BtoB企業の約8割が、コロナ禍以降にサイトリニューアルを実施 その理由は「製品・サービスの変化を反映するため」が最多
~約9割がサイトリニューアル時においてコンテンツを重視するも、戦略に基づくコンテンツ制作を実施できたのは約3割にとどまる~
調査サマリー
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調査概要
調査概要:BtoB企業のサイトリニューアルに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年6月19日〜同年6月22日
有効回答:Webリニューアルに関わったことのあるBtoB企業のWeb担当者108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社イノーバ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
約8割の企業が、コロナ禍以降にサイトリニューアル経験あり
「Q1.あなたは、お勤め先においてコロナ禍以降(2020年以降)にサイトをリニューアルした経験はありますか。」(n=108)と質問したところ、「ある」が75.0%、「ない」が24.1%という回答となりました。
・ある:75.0%
・ない:24.1%
・わからない/答えられない:0.9%
サイトをリニューアルした背景、「製品・サービスの変化を反映するため」が55.6%で最多
Q1で「ある」と回答した方に、「Q2.コロナ禍以降(2020年以降)にサイトをリニューアルした背景について教えてください。(複数回答)」(n=81)と質問したところ、「製品・サービスの変化を反映するため」が55.6%、「事業内容の変化を反映するため」が42.0%、「デジタルマーケティングを強化するため」が38.3%という回答となりました。
・製品・サービスの変化を反映するため:55.6%
・事業内容の変化を反映するため:42.0%
・デジタルマーケティングを強化するため:38.3%
・コンテンツの刷新・強化のため:35.8%
・デザインが古くなってきたため:29.6%
・ミッション・ビジョン・ロゴマークなどコーポレートアイデンティティの変化を反映するため:28.4%
・ユーザビリティを上げるため:27.2%
・更新・運用しやすくするため:25.9%
・MFI対応(スマホ対応)のため:16.0%
・機能拡張するため:14.8%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.2%
サイトリニューアルで期待した成果、「集客力の向上」が61.7%で最多
Q1で「ある」と回答した方に、「Q3.あなたが、サイトリニューアルで期待した成果を教えてください。(複数回答)」(n=81)と質問したところ、「集客力(UUやPV)の向上」が61.7%、「見た目の改善」が42.0%、「ブランディング向上」が40.7%という回答となりました。
・集客力(UUやPV)の向上:61.7%
・見た目の改善:42.0%
・ブランディング向上:40.7%
・顧客満足の向上:39.5%
・検索順位(SEO効果)の向上:38.3%
・更新や修正など運用の負荷軽減:32.1%
・コンバージョンの向上:25.9%
・社内の士気向上:17.3%
・運用コスト削減:8.6%
・その他:0.0%
・特になし:0.0%
・わからない/答えられない:1.2%
約4割が、サイトリニューアル時のパートナーには「Web制作会社」を選択
Q1で「ある」と回答した方に、「Q4.サイトリニューアル時のパートナーにはどのような企業を選びましたか。」(n=81)と質問したところ、「Web制作会社」が42.0%、「総合広告代理店」が16.0%という回答となりました。
・Web制作会社:42.0%
・総合広告代理店:16.0%
・デザイン会社:14.8%
・マーケティング支援会社:12.3%
・SEO支援会社:2.5%
・PR会社:1.2%
・個人:1.2%
・その他:4.9%
・特になし:3.7%
・わからない/答えられない:1.2%
サイトリニューアルにかけた予算、約半数が「300万未満」と回答
Q1で「ある」と回答した方に、「Q5.サイトリニューアルにかけた予算はどのくらいでしたか。」(n=81)と質問したところ、「100万円未満」が14.8%、「100~299万円」が30.9%という回答となりました。
・100万円未満:14.8%
・100~299万円:30.9%
・300~499万円:14.8%
