“とりあえず”で買わない。暮らしの質を上げるサブバッグ選び—『ちょっといい暮らし』の価値観

約7割がサスティナブル商品に関心ありと回答。実用性と共感性を重視する傾向が明らかに

株式会社パイプライン

株式会社パイプライン(所在地:東京都中央区、代表取締役:石黒 文浩)は、普段からサブバッグを使用している都内在住の30代以上の男女を対象に、「サブバッグの選び方と価値意識」に関する調査を実施しました。

レジ袋有料化や脱プラスチックの流れを受け、買い物用に限らず通勤・旅行・レジャーなど幅広い用途で「サブバッグ」を持ち歩く人が増えています。

さらに近年では、見た目や素材、環境配慮といった要素も重視され、“自分らしさ”や“価値観”を映すアイテムとしての役割が強まっています。

こうした変化のなかで、トレンドの最先端をいく都内在住の人々は、どのような視点でサブバッグを選び、どこに魅力を感じているのでしょうか。

そこで株式会社パイプラインは今回、普段からサブバッグを使用している都内在住の30代以上の男女1,005人を対象に、「サブバッグの選び方と価値意識」に関する調査を実施しました。

調査概要:「サブバッグの選び方と価値意識」に関する調査【調査期間】2025年6月10日(火)~2025年6月11日(水)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,005人

【調査対象】調査回答時に普段からサブバッグを使用している都内在住の30代以上の男女であると回答したモニター

【調査元】株式会社パイプライン(https://www.pipeline.jp/

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

折り畳み不要?サブバックの主流は『トートバッグ』『ショルダーバッグ』

はじめに、日常使いの中で、どのタイプのサブバッグが最も選ばれているのかうかがいました。

「現在、主に使用しているサブバッグのタイプ」について尋ねたところ、『トートバッグ(32.4%)』が最も多く、次いで『ショルダーバッグ(24.8%)』『折りたたみ可能な携帯型バッグ(15.1%)』となりました。

手軽に使えて収納力もあるトートバッグや、両手が空くショルダーバッグが主流となっており、日常の利便性を重視した実用的な選択が多いことがうかがえます。汎用性と使い勝手のよさが、サブバッグ選びの重要なポイントになっているようです。

次に、「サブバックを購入するときに意識する点」について尋ねたところ、『軽さ・持ち運びやすさ(60.7%)』が最も多く、次いで『収納力(44.9%)』『デザイン・見た目(33.6%)』と続きました。

見た目よりも、日常使いでの使いやすさや負担の少なさが優先されており、機能性を重視した選択が主流であることがわかります。

約7割がサブバッグを「1年以上」使い続けている

使用期間の実態を調べるため「サブバッグの買い替え頻度」について尋ねたところ、『長く同じものを使い続ける(1年以上)(68.3%)』が圧倒的多数となり、次いで『半年〜1年ごとに買い替える(13.5%)』『気分や季節で使い分けている(12.8%)』となりました。

結果から、長期使用を前提に選ばれていることがわかります。頻繁に買い替える方は少数派であり、実用性や耐久性、使い慣れた安心感を重視する傾向が強いといえます。

また、「気分や季節で使い分ける」方も一定数存在し、実用性に加えてライフスタイルやファッション性を重視する傾向もあるようです。

「現在主に使用しているサブバッグの価格帯」について尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

・長く同じものを使い続ける(1年以上)

『10,000円以上(17.9%)』

『5,000円〜10,000円未満(17.2%)』

『3,000円〜5,000円未満(15.3%)』

・半年〜1年ごとに買い替える

『2,000円〜3,000円未満(26.5%)』
『5,000円〜10,000円未満(22.8%)』

『3,000円〜5,000円未満(19.9%)』

・3ヶ月〜半年ごとに買い替える

『2,000円〜3,000円未満(31.3%)』

『3,000円〜5,000円未満(31.3%)』

『5,000円〜10,000円未満(12.5%)』

・気分や季節で複数を使い分けている

『3,000円〜5,000円未満(20.2%)』

『5,000円〜10,000円未満(17.8%)』

『10,000円以上(16.3%)』

サブバッグ選びでは、「高すぎず安すぎない価格帯」を中心に、多くの方が使い方に合わせて柔軟に選んでいる様子がうかがえました。また、高級志向よりも、実用性と気分転換を両立できる価格感が支持されているようです。

