も高まっているのではないでしょうか。
その背景には、コロナ禍がやや落ち着いてきたこと、外国人観光客が増加していることなどもあるのかもしれません。
シニアエンジニアに対して求めていることは、昨年の調査と同様、シニアならではの経験や知識、技術力を評価する声が高いようですが、異なる点は「コミュニケーション能力」や「適応力」といったパーソナルスキルを重視する傾向も見られたことです。
対面業務へのシフトなど、人と人との係わりが増えてきていることも原因の1つにあるのかもしれません。
シニアエンジニアに限らず、どのような人材を活用していきたいかは社会情勢や働き方といったことによっても変化していくでしょう。
しかし、今後はより一層、シニア世代にしかできないさまざまなノウハウを、多くの企業が求めることになるかもしれません。
SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代?60代エンジニア向けの案件紹介サービス。
エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。
SEESの場合、掲載している案件は主に年齢不問ですので、年齢制限に関係なく、純粋にスキルや希望条件での案件を探すことが可能です。
会社員よりも個人事業主としてプロジェクトを請け負う形であれば、働き方としても選べる立場にありますよね。
給与の支払いサイトは30日で統一されています。
また、取引社数が5,000社以上と多く、新しい案件が集まりやすくなっています。
さらに、SEESに登録をすると最新・未公開案件を獲得することができます。
独立してフリーランスになっても仕事が途切れる心配はありません!
『SEES』(https://miraie-group.jp/sees)を利用して新しい働き方を手に入れてみては!?
社名:株式会社Miraie
所在地:
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-44-3 マーキュリービル6階(開発センター)
設立:2007年7月(3月決算)
従業員数:55名(正社員)
電話:03-5774-6300
FAX:03-5774-6301
代表取締役社長:岡野 徹志
Webサイト:https://miraie-group.jp/
事業内容:Web・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどの提供
調査概要:【定点調査】シニアエンジニアについての意識調査
【調査期間】2022年11月18日(金)~2022年11月19日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,007人
【調査対象】フリーエンジニア/派遣/外部人材/外部業務委託を活用している企業担当者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
昨年と比較し2022年では、フリーランスや派遣等の外部人材を取り巻く環境に変化はあるのでしょうか。
そこで今回、シニアエンジニア向けの求人サイト『SEES』(https://miraie-sees.com/)を運営する株式会社Miraieは、フリーエンジニア/派遣/外部人材/外部業務委託を活用している企業担当者を対象に、「【定点調査】シニアエンジニアについての意識調査」を実施しました。
また、昨年と比較した外部人材の費用感についても調査を行いましたので、企業担当者の所感から今年の動向が見えてくるかもしれません。
※本リリースでの「シニアエンジニア」とは、50歳以上のエンジニアと定義いたします。
- 2021年と比較すると、外部人材の費用に値上がりを感じている?
「2021年と比較して外部人材への費用は高まっていると感じますか?」と質問したところ、『とても高まっていると感じる(28.8%)』『やや高まっていると感じる(51.2%)』『あまり変わっていない(17.2%)』『低まっていると感じる(2.8%)』という回答結果になりました。
昨年と比較すると、企業担当者の8割が、程度の違いはあっても外部人材への費用は高まっていると感じていることがわかりました。
では、その外部人材にかける費用について、どのようにしたいと考えているのでしょうか。
続いて、「外部人材にかける費用に関して、どのような予算感がありますか?」と質問したところ、『予算を増やして、積極的に採用したい(29.5%)』『現状維持という線で様子を見ようと考えている(50.1%)』『採用はしたいが予算は抑えたい(17.5%)』『採用を控えたい(予算を減らしたい)(2.9%)』という回答結果になりました。
約半数の企業担当者が、現状維持という線で様子を見ようと考えているようです。
しかし、「採用はしたいものの予算は抑えたい」の割合が2割に届かなかったことに対して、約3割が「予算を増やして、積極的に採用したい」と考えていることがわかりました。
昨年と比較すると、2022年は有効求人倍率に緩やかな上昇傾向が見られることから、外部人材に対しても同じように需要が高まっているのではないでしょうか。
- 採用する外部人材の年齢制限の状況に変化は?
