携帯電波圏外エリアにおけるIoT通信インフラの構築に向けた4者共同実証試験の開始について
北アルプスIoT通信インフラ構築4者共同実証試験経過報告 01
このたび当社は、北陸電力株式会社、国立大学法人富山大学、五十嶋商事有限会社と共同で、無線通信技術(LPWA※)を活用した北アルプスの携帯電波圏外エリアにおけるIoT通信インフラの構築に向けた実証試験を開始することとなりましたので、お知らせいたします。
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太郎平小屋 「永遠と云うものの一角に足を踏み入れたやうな歓喜を感じた」英文学者、田部重治にかつてそう言わしめた2330mの太郎兵衛平にあり、小屋後方には太郎山、前方には2926mの薬師岳を臨む。
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有峰ダム 親機仮設置の様子
本日、北陸電力 有峰ダム(富山県富山市)に親機の設置が完了し、今後は山小屋への中継機設置を進めて通信エリアを広げ、富山大学と連携してジオチャット端末による登山者・山小屋間の位置情報を伴うチャットコミュニケーション及びSOS発信を可能とするための実証試験を開始いたします。
実証試験は、今年の降雪前の期間において、通信インフラの構築・運用に係る検証と、通信機器相互の通信状況(登山者の位置情報の把握、メッセージの送受信)及び通信可能エリアの調査を行うものです。
当社は、今後も北アルプスの通信インフラ整備を通じて、携帯電波が届かない地域の遭難者の救助支援や山小屋間の連絡手段の確立を目指すとともに、地域が抱える防災・観光支援等の課題やニーズに積極的に対応し、富山県を始めとした全国の安全・安心に寄与できるように邁進してまいります。
事前に行った有峰ダムでの通信テストの様子
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https://prtimes.jp/a/?f=d72988-20210628-2918.pdf
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