規格外に新たな命『くまもとトマトロジープロジェクト』6周年 累計300トン150万個の規格外トマトを活用 フードロス削減と農家支援を推進

大雨被害 八代のトマトがようやく出荷開始 それでも実る八代のトマトに想いを込めて

株式会社HOSHIKO Links

        トマトロジープロジェクトロゴ

 九州産の乾燥野菜製造・販売を行う株式会社HOSHIKO Links(ホシコ リンクス 本社:熊本市西区春日/熊本大同青果株式会社グループ 代表取締役社長:月田 求仁敬 以下 HOSHIKO)は、規格外トマトを活用しフードロス削減を目指す「くまもとトマトロジープロジェクト」を展開しています。今年で6周年を迎え、累計処理量は300トンに達する見込みです。トマトロジープロジェクトは、「生産者が手間ひまかけて作ったトマトをできるだけ活用したい」という想いから主に、熊本県八代市のJAやつしろ 八代選果場と連携しながら取り組みを進めてきました。

 八代は、今年8月の豪雨災害の時に、ちょうど苗を定植したところで圃場の50%以上、中には全滅してしまった生産者もあり、かなり大きなダメージを受けました。それから苗を植え直し、今月2日からようやく出荷が始まりましたが、まだまだ出荷量はわずかです。農事組合法人八協連によりますと、「今の段階で例年の10分の1ほどしか出荷できていない。これから先収穫量がどのようになるかはまだわかりません。」と話しています。

 収穫量の約5%が規格外として流通しないトマトが出ますが、HOSHIKOのトマトロジープロジェクトについては、「収穫まで同じ手間をかけているわけだから、規格外トマトが少しは人のためになると思うと心が痛くない。HOSHIKOさんを通じて私たち生産者のことを少しでも心に留めてもらえると嬉しい。」と話しています。

 HOSIKOは、規格外トマトを乾燥し、商品の展開を通じ熊本のトマトと生産者を知っていただき、生産者と共に持続可能な事業モデルの構築を目指します。

◼︎規格外トマトに新たな命 熊本発のプロジェクトが6周年

 HOSHIKOは、市場に出せない規格外の野菜やフルーツを乾燥加工し、食品安全を最優先に国際規格FSSC22000を取得した自社工場で厳格な品質管理を行っています。九州・熊本から世界へ、乾燥野菜の新たな可能性を発信していきます。近年、乾燥野菜市場の拡大を背景に、HOSHIKOの乾燥野菜処理量は2025年には18品目、650トンの見込みです。さらに、2018年に始動した「くまもとトマトロジープロジェクト」では、この6年間で規格外トマト300トン(約150万個、1個200g換算)をドライトマトに加工し、トマト石鹸やキーマカレーやスープなどへと生まれ変わらせてきました。現在は、規格外トマトを活用したペットフードや、当社独自の製法で仕上げたセミドライトマトといった新商品の開発を進めており、今年末までに販売を開始する予定です。特にこのセミドライトマトは、従来の市販品とは全く異なる「進化版」の商品として展開してまいります。

◼︎便利さだけじゃない  乾燥野菜を非常食にも!使い方で広がる可能性

 乾燥トマトをはじめとする乾燥野菜は、常温で長期保存が可能で、災害備蓄から日常使いまで幅広い場面で価値を発揮します。含水を除くことで重量は約5〜20%となり、輸送・保管コストの抑制に直結します。特にキャベツでは、生鮮1トンから約50kgの乾燥野菜が仕上がるなど、大幅な軽量化が可能です。ボリュームは一定ながら軽量で扱いやすく、効率的な物流の実現に寄与します。加えて、乾燥野菜は栄養素が凝縮されており、玉ねぎの場合、生鮮100gがわずか5gのHOSHIKOに濃縮されます。つまり、少量でも100g分の栄養を摂取でき、不足しがちな野菜を手軽に補うことができます。

 HOSHIKOは、こうした価値提供のための手段と位置づけ、家庭の調理をもっと簡単に、そしておいしくすることを核心に据えています。生野菜と比べて乾燥野菜は軽量で省スペースのためECの送料負担が下がり、まとめ買いにも適しています。下処理済みで浸水・加熱3〜10分と使い勝手がよく、必要な分だけ戻せるので、日々の味噌汁や主菜の具材として手早く加えられる常備菜としても活躍します。HOSHIKOは今後もラインアップを拡充し、生産者・生活者・社会に持続的な価値を届けながら、お客様の健康づくりをお手伝いし、家庭の食卓に寄り添う新しい野菜体験を広げてまいります。

◼︎每日の食卓で大活躍!乾燥野菜のおすすめ調理例

ドライトマトの炊き込みご飯

ドライトマトの凝縮された旨みをお米にしみ込ませることで、いつもの炊き込みご飯が一層豊かな味わいとなります。オリーブオイルやチーズとの相性も良く、仕上げにバジルを加えることで、香り高い洋風炊き込みご飯に仕上げることができます。

ドライトマトのグラッセ

HOSHIKOのドライトマトは、ひと手間加えるだけで日常の料理を特別感のある一皿へと変化させます。凝縮された甘みと酸味は肉料理との相性にも優れ、ジューシーな肉料理に添えることで、味わいに深みと彩りが加わります。

ドライトマトのスープ

凝縮されたドライトマトの甘みと酸味にベーコンのコクが重なり、手軽に深みのある味わいが楽しめます。仕上げのオリーブオイルで風味とリコピン吸収もアップ。

セミドライトマトのおつまみ

そのままワインやビールのおつまみとして活用できるほか、ヘルシーなおやつとして取り入れることも可能です。健康を意識する食生活の一部として利用価値があります。

セミドライトマトのリーフサラダ

リーフサラダにトッピングすることで、彩りと深い旨味を添えることができます。セミドライトマトとモッツァレラのカプレーゼや、オリーブと合わせたアンティパストサラダなど、食卓を華やかにするアレンジが広がります。

セミドライトマトのパスタ

シンプルな味付けのパスタに加えることで、料理全体の完成度が高まります。バジル香るトマトパスタやシーフードトマトパスタ、カッテージチーズと組み合わせたフリッジなど、多彩なメニューでセミドライトマトの特長を活かせます。

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会社概要

株式会社HOSHIKO Links

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URL
https://hoshiko.co.jp
業種
製造業
本社所在地
熊本県熊本市西区春日 7-38-1
電話番号
096-288-0992
代表者名
月田求仁敬
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2018年04月