札幌発、障がい者支援施設×猫グッズ 2/22「猫の日」に向けたオリジナル商品で工賃向上を目指す
札幌市で障がいのある方々が働く就労継続支援事業所の商品を取り扱うオンラインストア「Omusubi(おむすび)」を運営するプロテック株式会社は、この度、2月22日の「猫の日」に合わせて、新たな商品開発に挑戦しました。札幌の5つの就労支援施設と協力し、猫をモチーフにしたオリジナルグッズを企画・制作し、オンライン販売を開始いたしました。
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オリジナル猫グッズ企画開発の背景
就労継続支援事業所では、障がいのある方が社会との接点を持ちながら働く環境が整備されていますが「作ったものが売れにくい」「利用者の機能訓練として生産しているものもあり市場のニーズと合わず工賃向上につながらない」といった課題が多くあります。
そこでOmusubiは、こうした課題を解決するため、消費者の関心が高い記念日に着目し、それに沿ったデザイン性や実用性の高い商品を開発することで、“売れる”商品づくりに挑戦しました。
こだわりの木工技術から生まれた「ねこ型スマホスタンド」
木工製品を手掛ける地域活動支援センター工房「ウッディートイズ」(札幌市)は、人気の木製スマホスタンドを猫のフォルムにアレンジ。
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猫のシルエットを一から描き起こし、1㎜単位で形状を調整。
作業が特定の支援員だけに偏るのを避けるため、レーザー加工機を用いて品質を一定に保ちながら量産可能な体制を整えました。
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材料は他の木工品生産時に出る端材を活用した
アップサイクルな商品です。
2種類の木材を接着させ厚みを持たせることで
猫独特の曲線の可愛らしさと、スマホが安定して立てられる実用性の高さを両立させました。
また、コーヒーの焙煎を手がけた、就労継続支援B型「Mo’to-Ma’chi(モットマッチ)」(札幌市東区)では、黒猫・白猫・三毛猫をイメージした3種類のオリジナルブレンドを開発。パッケージには生成AIを活用しユニークなビジュアルに仕上げました。
札幌市内5つの就労支援施設と協力し、猫の日に合わせて開発した商品は全11種類。
コースター、ブローチ、ポーチ、レザーチャームなどそれぞれの作業所で培われた丁寧な手仕事が生かされるようオリジナル商品の企画開発を行いました。
市場ニーズに応える商品づくりで、持続可能な就労支援と社会参加の機会を創出
今回のプロジェクトでは、就労支援施設の運営者や利用者が「市場の求める商品とは何か?」を考え、売れる商品づくりに携わる機会となりました。
単なる“作業”ではなく、試行錯誤しながら開発に関わることで、社会とのつながりを実感し、自信を
もって働くことのできる環境をつくることが目的です。
私たちは、今後も福祉事業所の支援を継続し、魅力的な商品の開発・販売を通じて利用者の社会参加を促進してまいります。
オンラインストア「Omusubi」事業部は「障がい者たちが事業所で制作した品が正しい価格で販売され、購入者に喜ばれ、その正当な対価を作り手である障がい者自身が受け取れる社会的な仕組みを確立させたい」思いでサイトの運営を行っております。
「Omusubi」のサイトの中から、皆さまの暮らしに彩りを添えるお気に入りの一品を見つけていただけたら嬉しいです。
本プレスリリースに関するお問い合わせ先
Mail:omusubi@protech-web.co.jp
プロテック株式会社
〒060-0002北海道札幌市中央区北2条西18丁目1番5号
TEL:(代表)011-640-5565
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