【熊本・天草】2025年度『やまと車海老』養殖がスタート!6/4に稚エビ投入、遠隔オペレーション実証と多様な人材起用に挑戦|(株)クリエーションWEB PLANNING


株式会社クリエーション WEB PLANNING(本社:熊本県天草市、代表:深川沙央里、以下CWP)は2025年6月4日、今年度の車エビ養殖をスタートしました。CWPの施設にある3箇所の養殖池に、ふ化後約30日の稚エビ(全長約1cm)を約60万尾投入。収穫は2025年12月頃から始まり、12〜1月の約2か月間は、「活き車エビ」として生きたまま出荷する予定です。
CWPが手がける『やまと車海老』は、環境と人にやさしい、持続可能な養殖手法で育てたブランド車海老です。通販サイト「Shop AMAKUSA」、飲食店向け業務用販路、そして天草市のふるさと応援寄付金の返礼品として、全国の皆さまへお届けしています。
2025年度の新たな挑戦
・遠隔オペレーションで女性水産経営者の新しい働き方を実証

CWPはこれまで熊本県内のIT企業と連携し、センシング機器により養殖池の環境をリアルタイムで監視できる仕組みを導入してきました。CWPではその経験を踏まえ、今年度より独自に「遠隔オペレーション」の実証実験に挑戦します。
代表の深川が営業や子育てなどで現場を離れながらも、スマートフォン等を使って養殖池の状態を把握し、給餌指示などの運用判断を行う体制を構築。多角的な経営や家庭と両立する水産経営者の新しいワークスタイルを提案します。
・多様な人材による現場運営に挑戦

また、CWPでは、養殖現場の作業性・安全性を改善。重機や潜水作業に頼らない養殖スタイルを確立し、道具や作業手順も小型・簡便化することで、体格や体力に左右されにくい労働環境を整備しました。養殖期間中(6〜11月頃)は、遠隔オペレーションと省力化の仕組みにより、1日あたりの現場作業時間は1時間程度に削減。原則1名で現場運営が可能な体制となっています。
一方、12月以降の出荷シーズンには、選別・梱包・出荷対応などで人手が多く必要となるため、常時10名程度の人員体制で対応予定です。繁忙期と平常時で働き方を柔軟に切り替えることで、ライフスタイルや体力に応じた多様な人材の活用を実現しています。
代表コメント


たくさんの方々にお力を貸していただき、ここまで歩んでくることができました。今年は、その集大成であり、そして新たな挑戦の年になります。
私自身、女性経営者としてこれまでに感じてきたさまざまな壁を、今回の取組みを通じて乗り越えたいと思っています。また、同じような悩みを抱える方々へも希望を届けられるように、行動し、結果を出し、時には失敗も含めて発信していけるよう今シーズンも日々努力して参ります。
今年の稚エビの池入れには、子どもたちや地域の高齢者の方々にも参加していただきました。自然と共に生きるこの地域で、たくさんの笑顔に出会えたことが、何よりの原動力です。
この光景が未来にも続いていくように、諦めず、挑み続けたいと思います。
株式会社クリエーションWEBPLANNINGについて
天草にいながら世界中に張りめぐらされた情報網をとおして、 地域に必要な情報をキャッチし、 創造性ゆたかな仕事をプラニング・実⾏する企業として2013年10月に創業。
網元の娘として生まれ育ち、現在は5児の母でもある代表の深川沙央里は、「生産者が安心して生産活動を続けられる天草」「女性が安心して生活できる天草」を目指す。現在「車エビ養殖事業」「通販・卸事業」「加工事業」「講演・コンサルティング事業」「持続的な外食事業」を展開中。

【会社概要】
社名:株式会社クリエーション WEB PLANNING(CWP)
本社所在地:熊本県天草市楠浦町3237-2
代表取締役:深川沙央里
事業内容: 車エビ養殖、加工、通販、外食、コンサルティング等
設立: 2013年10月

【CWP代表プロフィール】
深川 沙央⾥(ふかがわ さおり)
1981年熊本県天草市牛深町生まれ。網元の家に育ち、2009年に車海老養殖家に嫁ぐ。2013年、地域特産品を扱うECサイト運営会社としてCWPを設立。5児の母。農林水産祭「水産部門」「女性活躍部門」で日本農林漁業振興会会長賞W受賞。農林水産大臣賞受賞。水産政策審議会 企画部会・漁港漁場整備部会 特別委員。著書「2男3女のシンママ社長、水産女子の先駆けとなる」(PHPエディターズ・グループ)。
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