サル被害対策へデジタル技術を活用。検出AIの精度は99.9%。性年齢・個体識別AIは基礎研修を受けた自治体職員と同等以上のレベル
福井県主催「令和4年度 CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクト」での実証実験の成果を報告
株式会社ほくつう 福井支社、北陸電力株式会社 新価値創造研究所、ガルム株式会社では、AIなどのデジタル技術を活用することで、地域課題解決の一助を目指した活動を推進しています。
この取り組みの一環として、クマが写っている画像だけを検出するAIを開発し、令和3年度に富山県での実証実験を経て、害獣の自動検出AI(製品名『Bアラート』)を商品化し全国へサービスを提供しています。
この技術を各自治体へ紹介する過程で、福井県内のほぼ全市町がサル被害に困っていると伺い、これまでに培ったAI技術をフルに活用し、サル被害の減少に貢献したいと考え、「CO-FUKUI 未来技術活用プロジェクト」に応募し、採択されました。
本プロジェクトでは、提案者である鯖江市と、サルの専門知識を指導いただいた野生動物保護管理事務所と協働し、サル被害の対策に寄与する3種類のAIを開発して、その精度を確認しました。
・検出AIは、 99.9%の精度であり、「実務で十分活用可能なレベル」との評価でした。
・性年齢識別AIと個体識別AIは、基礎研修を受けた自治体職員と同等以上のレベルであり、
「実現可能性有り」との評価でした。
令和5年度は引き続き、鯖江市をはじめとする自治体の皆さまと連携し、識別AIのレベルアップを図っていくとともに、実装と活用範囲の拡大に向けた取り組みを推進いたします。
成果発表会の資料とプレゼン動画(2:41:05 ~ 2:53:40)
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/pub.img-scan-tech.com/20230324_info05.pdf
https://www.youtube.com/watch?v=seKUpufC3nQ
<CO-FUKUIの詳細はこちら>
https://co-fukui.jp/
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