【万博開幕半年前】街の新しい遊び方を提案する実証実験プロジェクト「demo!tape」を開始
「テープ」を使って巨大チェスや3次元漫画を作り、街に遊びを生み出す
一般社団法人demoexpo(所在地:大阪府大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル4F/代表理事:花岡、以下demo!expo)は万博半年前である2024年10月13日に、2025年大阪・関西万博に向けて、新しい街の遊び方を提案する実証実験プロジェクト「demo!tape」を開始します。
コンセプトは「1本のテープでも、街は、面白くできる。」。街を規制するためではなく、街を緩めるために「テープ」を使用し、巨大チェスや◯×ゲームなどの昔からある遊びや、街なかにギャグ空間を生みだす実験漫画「THE 3次元ギャグ漫画」などを設置します。
本プロジェクトは、機能的で利便性のある街から、その街にある情緒的な文化を残したい、という思いから始まりました。本プロジェクト第1弾は、10月13日に実施される万博機運醸成のイベント「HH EXPO」、「EKI EXPO」、「EXPO OPEN STREET」で実施します。
街を規制するためではなく、街を緩めるために「テープ」を使う。
街は今、さまざまな規制やルールで縛られ、遊びをつくることが難しくなっています。その規制を象徴するアイテムのひとつが「テープ」であり、「KEEP OUT(立入禁止)」や「ソーシャルディスタンス」の表示など、これまで境界線やルールの強化のために使われてました。
しかし本来、テープは何かと何かをつなげたり、修復したり、デコレーションしたりというポジティブな役割を、いくつも併せ持っています。このプロジェクトは、ここ数年間のあいだ規制のために使われる場面が増えていたテープを逆説的に用いて、「街のルールや社会的通念を緩和し、街の楽しみ方・過ごし方を広げるために活用してはどうか?」という発想から生まれました。
万博開幕半年前イベントに実施するdemo!tapeプロジェクト
KEEP OUT(立入禁止)?
挑戦する勇気を讃える実験。「KEEP OUT」のテープで囲まれた「たまになる電話」、「不思議な手紙」、「謎の箱」。
立入禁止を乗り越え、それぞれのものを手に取った人には、うめだのまちの見え方や遊び方が広がる仕掛けをお届けします。
[期間]2024年10月13日(日)、14日(月・祝)
[場所]JR大阪駅 ノースゲートビルディング2階 アトリウム広場
THE 3次元ギャグ漫画
街なかにギャグ空間を生みだす実験漫画。
線で区切られたコマとコマは「場所」や「時間」でつながっているのですが、そのコマを2次元の世界から3次元の世界へ解き放つことで、その周りの空間も漫画の世界に巻き込む実験を実施します。[期間]2024年10月13日(日)~10月20日(日)
[場所]JR大阪駅 サウスゲートビルディング1階 旅立ちの広場
世界一やさしいトイレ
トイレで次の順番を待っている人を見たときに、「お待たせしてごめんね」と思う気持ちを少しだけ楽にする実験。待っている人が、床面に書かれた優しいメッセージを選んで、そこに立つことで、トイレから出てきた人との無言のコミュニケーションを楽しめます。
[期間]2024年10月13日(日)~11月4日(月・祝)
[場所]JR大阪駅 大阪ステーションシティ5階 時空の広場
ゲームが梅田に異世界転生!?
リアルRPG「テープファンタジー」
RPGゲームの世界を現実世界で楽しめる実験。阪急サン広場に突如出現したRPGゲーム「テープファンタジー」の中で、さまざまミニゲームを実施します。新感覚のラリー型イマーシブ体験です。
[期間]2024年10月13日(日)
[場所]阪急サン広場
8つのゲームがまちなかに出現
テープゲームクエスト
子どもの頃に遊んだ懐かしい遊びが巨大になって登場。巨大◯×ゲーム、巨大サイコロ、巨大チェスなど梅田の一角をゲームだらけにする実証実験。
[期間]2024年10月13日(日)
[場所]阪急サン広場
巨大チェスに巻き込まれる!?
イスチェス
街なかの休憩場所をチェス盤にしてしまう実験。テープで作られた5m✕5mの巨大チェス盤に、コマとして椅子に座ることができ、プレイヤーとしての参加や観客として楽しむことができます。
[期間]2024年10月13日(日)
[場所]阪急サン広場
悩めるYES/NOチャートの先には…?
