[瀬戸焼職人たちの手仕事]陶器製の地球で大豆を育て、世界の食糧問題を考える教育型栽培キットを発売。瀬戸工科高校の学生とのコラボ商品。
痩せた土地でも生長しやすく、栄養も豊富な大豆を育て世界で起こっている食糧危機について考える商品。コンセプト発案は愛知県瀬戸市の学生
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聖新陶芸株式会社(本社:愛知県瀬戸市上松山町1-71、代表取締役:伊勢谷智起)は2025年3月3日、陶器製の地球の上部に穴が空いた器で育てる「育てる世界 大豆栽培キット」を発売します。植物を育てながら世界で起きている食糧問題や未来について考える栽培キットです。栽培に必要なものが全て入っているため、すぐに栽培を始めることができます。
地球は、瀬戸焼の職人たちの細やかな手仕事を経て量産しており、施釉※(せゆう)をしていないため、画材(水に強いもの)で絵を描くこともできます。大豆の育て方や豊富な栄養、利用方法、食糧危機を救う可能性などを紹介したハンドブック付きです。全国の販売店・専門店および、聖新陶芸公式オンラインショップ SEISHIN PLUS+ [ https://seishin-plus.ocnk.net/ ] にて購入可能です。
※施釉:焼き物にガラス質の液体、釉薬(ゆうやく)をかけることで、焼き上がるとガラス質のコーティングになります
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大豆が世界を救う?
同梱されているハンドブックは、日本人にとって身近な大豆の調理方法などを紹介しながら、食糧危機や飢餓問題を救う鍵となる可能性を秘めた「大豆」の紹介や、世界で見た大豆の有用性についてなど、小学生だけでなく、親子で学べる内容になっています。
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きっかけは瀬戸工科高校での産学連携
瀬戸工科高校の学生たちと「栽培キットを考える」授業を2024年春から始めました。そこで出たアイデアと聖新陶芸の知識を融合させ具現化させた第一弾の商品が「育てる世界 大豆栽培キット」です。植物の種類や素材、形状を何度も議論しながら量産ができる、魅力的な製品づくりを進めていきました。
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地球の鉢づくり|天面に空いた穴で大苦戦
製品を具体的に作り始めて、ぶつかった大きな壁が地球作りでした。天面に大きく空いた穴により、地球をそのまま投影すると主要大陸のひとつであるユーラシア大陸がなくなってしまいます。それでは「育てる世界」の世界観を損なってしまいます。そこで、球体上で大陸ごと下にずらして地図を描きました。すると今度は実際の大陸より陸地の面積が大きくなってしまい、地図が間延びします。その点に注意し、大陸の形と面積に違和感をのない程度の調整をし、地図を配置しました。また、細かすぎる島々は省略するといった細かい調節をしながら3Dプリンターで作ったベースの球体に手描きで世界地図を描き込みました。
職人たちの力を借りて
瀬戸のやきもの文化は職人の分業制によって分野ごとに磨かれています。「育てる世界」は、デザイナーが設計した形を忠実に再現する「原型師」量産に欠かせない石膏型を作る「型屋」土から焼成まで行う「窯元」の力を借り、完成した商品です。
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子どもたちに自分の地球を描いてもらいました
そうして出来上がった「育てる世界」を子どもたちに見せて実際に描いてもらいました。
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商品名:育てる世界 大豆栽培キット
品 番:GD-1037
サイズ:W16×D16.5×H16.5cm
内 容:地球型鉢/インナーポット/培養土/種/鉢底シート/ハンドブック
販売日:2025年 3月 3日
価 格:4180円(税込)
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会社概要
聖新陶芸株式会社は日本では数少ない栽培キットメーカーです。
1960年創業、聖母マリア像の製造をスタート。
1999年に陶器を使った、たまご型の栽培キットが誕生。
現在では多くの栽培キットを国内外に販売しています。
「植物を育てる」とともに「心も育む」モノづくりを続けていきます。
社名:聖新陶芸株式会社
住所:〒489-0068 愛知県瀬戸市上松山町1-71
業務内容:栽培キットの企画、製造、販売/栽培キットの輸出/栽培キットのOEM作製
コーポレートサイトURL:https://seishin-tougei.com/
問い合わせ先:info@seishin-tougei.com
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