サブバッグの使いやすさや価格と並んで、使用されている「素材」の傾向も注目されます。

そこで「サブバッグを選ぶとき、どのような素材を好むことが多いか」と尋ねたところ、『合成繊維(ナイロン・ポリエステルなど)(67.1%)』が最も多くなり、『天然繊維(キャンバス・帆布・麻など)(39.1%)』『合皮・フェイクレザー(21.3%)』と続きました。

軽さや耐久性、価格のバランスに優れた合成繊維が圧倒的に支持されており、日常使いでの扱いやすさが重視されていることがわかります。

一方で、天然素材や質感のある素材を好む層も一定数おり、機能性と素材の風合いを両立させたいニーズも見受けられます。

■特にお気に入りのサブバックの「購入場所」と「気に入っているところ」

・GUで購入したリユーザブルバッグ

とにかく大きく薄手で軽く持ち運びやすい(30代/女性/会社員)

・マザーハウスで購入

皮の質感がよく、軽く収納力もあるので気に入っている(30代/男性/公務員)

・Trader Joe'sで購入したトートバッグ

見た目がお洒落でどこにでも持っていける点、収納力と頑丈さが気に入っている

(40代/男性/公務員)

・無印良品で購入

デザインがシンプルでカジュアルな雰囲気が良い(40代/女性/会社員)

・Yahooショッピングで購入

観音開きのチャックで、物の出し入れがしやすい(60代/男性/自営業・自由業)

・Amazonで購入

体にフィットしやすい形状で、収納力が高い(60代/男性/自営業・自由業)

・スポーツショップで購入

耐久性、耐水性に優れ、長時間使用しても疲れなく、かつ収納力もある(60代/男性/会社員)

特に気に入っているポイントとして挙げられた項目は、日常的な使いやすさに直結する要素が中心であることがうかがえました。サブバッグを選ぶ中で、実用性と携帯性のバランスが重視されている様子が見て取れます。

環境配慮型バッグに魅力を感じる方は約7割

次に、「再生資源を使用するなど、環境に配慮した商品(バッグ)に魅力を感じるか」と尋ねたところ、約7割が『とても魅力を感じる(19.1%)』『やや魅力を感じる(54.6%)』と肯定的に回答しました。

環境に配慮したバッグについては、全体の約7割が『魅力を感じる』と回答しており、多くの方がサステナブルな商品に関心を持っていることがわかりました。

「とても魅力を感じる」と強く共感する層も2割近く存在し、素材や機能だけでなく、製品の背景にある環境への配慮や企業姿勢も重視される時代になってきているといえます。

最後に「再生資源を使用するなど、環境に配慮した商品(バッグ)に魅力を感じる理由」について尋ねたところ、『環境保全に貢献できる気がする(53.3%)』と回答した方が最も多く、『サステナブルな考え方に共感している(49.8%)』『企業やブランドの姿勢に好感が持てる(27.5%)』と続きました。

環境配慮型バッグに対する魅力の多くが「自分の行動が環境保全につながる」という実感や、「サステナブルな価値観への共感」に基づいていることがわかります。また、製品だけでなく企業やブランドの姿勢に対しても好感を持つ人が多く、選択の基準が「物」だけでなく「考え方」や「社会的な意義」に広がっている様子がうかがえます。

環境配慮にも関心高まる、実用性と共感性が問われる時代のサブバッグ選び

今回の調査から、日常的に使用される「サブバッグ」について、生活者がどのような視点で選び、どのように使っているのかが明らかになりました。

使用率が最も高かったのは『トートバッグ』で、次いで『ショルダーバッグ』『折りたたみバッグ可能な携帯型』が続きました。

選ぶ際に重視されているのは『軽さ』『収納力』『デザイン』であり、ファッション性よりも日常の使いやすさや実用性を優先する傾向が強く見られます。

また、約7割が「1年以上同じサブバッグを使い続ける」と回答しており、頻繁に買い替えるよりも“長く使えるかどうか”を基準に選んでいることがうかがえます。

価格帯では『5,000〜10,000円』が中心で、高すぎず安すぎない「納得感のある価格」が支持されている点も特徴です。

そして、素材については『合成繊維』が最も選ばれており、軽くて丈夫で扱いやすい点が好まれていると考えられます。

一方で、『天然繊維』『合皮』『本革』なども一定の支持を集めており、見た目や質感へのこだわりも無視できません。さらに、『リサイクル素材』といった環境に配慮した選択肢も一定の関心を集めており、約7割が「環境配慮型バッグに魅力を感じる」と答えました。