2022年では、どのように変化しているのでしょうか。
そこで、「外部人材を利用する際に年齢制限を設けていますか?」と質問したところ、『設けている(40歳以上は採用しない)(19.4%)』『設けている(50歳以上は採用しない)(32.5%)』『設けている(60歳以上は採用しない)(15.5%)』『設けていない(32.6%)』という回答結果になりました。
昨年の同調査と比較すると、年齢制限を設けている・いない割合で分けると、「設けている」の割合が67.4%(合計)と大幅に増加していることがわかりました。
その内訳を見ると、特に「50歳以上は採用しない」の割合が顕著で、昨年の16.5%から32.5%とほぼ倍増していることが明らかになりました。
なぜ、年齢制限を設ける割合が増えたのでしょうか。
前の質問で『設けている(設けていないと回答した方以外)』と回答した方に、「年齢制限を設けている理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『体力面に不安がある(39.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『新しい技術に付いてこられない(付いてこられていない)気がする(36.7%)』『同じ能力でも単価が上がりがち(36.7%)』『現場は若い層が多く雰囲気が合わない(22.7%)』『協調性に不安がある(20.9%)』『人間関係で気疲れしそう(14.0%)』『微妙なニュアンスなど話が通じにくい気がする(8.4%)』と続きました。
昨年の同調査(年齢制限を設けている理由を教えてください)と比較すると、31.4%だった「体力面に不安がある」が39.9%と増加しており、割合の順位もまた、昨年の調査結果では最多だった「新しい技術に付いてこられない(付いてこられていない)気がする」の41.4%(今回の調査結果では36.7%)を抜いて最多となりました。
その一方、「同じ能力でも単価が上がりがち」と回答したのは36.7%で、昨年の調査結果では2位だった37.4%と比較しても、それほど大きな変化は見られませんでした。
原因はいくつか考えられますが、例えば、有効求人倍率が増加したことで若い年代の求職者が増えたことや高齢のシニアエンジニアが増えたことなど、求職者自体が増えたことも影響しているのかもしれません。
- 採用したいシニアエンジニアの特徴について
ここからは、それぞれの企業が利用(採用)したいと考えているシニアエンジニアの特徴には変化があったのか、さらに調査を進めていきたいと思います。
「【人間性】年齢が高くても採用したいと思う人材の特徴を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『コミュニケーション力が高い(54.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『真面目で正確にやってくれる(51.4%)』『信頼性が高い(49.5%)』『協調性が高い(36.2%)』『納期を確実に守る(21.0%)』と続きました。
昨年の同調査(年齢が高くても採用しようと思える人材の特徴)と比較したところ、順位や数値にそれほど大きな変化はなかったものの、「真面目」「正確」といった特徴よりも「コミュニケーション能力」や「信頼性」をやや重視する傾向があるようです。
では、技術面ではどうでしょうか。
続いて、「【技術面】年齢が高くても採用したいと思う人材の特徴を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『さまざまな環境に適応できる(50.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『高い専門性を持っている(50.6%)』『仕事が速く、しかも質が高い(47.7%)』『技術力に対して単価が安い(27.5%)』『さまざまな言語に対応できる(12.4%)』と続きました。
こちらについても、昨年の同調査と比較して大きな変化はないものの、「高い専門性を持っている」は61.3%から50.6%に減少し、「さまざまな環境に適応できる」が41.9%から50.8%に増加しました。
他を大きく引き離す形で最多だった「専門性」と入れ替わるように、2022年は「適応」を重視する傾向があるようです。
人間性についての調査結果も「コミュニケーション」「信頼性」といった特徴を重視する傾向が増えていることも踏まえると、コロナ禍でのテレワーク(リモートワークや在宅ワークを含む)から対面業務へシフトしていることや、観光業界や飲食店といった求人が増えていることなど、職場で人と人との係わりが増えてきていることが影響しているのかもしれません。
- シニアエンジニアの利点は?今後もシニアエンジニアを活用したい?
では、そんなシニアエンジニアの「利点」について企業担当者の捉え方に変化はあったのでしょうか。
そこで、「シニアエンジニア※の一番の利点は、どのような点だと思いますか?(単一回答)※50歳以上のエンジニア」と質問したところ、『経験が豊富で、意外な解決法などを知っている(知っていそう)(42.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『仕事を続けていることから来る信頼性(32.0%)』『単価の割に能力の平均値が高い(高そう)(15.9%)』『人間関係など、本業以外の面もいろいろ気が利く(利きそう)(8.5%)』と続きました。
昨年の同調査(シニアエンジニアの利点は何だと思いますか?)と比較すると、順位はそのまま、3位の「単価の割に能力の平均値が高い(高そう)」の数値がやや減少し、「経験」と「信頼性」の数値が微増しました。
エンジニアに求められがちな「スキル」や「知識」よりも、「経験」や「信頼性」に関する回答が多かったのは昨年と同様ですが、その割合がより増えたようです。
では、実際にシニアエンジニアと一緒に仕事をして、どのような点が良かったと感じたのでしょうか。
具体的にお聞きしました。
■シニアエンジニアと仕事をして、こんなところが良かった!