うめだマイゴロード
質問に答えると、自分の価値観を知ることができる「巨大フローチャート」を実験的に設置。最後までたどりついたときに、「悩み」が晴れるかもしれない仕掛けも。
[期間]2024年10月12日(土)~10月20日(日)
[場所]HEP FIVE壁面、エスト通り
万博開幕半年前の10月13日に梅田の街で実証実験を開始
「demo!tape」の第1弾は、万博半年前の10月13日に実施される万博機運醸成のイベント「HH EXPO」、「EKI EXPO」、「EXPO OPEN STREET」で開始します。
2024年10月13日は、大阪・関西万博2025の開催半年前。その日に、大阪・関西の玄関口といえる梅田エリアを実験場※に変えてしまうことで、万博という大きなチャンスを会場の中だけで終わらせず、街を盛り上げ、街に価値を残すための一歩につなげていきます。そして、もっと自由に街を使い倒せる仕掛けをつくることは、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマに対しての、demo!expoが出す答えの一つでもあります。
※大阪・関西万博2025のコンセプトは「未来社会の実験場」
文化的・情緒的なゆたかさを梅田の街に残したい
この十数年のうちに、梅田には新しい施設が次々と生まれ、街の過ごし方や楽しみ方の選択肢も広がっているように見えます。しかし、それは“消費”や“経済活動”を促すための選択肢であり、街の規制はむしろ、これまで以上に強まっています。
私たちは、合理的で機能的な価値だけでなく、文化的・情緒的なゆたかさを大事にするために、テープを使って街に“遊び”をつくり、きつく締まり過ぎた規制を緩めるきっかけをつくりたいと考えます。
「demo!tape」実施イベント詳細
あなたの街も、パビリオン。
「HH EXPO」
誰もが自由に、自分らしく楽しめる“遊び場”をあちこちにつくり、街から万博を盛り上げます。
たとえば、一日中みんなの歌声が響いている街。子どもだけじゃなく、おとなもハジけられる街。
街全体がRPGのステージになる街…。みんなが笑って遊んで楽しんで、「いのち輝く」って実はこういうことなのかも?そんな喜びが全身で体感できる場所をいっしょにつくっていきませんか?
【イベント概要】
[会場]大阪梅田エリア(阪急サン広場周辺)・阪急阪神沿線
[会期]2024年10月13日(日)~11月23日(土)
[主催]阪急電鉄株式会社
[共催]一般社団法人demoexpo
[協賛]東芝データ株式会社、サントリー株式会社、株式会社オカムラ、菊水テープ株式会社
[協力]graf、関大万博部
この駅から、新しい出会いと未来が開かれる。
「EKI EXPO」
大阪駅は、今年でちょうど開業150周年。「歴史で培われた文化を継承し、将来生まれる新たな価値をこれからも作り続ける。」そうした思いを、大阪・関西万博開催の半年前という機運を盛り上げるとともに、集う人が楽しんでいただける様々なデモンストレーションを実施します。大阪駅・大阪ステーションシティは、この駅から新しい出会いが生まれ、新しい未来が開かれる、皆様にとっての「明日がひろがる街」を目指します。
【イベント概要】
[会場]大阪ステーションシティ
[会期]2024年10月13日(日)~11月4日(月・祝)
[主催]JR西日本ステーションシティ株式会社、JR西日本大阪開発株式会社
[共催]一般社団法人demoexpo
[協賛]東芝データ株式会社、サントリー株式会社、株式会社オカムラ、菊水テープ株式会社
[協力]JR西日本SC開発株式会社、graf、関大万博部
[プロデュース]一般社団法人demoexpo
新しくひらく大阪の玄関口から、まちをひらく取り組み、はじまる。
「EXPO OPEN STREET」
半年後に控える大阪・関西万博に向けて、大阪のまちや文化の面白さを、人・エンタメ・音楽が楽しめるスペースづくりを通して発信。、国内外からのお客様を迎え入れる姿勢と、未来へひらく想いを込めて、まちの人々と共同で、テープカットを行います。
【イベント概要】
[会場]JR大阪駅前 南側歩道
[会期]2024年10月13日(日)
[主催]一般社団法人大阪梅田エリアマネジメント
[共催]大阪市
[協賛]東芝データ株式会社、サントリー株式会社、株式会社オカムラ、菊水テープ株式会社
[協力]JR西日本SC開発株式会社、株式会社乃村工藝社、山田畳店、graf、関大万博部
[プロデュース]一般社団法人demoexpo