・500~999万円:17.3%
・1000万円~:4.9%
・その他:0.0%
・なし:2.5%
・わからない/答えられない:14.8%
予算配分のTOP3、「プラニング」「サイト設計」「デザイン」の結果に
Q5で「なし」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.お勤め先企業のサイトリニューアルについて、予算の配分をランキング形式で教えてください。(ランキング形式上位3つまで)」(n=67)と質問したところ、1位は「プランニング(要件定義・調査・戦略設計)」が32.8%、「サイト設計(ワイヤーフレーム、システム設計など)」が26.9%、2位は「サイト設計(ワイヤーフレーム、システム設計など)」が17.9%、「デザイン(ビジュアルデザイン、UI/UX設計)」が22.4%、3位は「デザイン(ビジュアルデザイン、UI/UX設計)」が17.4%、「コンテンツ作成」が14.9%という回答となりました。
<1位>
・プランニング(要件定義・調査・戦略設計):32.8%
・サイト設計(ワイヤーフレーム、システム設計など):26.9%
・デザイン(ビジュアルデザイン、UI/UX設計):11.9%
・SEO対策:9.0%
・機能強化・システム開発:10.4%
・CMS構築:3.0%
・コンテンツ作成:3.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:3.0%
・未選択:0.0%
<2位>
・プランニング(要件定義・調査・戦略設計):7.5%
・サイト設計(ワイヤーフレーム、システム設計など):17.9%
・デザイン(ビジュアルデザイン、UI/UX設計):22.4%
・SEO対策:9.0%
・機能強化・システム開発:6.0%
・CMS構築:6.0%
・コンテンツ作成:11.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
・未選択:19.4%
<3位>
・プランニング(要件定義・調査・戦略設計):7.5%
・サイト設計(ワイヤーフレーム、システム設計など):3.0%
・デザイン(ビジュアルデザイン、UI/UX設計):17.9%
・SEO対策:11.9%
・機能強化・システム開発:9.0%
・CMS構築:7.5%
・コンテンツ作成:14.9%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
・未選択:28.4%
約9割が、サイトリニューアル時にコンテンツの改善や増強を重視
Q1で「ある」と回答した方に、「Q7.お勤め先企業のサイトリニューアル時、コンテンツの改善や増強を重視しましたか。」(n=81)と質問したところ、「非常に重視した」が40.7%、「やや重視した」が45.7%という回答となりました。
・非常に重視した:40.7%
・やや重視した:45.7%
・どちらともいえない:4.9%
・あまり重視しなかった:6.2%
・まったく重視しなかった:0.0%
・わからない/答えられない:2.5%
サイトリニューアル時、「戦略に基づいてコンテンツを制作した」のは約3割ほどに
Q1で「ある」と回答した方に、「Q8.お勤め先企業のサイトリニューアル時、コンテンツの扱いについて最も近いものはどれですか。」(n=81)と質問したところ、「戦略に基づいてコンテンツを制作した」が32.1%、「感覚的にコンテンツ制作した」が14.8%という回答となりました。
・戦略に基づいてコンテンツを制作した:32.1%
・感覚的にコンテンツ制作した:14.8%
・古いコンテンツを削除した:22.2%
・サイト分析に基づいてコンテンツを削除した:13.6%
・そのまま残した:2.5%
・リライトや一部修正を加えて残した:9.9%
・あてはまるものはない:0.0%
・わからない/答えられない:4.9%
サイトリニューアルで満足している点、「集客力の向上」や「見た目の改善」の声
Q1で「ある」と回答した方に、「Q9.お勤め先企業のサイトリニューアルで、満足している点を教えてください。(複数回答)」(n=81)と質問したところ、「集客力(UUやPV)の向上」が50.6%、「見た目の改善」が48.1%、「検索順位(SEO効果)の向上」が37.0%という回答となりました。
・集客力(UUやPV)の向上:50.6%
・見た目の改善:48.1%
・検索順位(SEO効果)の向上:37.0%
・ブランディング向上:28.4%
・コンバージョンの向上:28.4%
