Androidカーナビの華南大手メーカーの4G対応製品に、映像受信用半導体「TP2850」が採用決定
~XY オート社に続き、自動車アフターマーケット向けに続々採用~
テックポイント・インク(米カリフォルニア州サンノゼ 代表者:社長兼CEO 小里文宏 以下当社)は、中国華南地区大手カーナビゲーションメーカーの深圳市鼎微科技有限公司(中国広東省深圳市 代表者:執行董事 谢敏晓、以下トップウェイ社)の4G対応製品の新シリーズに、映像受信用半導体「TP2850」が全面採用されたことを発表いたします。
Keywords:カーナビゲーション、映像受信用、半導体、TP2850、高画質、ハイビジョン、WiFi、車載カメラ
Keywords:カーナビゲーション、映像受信用、半導体、TP2850、高画質、ハイビジョン、WiFi、車載カメラ
近年、日本では、自動車に乗る年数(使用年数)が伸び※1、アフターマーケットが注目されることも多くなってきました。中国でも同様で、季節によっては月間60万~100万台規模※2のカーナビゲーション(以下 カーナビ)システムがアフターマーケットで販売されています。また、商品の技術革新も早く、中国のアフターマーケットにおけるカーナビゲーション市場は、WiFiから4Gシステムに、映像品質も従来のSD画質からHD(ハイビジョン)画質に主流が変わりつつあります。
このような変化に富む中国の自動車アフターマーケットで、トップウェイ社は、華南地区の大手カーナビメーカーの一つとして多数の車載システム機器を出荷しており、特にAndroid対応カーナビの開発に力を入れています。この中国のアフターマーケットで大きなシェアを持つトップウェイ社の4G対応製品の新シリーズに、当社製映像受信用半導体「TP2850」が全面採用されました。
本製品は、当社が創業以来培ってきた設計技術を生かして開発した、当社独自規格「HD-TVI」を採用した1チャンネルレシーバーで、高品質な標準規格であるCVBS信号およびハイビジョンアナログビデオに対応しています。また、本製品に採用している「MIPI CSI2インターフェース」は、自由度が高く、市場の多くのナビゲーションシステムのシステムオンチップ(SOCs)とシームレスに接続することができます。TP2850は、既に同様に華南地区大手のカーナビ開発メーカーであるXY オート社にも採用されるなど、機器メーカーへの採用が続々と決定しています。
トップウェイ社のGeneral ManagerであるDaniel Chen氏は、「私たちは、長い間、パフォーマンスを損なうことなく、複数の機能を1チップで実現できる半導体を探していました。テックポイントのTP2850 は、コスト面、条件面の双方を満たす製品でした。私たちの4G対応製品に、テックポイントのTP2850を採用できて非常に嬉しく思っています。」と評価のコメントを頂きました。
当社は今後もお客様と市場ニーズに合わせた開発を進め、車載カメラシステム用製品を拡充し、安心・安全に関わるさまざまなシーンで利用されるカメラを支えていきます。
なお、本製品の出荷による、当社2019年12月期通期業績予想への影響は軽微の見込みです。
※一般財団法人自動車検査登録情報協会 車種別の平均車齢推移表 (平成30年)https://www.airia.or.jp/publish/statistics/trend.html
※2 当社調べ
【製品概要】
製品名:映像受信用半導体「TP2850」
入力:HD-TVI 4.0(当社独自規格)、NTSC/PALなど
出力:MIPI CSI-2など
フレームレート:60および50フレーム/秒など
パッケージ:40端子QFN、48端子QFNなど
【トップウェイ社概要】
社 名:深圳市鼎微科技有限公司(TOPWAY)
所在地:中華人民共和国広東省深圳市
設 立:2016年
事業内容:自動車アフターマーケット向けカーナビゲーションシステムの設計
URL:https://www.topwayandroid.com/
【当社概要】
社 名:テックポイント・インク(Techpoint Inc.)
設 立:2012年4月
所在地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンノゼ
従業員数:71(2018年9月末時点)
事業内容:監視(防犯)カメラシステムと車載カメラシステム向け半導体の設計および販売
URL:https://www.techpoint.co.jp/
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