パブリックグッド、国内のマーケティング業界では初となる国際的な企業認証制度「B Corporation™️」を取得

コミュニケーション活動をサステナブルなものにー理念と事業の一貫性や手掛けたプロジェクトの公益性などが評価

株式会社パブリックグッド


株式会社パブリックグッド(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:菅原賢一)はこのたび、展開する事業活動やサプライチェーンの公益性、透明性の高い企業が取得できる国際的な認証制度「B Corporation™️(以下、B Corp〈ビーコープ〉)を国内のマーケティング業界、PR業界では初めて取得しました。日本企業では24社目 となります。


当社は創業以来、「社会に点在する様々なコミュニケーションギャップの解消」をミッションに掲げ、独自のメソッドでクライアント企業の課題解決を支援してきました。B Corpの取得をきっかけに、SDGsや環境問題、CSRやCSVに取り組む企業のさまざまなコミュニケーション活動をこれまで以上にサポートしていきます。しかしそれは実現したいことの一部に過ぎません。代表取締役である菅原はB Corp取得について以下のようにコメントしています。


●サステナブルなコミュニケーション活動の実現に向けて

「実現していきたいのは、昨今流行りのSDGsや環境ケアといったサステナビリティに関わるニュースをコミュニケーションするだけではなく、コミュニケーション活動自体をサステナブルなものにしていくことです。情報環境とマーケティング環境の劇的な変化に伴い、CTRやCPAといった短期的な費用対効果を過度に求める傾向が強まり、企業から生活者に向けて、誇張や煽情的、真偽不明瞭な情報、グリーンウォッシュなどが含まれる膨大な情報が発信されるようになりました。自省を込めて、PR会社がそういったマーケティング施策の一端を担っているという現状は否定できません。短期的な成果指標の達成を重視するあまり、クライアント企業が長きにわたって培ってきた理念や哲学、想いとは異なる情報発信を行うプロジェクトも散見されます。焼き畑農業を思わせるこれらのコミュニケーション活動は果たして、クライアント企業とお客様の長期的な関係構築に貢献できているのだろうか?という課題意識があります」


B Corp認証の取得にあたっては、事業活動の公益性や透明性などが重視されますが、もうひとつの大きな特徴として、理念と事業活動が一貫して実行されているかどうか、厳格に求められるという点が挙げられます。取得を目指す企業は、200を越える厳しい基準に対して、企業全体として、各基準の実行に関する証拠資料を示し、認証審査を受ける必要があります。単に宣言しているだけや事業活動の一部の仕組みだけでは審査を通過することはできません。あくまで、企業全体で実行していることが求められます。

当社ではB Corpが重視する「理念と事業の一貫した実行性」というポリシーに強く共感、こういった企業姿勢が顧客との中長期的にわたる良好な関係性構築に寄与することを、PR会社としてクライアントに提案するだけでなく、自らが証明するために、取得に乗り出しました。


●理念と事業の一貫性をサポートする幅広いメニュー

当社では、プレスリリースの制作や記者発表会のようなベーシックなPRサービスをはじめ、企業理念と具体的なコミュニケーション活動全般の一貫性を緻密にプロデュースする「そもそもプランニング」、クライアント様社内を巻き込みながら自社理念の浸透やボトムアップによる提案を導く「わいがやワークショップ」の企画運営、従来のIR視点とは異なったPR視点での「統合報告書」や「ブランドブック」の企画制作、アーンドメディア単体や4thメディアではなく、当社独自の「7thメディア」によるコミュニケーション設計等、「理念と事業の一貫した実行性」をサポートするメニューを提供しておりますが、今後はB Corp取得を契機に、サステナブルなコミュニケーションの実現に向けて、新しいサービス開発を行う予定です。詳細は順次発表いたします。


●B Corpについて

B Corp認証は米国のNPO法人「B Lab(ビーラボ)」が運営する国際認証制度です。公益性の高い事業を展開する企業が、実際の業績や透明性、説明責任などについてB Labが設定した200を越える厳しい基準をクリアすることで取得することができます。企業内の仕組みや取り組み、商品単体ではなく、企業全体を評価するところに特徴がある認証制度で、現在、全世界90カ国161以上の産業で6,931以上の企業が取得しています。代表的な取得企業には、アウトドアブランドのpatagonia(米)、食品メーカーのダノン(仏)、大手メディアのThe Guardian(英)、アイスクリームのBen & Jerry's(米)、靴メーカーのAllbirds(米)、スノーボードメーカーのBurton(米)などがあります。詳細はこちらをご覧ください。

https://www.bcorporation.net/en-us/certification/(英語)


毎年3月は全世界でB Corpの啓発活動が行われる強化月間ですが、今年は日本でも初めてB Corp企業が一堂に会する参加型フェア「Meet the B」が開催され、当社は企画・PR・運営を担いました。その時の模様はこちらをご参照ください。

https://note.com/publicgood/n/nbd566d1f1a26


●株式会社パブリックグッドについて

2013年創業のマーケティングPR会社。クライアント企業のマーケティング課題、ブランディング課題を独自のメソッドで特定し、解決する。日本PR協会主催「PRアワード ソーシャルグッド部門」で、2020年にブロンズ(案件名:楽天ポ歳暮)、2021年にシルバー(案件名:CCCマーケティング学校総選挙)を受賞。

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会社概要

株式会社パブリックグッド

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URL
https://publicgood.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区宇田川町36-22 ノア渋谷パート2
電話番号
03-6416-3268
代表者名
菅原賢一
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2013年10月