・顧客満足の向上:25.9%
・更新や修正など運用の負荷軽減:18.5%
・社内の士気向上:17.3%
・運用コスト削減:11.1%
・特になし:2.5%
・その他:6.2%
・わからない/答えられない:0.0%
一方で、50.6%がサイトリニューアルで「失敗した」と実感あり
Q1で「ある」と回答した方に、「Q10.お勤め先企業のサイトリニューアルで「失敗した」と感じることはありましたか。」(n=81)と質問したところ、「ある」が50.6%、「ない」が39.5%という回答となりました。
・ある:50.6%
・ない:39.5%
・わからない/答えられない:9.9%
サイトのリニューアルで、「デザインに凝りすぎてクリックしづらくなった」や「更新しにくくなってしまった」などの失敗があった声
Q10で「ある」と回答した方に、「Q11.サイトのリニューアルでどんな失敗があったかについて、自由に教えてください。」(n=41)と質問したところ、「デザインが凝りすぎていて、クリックすべきところがわかりづらくなった」や「情報更新に手間がかかる」など41の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・50歳:デザインが凝りすぎていて、クリックすべきところがわかりづらくなった。
・49歳:デザイン面に費用がまわせなかった。
・45歳:サイト内のたどり着きたい箇所にたどり着きにくくなった。
・41歳:アクセスエラーが起きてしまった。
・57歳:情報更新に手間がかかる。
・57歳:CMSの使い勝手が悪くなった。
まとめ
今回は、 Webリニューアルに関わったことのあるBtoB企業のWeb担当者108名を対象に、BtoB企業のサイトリニューアルに関する実態調査を実施しました。
まず、約8割のBtoB企業が、コロナ禍以降でサイトリニューアルの経験があり、サイトリニューアルした背景は、「製品・サービスの変化を反映するため」が半数以上となりました。なお、サイトリニューアルについて、要件定義・調査・戦略設定などの「プランニング」、ワイヤーフレーム、システム設計などの「サイト設計」、ビジュアルデザイン、UI/UX設計などの「デザイン」の3つに予算金額を掛けていたことがわかりました。また、サイトリニューアルしたことで、「集客力UP」や「見た目の改善」について満足している声がある一方、約半数が「クリックすべきところがわかりづらくなった」や「更新しにくくなってしまった」などの失敗があったと実感していることが明らかになりました。
サイトリニューアル時に「コンテンツの改善や増強」を重視する企業が約9割に及び、「プランニング」フェーズに大きな予算をかけているにもかかわらず、「戦略に基づいてコンテンツ制作をした」企業は約3割に留まっています。このことから、コンテンツの重要性は念頭にありつつも、実際に戦略的なコンテンツ制作を伴うサイトリニューアルを実施できた企業は少ないことが伺えます。
当調査でも6割以上の企業がサイトリニューアル時に期待した「集客力(PV/UU)の向上」を実現するには、コンテンツの力が大きく影響するとイノーバは考えています。サイトリニューアルを行う際は、プランニング・サイト設計・デザインと同じように、戦略に基づいたコンテンツ制作までを一貫して実施することが成果につながる近道といえるでしょう。
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商談を創出し続けるウェブサイトを作る-株式会社イノーバについて
イノーバはマーケティング型サイトの設計やリニューアルを得意としています。
これまでに数百件に及ぶ BtoB 企業のマーケティングやサイトリニューアルを手掛けてきました。サイトに集客力を付け、コンバージョンやお問い合わせの数を増やすためのサイトリニューアルの方法を熟知しています。
集客力の強いサイト、あるいはコンバージョンやお問い合わせを多数獲得可能なサイト設計・サイトリニューアルをご検討の方は、支援実績豊富なイノーバにご相談ください。
サービス資料をご用意しています。
https://innova-jp.com/library/
会社概要
会社名:株式会社イノーバ
所在地:東京都新宿区市谷船河原町9-1 NBCアネックス市谷ビル7階
設立 :2011年6月
代表者:代表取締役 宗像 淳
Webサイト:https://innova-jp.com/ (コーポレートサイト)
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