サブバッグは単なるサブアイテムではなく、「使いやすさ」「価格」「デザイン性」「環境意識」といった複数の視点から、自分らしい価値観を反映する存在になっているといえます。

今後は、機能性に加えてサステナビリティやブランド姿勢にも共感できるような、“意味のある選択”が重視されていくことが期待されます。

株式会社パイプラインはすべてのコミュニケーションを最適化するトータル・クリエイティブ・ファーム

今回、「サブバッグの選び方と価値意識」に関する調査を実施したのは株式会社パイプラインhttps://www.pipeline.jp/)です。

企画からデザインまで行う一貫した体制で、新たなコミュニケーションをご提案します

<サステナビリティ コミュニケーション・コンサルティング>

サステナビリティレポート、統合報告書の制作をはじめ、企業のサステナビリティに関する取り組みを幅広く支援します。

計画・戦略の立案段階から、現状分析や最新社会動向の調査、効果的なコミュニケーションを実現するテキスト・デザインの作成、外部有識者とのコンタクトなど、企業のニーズに合わせたサポートを提供します。

■CSR・サステナビリティ レポーティング

CSRレポート、サステナビリティレポートなど、企業のサステナビリティ活動を報告する各種レポートの制作をサポートします。主要なガイドラインやESGインデックス評価への対応を含め、各企業に最適なレポーティングを提案。冊子、PDF、Webサイト等、さまざまな形式での企画制作を行います。

■統合報告・AR レポーティング

財務・非財務情報を統合的にレポーティングし、企業価値向上につなげます。IIRCのフレームワークに則った価値創造プロセスの開示や、経営層からの効果的なメッセージ発信を含め、開示が求められる膨大な情報を最適な形に整理。見やすくわかりやすいレポートを制作します。

■サステナビリティ関連調査・分析

GRIやIIRCなどサステナビリティに関する国際基準や、国内外の先進企業による活動・レポーティングについて、調査・分析を行っています。

また、企業の状況やニーズに合わせた個別の調査・分析も承ります。

■サステナブルバッグの日本代理店事業

米国企業・KeepCool bags USA発のエコプロダクトブランド、Out of the Ocean®︎/ Out of the Woods®︎の日本代理店を務めています。

Out of the Ocean®︎は海洋プラスチックのリサイクル素材を100%使用した再生ポリエステルバッグを、 Out of the Woods®︎は管理された森の間伐材から作ったWashable Paper使用のバッグ等を展開。

サステナビリティに関する企業活動を支援してきた当社は、環境保全・良化の意識を国内でさらに広く浸透させたい想いで、本ブランドの代理店事業を開始しました。形状・プリントが自在に決められるオリジナルバッグの制作は、OEM・ODMいずれも承ります。

詳しくはコチラ:https://outofthewoods.jp/

■その他サステナビリティ関連支援

環境活動やSDGs等をテーマとするスペシャルサイトの制作や、一般社員向けのセミナー・ワークショップの開催、マテリアリティ特定のサポート等、ご要望に合わせてさまざまな支援を提供します。

詳しくはコチラ:https://www.pipeline.jp/services/sc.html

<会社概要>

社名:株式会社パイプライン

本社:〒104-0061

   東京都中央区銀座4-10-16 シグマ銀座ファースト 5階

TEL:03-5550-3788

FAX:03-5550-3789

設立:1992年7月15日

代表者:石黒文浩

役員:田頭克彦、後藤卓、森藤淳、寺門伸

資本金:1,000万円

決算月:6月

社員数:29名(2024年11月現在)

<関係会社・提携会社>

株式会社サステナビリティ・コミュニケーション・ハブ

これからの株式会社

<事業内容>

セールスプロモーションの企画制作、広告の企画制作、出版物の編集制作、コーポレートコミュニケーションツールの企画制作、企業のサステナビリティ促進に関する調査・コンサルティング

■株式会社パイプライン:https://www.pipeline.jp/

■お問い合わせ:https://www.pipeline.jp/contact/

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区銀座4-10-16 シグマ銀座ファースト5F
電話番号
03-5550-3788
代表者名
石黒 文浩
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1992年07月