・シニアならではの、人生経験を活かしたアプローチができること(40代/男性/大阪府)
・技術的なこと以外に人間性やメンタル面などがとても参考になった(40代/男性/愛媛県)
・豊富な知識と実務経験を若手社員に継承できて良かった(50代/男性/東京都)
・経験豊富なので色んなことに対応できる点が良かったです(50代/女性/大阪府)
などの回答が寄せられました。
高い技術力もさることながら、それ以外にもシニアエンジニアならではの豊富な人生経験や実務経験に触れることができたことに、特に「一緒に仕事をして良かった」と感じているようです。
昨年の調査でもシニアエンジニアに対する評価は高く、企業担当者の8割以上がシニアエンジニアを活用したいと考えていることが明らかになりましたが、それについて変化はあったのでしょうか。
そこで、「今後もシニアエンジニアを活用していきたいですか?」と質問したところ、9割近くの方が『活用していきたい(88.4%)』と回答しました。
シニアエンジニアへの評価は、昨年よりも高くなっているようです。
しかし、なぜそれほど多くの企業担当者がシニアエンジニアを活用したいと考えているのでしょうか。
前の質問で『活用していきたい』と回答した方に、そう思う理由について具体的にお聞きしました。
■なぜ?今後もシニアエンジニアを活用していきたいと思う理由とは?
・若手にシニア世代でしか出来ない言語や技術を教えてもらいたい(20代/女性/福岡県)
・トラブル対応など、実際の経験を教えてほしいから(30代/男性/愛知県)
・経験値が高いのでこれまで培ってきた技術力を若手に継承してほしい(30代/男性/福岡県)
・技術のみではなく、協調性などのパーソナルスキル面の育成にも協力してもらえると感じるから(40代/男性/大阪府)
などの回答が寄せられました。
企業担当者がシニアエンジニアに求めていることは、それまで培ってきた技術力や知識、実務経験を、ただ業務に活かすだけでなく、若手社員にスキルを継承するといった育成にも期待していることがわかりました。
しかし、求めているのは技術面だけでなく、協調性などのパーソナルスキルといった人間性に関することにも期待しているようです。
シニアエンジニアにしかできない、さまざまなことを企業は求めていることがわかりました。
- 【まとめ】昨年と比較すると、シニアエンジニアの採用動向に微妙な違いが?より多くのことが求められている!?
企業担当者の8割が、昨年と比較すると「外部人材にかける費用は高まっている」と回答しました。
有効求人倍率が上昇していることで、外部人材に対する需要も高まっているのではないでしょうか。
その背景には、コロナ禍がやや落ち着いてきたこと、外国人観光客が増加していることなどもあるのかもしれません。
シニアエンジニアに対して求めていることは、昨年の調査と同様、シニアならではの経験や知識、技術力を評価する声が高いようですが、異なる点は「コミュニケーション能力」や「適応力」といったパーソナルスキルを重視する傾向も見られたことです。
対面業務へのシフトなど、人と人との係わりが増えてきていることも原因の1つにあるのかもしれません。
シニアエンジニアに限らず、どのような人材を活用していきたいかは社会情勢や働き方といったことによっても変化していくでしょう。
しかし、今後はより一層、シニア世代にしかできないさまざまなノウハウを、多くの企業が求めることになるかもしれません。
- 40代以上のエンジニアのための求人サイト『SEES』
40代~60代でエンジニアとして活躍したいと考えている方におすすめなのが、株式会社Miraieが運営する、シニアエンジニア向けの求人サイト『SEES』(https://miraie-group.jp/sees)です。
SEESとは-Senior Engineer Entrustment Service-の略称で、40代?60代エンジニア向けの案件紹介サービス。
エンジニア業界は、40代以上の転職はなかなか厳しい市場だと言われています。
転職ではなくフリーランスとして案件を獲得することを視野にいれてみてもいいかもしれません。
SEESの場合、掲載している案件は主に年齢不問ですので、年齢制限に関係なく、純粋にスキルや希望条件での案件を探すことが可能です。
会社員よりも個人事業主としてプロジェクトを請け負う形であれば、働き方としても選べる立場にありますよね。
給与の支払いサイトは30日で統一されています。
また、取引社数が5,000社以上と多く、新しい案件が集まりやすくなっています。
さらに、SEESに登録をすると最新・未公開案件を獲得することができます。
独立してフリーランスになっても仕事が途切れる心配はありません!
『SEES』(https://miraie-group.jp/sees)を利用して新しい働き方を手に入れてみては!?
- 株式会社Miraie
社名:株式会社Miraie
所在地:
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-12-2 クロスオフィス渋谷6階(本社)
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-44-3 マーキュリービル6階(開発センター)
設立:2007年7月(3月決算)
従業員数:55名(正社員)
電話:03-5774-6300
FAX:03-5774-6301
代表取締役社長:岡野 徹志
Webサイト:https://miraie-group.jp/
事業内容:Web・IT関連事業、コンサルティングサービス、人材派遣サービスなどの提供
調査概要:【定点調査】シニアエンジニアについての意識調査
【調査期間】2022年11月18日(金)~2022年11月19日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,007人
【調査対象】フリーエンジニア/派遣/外部人材/外部業務委託を活用している企業担当者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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