環境大臣賞受賞事業 不要になった着物や帯を活かすお針子事業
第一回 国際サステナブルファッションEXPO(秋)出展
〜 《Kimono Upcycle Cloth 「ohariko」今後の展開 北欧への進出》〜
日本リユースシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山田 正人)が運営する「着物アップサイクルクロスお針子事業」が、 この度、東京ビックサイトで開催された第一回国際サステナブルファッションEXPO(秋)(2021/10/17〜10/19)へ出展いたしました。
■お針子事業とは
矢野経済研究所の調査によると、日本の各家庭には推定40兆円もの着物や帯が眠っています。
しかし、ライフスタイルの変化と共に「着る機会がない」、「保管が大変」とった様々な理由で、また「終活」や
「遺品整理」といったお片づけ意識の高まりにより、これらの着物や帯は寿命を全うすることなく、引き取り手のいない「不要」なものとして大量に廃棄されているのが現状です。
これらの一般家庭で眠っている「着物や帯」を独自の方法で集め、「生地」としての新たな価値を生み出すことで捨てずに活かし、たくさんのソーシャルグッドに繋げ、 SDGs のゴール達成に貢献する取り組みがお針子事業です。
■独自特殊加工によりアップサイクル生地を開発 Kimono Upcycle Cloth「ohariko」
Kimono Upcycle Cloth「ohariko」というアップサイクル生地を開発しました。
■モンゴル国の障がいを持つ方・貧困層への雇用を創出
Kimono Upcycle Cloth「ohariko」は、モンゴルの障がいを持つ方、貧困層やシングルマザーの方々と連携し製造を行っております。障がいを持つ方でも製造に参加できるよう、難しい工程や刃物を使用した作業が不要な製造工程を設計しています。継続した雇用による収入の安定や、社会参加による QOLの向上などに繋がっています。
モンゴル国だけではなく、日本国内の福祉作業所の皆様との協業も行っておりあらゆる場面での持続的な雇用創出にもつながっております。このような連携を図ることでお針子事業は2017 年 1 月から累計で415,320着もの着物や帯を捨てずに活かしてまいりました。
■Kimono Upcycle Cloth 「ohariko」今後の展開
モンゴルにて独自の特殊加工された生地、Kimono Upcycle Cloth「ohariko」
今後の展開といたしましては北欧への進出を図るだけではなく日本国内でのエシカルなモノづくり企業へKimono Upcycle Cloth 「ohariko」の供給を目指します。可能性は止まることを知らない大注目事業です。
■日本リユースシステム株式会社について
所在地:〒108-6028 東京都港区港南 2-15-1 品川インターシティ A 棟 28 階
代表者:代表取締役 山田 正人
設立:2005 年 6 月 28 日
URL: http://www.nrscorp.jp/
事業内容:「三方よし」を企業理念に、リユース・リサイクル屋ではなく、「捨てさせない屋」として様々なモノやコトを 活かすビジネスを運営。
現在は約 30 の国や地域と取引を行い、古着 de ワクチンやお針子事業を筆頭に日本で不要になったモノやコト、世界で 不要になったモノやコトを、日本を問わず必要とされる方の元で活かしています。
■本件に関するお問い合わせ先
日本リユースシステム株式会社
担当者:望月美香 TEL:03-6717-4363
E-mail: mika-m@ohariko.club
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