リユース可能な高耐久素材でサーキュラーエコノミーに貢献するPaaSモデルを実現

4/1施行 プラスチック資源循環促進法

タイムマシーン株式会社

 温湿度の監視・記録を自動化するIoTシステムを開発・提供するタイムマシーン株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 前田一樹)は、自社サービスのACALA MESHについて、SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標と169のターゲットに対して、ACALA MESHを利用されるお客様が生み出す効果、また当社のビジネスモデル自身が生み出す効果との関連性をマッピングし、事業とSDGsとの接点を特定しました。

 


【高耐久性素材の採用でサーキュラーエコノミーに貢献】

 令和4年4月1日に施行されるプラスチック資源循環促進法は、プラスチック使用製品の設計・製造段階から廃棄に至るまでのライフサイクルの各段階で資源循環を促すことを目標にしています。ACALA MESHでは、センサ筐体に人工関節などでも利用される超高密度ポリエチレンを採用することで、食品製造現場でのハードな利用にも耐えうる強度を実現すると同時に、回収したセンサ機器の分解・清掃・再利用を可能にし、サーキュラーエコノミーに貢献しています。

 また、温度管理システムACALA MESHは、PaaS(Product as a Service)モデルを採用しており、ハードウェア製品の販売は一切行っておりません。製品の所有権は当社に帰属しており、定期的に実施されるセンサ交換の際にお客様から回収した製品は分解・清掃を行うことで、その大部分をリユースすることに成功しました。

 当社では、このサーキュラーエコノミーに貢献するPaaSモデルを実現するため、各パーツをモジュール化することで、部分的な部材の交換や、品質改善のための刷新を容易にしています。特に筐体の素材には、削り出しの超高密度ポリエチレンを採用するなど、特別に耐用年数が長く、リユースに適した部材を利用しています。


【今後の展望】

温度記録の自動化・遠隔監視を実現するACALA MESHは、食品製造現場で働く人々の代わりに食品製造に関わる様々な温度をIoTセンサで監視しています。製造業の中でも特に離職率や欠員率が高い食品製造業に従事するエッセンシャルワーカーには、作業負担や精神的な負担が大きい現状があります。当社では今後もこういった課題をIoTのチカラで軽減し、食品衛生管理品質の向上を実現、働きがいのある労働現場づくりに貢献して参ります。


<タイムマシーンについて>
 当社は、調剤薬局のグループ会社として薬局を始めとする医薬品業界向けのシステム開発会社として創業。2016年に医薬品の温度管理を自動化するシステムとして、現在の主力サービスであるACALA MESHを開発。信頼性の高いメッシュ型無線通信技術「SmartMesh IP」を採用しており、HACCPが義務化されたことも追い風となり、現在では広く食品事業者をターゲットにサービスを展開中。


<会社概要>
社名: タイムマシーン株式会社
代表: 代表取締役社長 前田一樹
本社所在地:東京都中央区日本橋人形町1-5-5
URL:https://tmcn.jp/
設立年:2010年2月
資本金:5,000,000円
事業内容:IoTセンサを利用した温度管理システムの開発・運営


本リリースに関するお問い合わせ先
タイムマシーン株式会社 前田
TEL:070-2621-9688 E-mail:maeda@tmcn.jp

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【補足資料】

1. SDGsとは

 SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)とは、世界が抱える問題を解決し、持続可能な世界を作るために各国が合意した17の目標と169のターゲットです。
 


 SDGsは、2015年に採択され、2030年を目標年としています。途上国や先進国の政府だけでなく、企業を含むマルチステークホルダーによる協議に基づいて策定されたことが特徴です。SDGsの達成は、食・農業、都市、エネルギー・材料、健康・福祉分野だけでも2030年までに年12兆米ドルの市場機会を生み出すと言われており、中長期的な成長を目指すビジネスや投資家からも熱い視線を向けられています。
 

2. SDGsとタイムマシーン

 タイムマシーンは、SDGsに賛同し、主力サービスであるACALAシリーズの開発提供を通じて、SDG12「つくる責任 つかう責任」を中心として、2 「飢餓をゼロに」、3 「すべての人に健康と福祉を」、7 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、8 「働きがいも 経済成長も」、9 「産業と技術革新の基盤をつくろう」の6つの目標に対して貢献します。
 



3. 各SDGsとの関わり

SDG2「飢餓をゼロに」


温度管理システムACALAシリーズは、食品製造現場で働く人々の代わりに食品製造に関わる様々な温度を監視しています。冷蔵庫の故障などによる保管食品の破棄などをIoTのチカラで未然に防止します。細菌増殖に影響する温度の厳密な管理は食品衛生においてもっとも重要な要素です。


SDG3「すべての人に 健康と福祉を」


温度管理システムACALAシリーズは、食品製造現場で働く人々の代わりに食品製造に関わる様々な温度を監視しています。加熱処理が不十分なまま提供される食品には多くの細菌が含まれ、食中毒を発生させるリスクがあります。細菌増殖に影響する温度の厳密な管理は食品衛生においてもっとも重要な要素です。


SDG7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」


温度管理システムACALA MESHは、冷蔵庫や冷凍庫の温度、調理加工場の温湿度、また冷却槽やボイル槽の水温などを24時間365日モニタリングしています。データに基づいて最適な温度設定、空調冷熱設備の適切なメンテナンスを実施することで無駄なエネルギー消費を抑えることが可能です。


SDG8「働きがいも 経済成長も」


温度管理システムACALAシリーズは、食品製造現場で働く人々の代わりに食品製造に関わる様々な温度を監視しています。製造業の中でも特に離職率や欠員率が高い食品製造業に従事するエッセンシャルワーカーの作業負担をIoTのチカラで軽減し、働きがいのある労働現場づくりに貢献します。


SDG9「産業と技術革新の基盤をつくろう」


国内食品製造業の99%が中小および零細規模です。温度管理システムACALAシリーズは、完全無線システムで、初期費用ゼロ、安価な月額料金のみで利用可能なので、中小規模以下の食品製造事業者でも導入が容易です。事業者の規模に関わらず、収集した膨大なデータとAI技術で、今後は空調冷熱市場を革新するプラットフォームサービスの開発を目指します。


SDG12「つくる責任 つかう責任」


温度管理システムACALA シリーズは、PaaS(Product as a Service)モデルを採用しており、ハードウェア製品の販売は一切行っておりません。所有権は当社に帰属しており、定期的に実施される温度センサ交換の際にお客様から回収した温度センサは分解・清掃を行うことで、その大部分をリユースすることに成功しています。当社では、このサーキュラーエコノミーに貢献するPaaSモデルを実現するため、各パーツをモジュール化することで、部分的な部材の交換や、品質改善のための刷新を容易にしています。また例えば、筐体の素材に削り出しの超高密度ポリエチレンを採用するなど、特別に耐用年数が長く、リユースに適した部材を利用しています。


 

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会社概要

タイムマシーン株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋人形町1-5-5
電話番号
03-6264-8603
代表者名
前田一樹
上場
未上場
資本金
-
設立
2010年02月