【会場MAP】
参考資料:demo!expoのこれまでの活動
日本全国の万博を楽しみたい人が勝手に集う拠点作り『EXPO酒場プロジェクト』
大阪・関西万博に興味がある人や、地域で新しいことを仕掛けたい人が集まり語らうイベント「EXPO酒場」を全国で開くプロジェクト。万博関係者と一般人が分け隔てなく意見を交わす交流の場として、ここから様々なプロジェクトが生まれています。
2022年春から始まり、同年7月18日には、万博まで1000日前であることを機に、関西2府4県で同時開催。現在では、大阪・関西を中心に青森から鹿児島まで約60回開催、累計5,000人以上に来場いただきました。今後は拠点開設をさらに進め、同時多発的に盛り上がっていくシーンをつくることで、関西から全国・世界に向けての機運醸成を狙います。
万博をきっかけに生まれたプロジェクト一覧
あたらしい大阪みやげ計画 by 大阪ええYOKAN
大阪の顔となる新しい“みやげ菓子”を作るべく、関西の和菓子メーカーが手を取り合って大阪みやげの「ジャンル」を作り、大阪の文化として根付かせるプロジェクト。
EXPO大学
大阪・関西万博に関西の大学としてどう関わっていくのかを考え、ワークショップ形式でアイデアを出し合うイベント。(2023年4月に『EXPO大学 関大キャンパス』を開催)
プロジェクト詳細
EXPO TRAIN
沿線の店舗・企業・アーティストがパビリオンとして列車内に登場し、地域の魅力をまるごと届ける貸切列車イベント。(2023年7月に『EXPO TRAIN 近鉄号』、2024年4月に『EXPO TRAIN 阪急号』を開催)
ヤヤコシ荘の届かないおくりもの by Panasonic
パナソニックグループパビリオン「ノモの国」が掲げる「子どもたちが自分を解き放つ体験」をテーマに、子どもたちのソウゾウ(想像、創造)する力を引き出す体験型ワークショップ。
街から創り上げるもう1つの万博
demo!expoは「街の人を主役に、街から万博をつくっていく」を目標に掲げ、2025年に向けて活動しています。その集大成として、街からもう1つの万博「まちごと万博」を創り上げることを目指しています。
開幕3年前『EXPO TEAM CAMP 2022』開催
2021年9月にdemo!expoを結成し、翌年の2022年3月に本団体の初イベント『EXPO TEAM CAMP 2022』を、夢洲で万博初のイベントを開催。
万博関係者や期待のスタートアップ、これからのキャリアを考える学生たちが集結し。トークセッションや参加者たちが自分の夢や挑戦を語り合う交流の場を創出しました。
プレスリリース イベントレポート
開幕1000日前『EXPO酒場』を関西2府4県同時6ヶ所開催
1000日前にあたる2022年7月18日に、万博に興味があるひとはだれもが垣根なく、未来の大阪・関西万博を盛り上げるために集うイベント「1000日前だよ! EXPO酒場」を、関西2府4県で同時開催。「あたらしい大阪土産プロジェクト」の試作品発表会や、1000日後に熟成されて美味しく飲めるクラフトエール 「1000ニチマエール」の発売をしました。
開幕2年前『まちごと万博2023』開催
開幕2年前となる2023年4月13日に、「まちごと万博2023」と称して、大阪を舞台に約1ヶ月の間、様々な取組を街で作り上げる活動を行いました。
開幕500日前『まちごと万博カーニバル』開催
開幕500日前となる2023年11月30日に、街をまるごと万博にするプロジェクト「まちごと万博」の発表や、残り500日間に向けて大阪の新しいナイトカルチャーを実証実験するイベントを「なんばカーニバルモール」にて開催しました。
開幕1年前『まちごと万博バスツアー』、『まちごと万博プラットフォーム』発表
開幕1年前となる2024年4月12日に、いつもの大阪の街とは違った魅力あふれるバスツアー『まちごと万博バスツアー』の実施、『まちごと万博プラットフォーム』の発表をしました。
このプレスリリースに関するお問い合わせ
メール:info@demoexpo.jp
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【本件の関する報道関係者からのお問い合わせ先】
一般社団法人demoexpo
TEL:06-6445-1040 メール:info@demoexpo.jp
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