PGF生命調べ 貯蓄額平均は昨年比96万円増で3,122万円、一方、約4割が「500万円未満」と貯蓄格差が顕著に

2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査

PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社、代表取締役社長 兼 CEO阪本 浩明)は、2022年4月7日(木)~4月11日(月)の5日間、今年還暦を迎える1962年生まれの男女、「還暦人(かんれきびと)」を対象に「2022年の還暦人に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、有効サンプル2,000名の集計結果を公開しました。 (調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
今年還暦を迎える1962年生まれの男女は、153万人※にのぼります。今年の還暦人に、還暦を迎えることへの意識やこれまでの思い出、ライフスタイル、そして今後の人生への期待や不安を聞いたところ、多様な人生観が垣間見える結果となりました。
PGF生命は、還暦を迎える方々が安心して末永くいきいきとした生活をおくれるよう、生命保険ビジネスを通じて応援しています。
※出典:総務省統計局「出生年別寅(とら)年生まれの人口」より 参考:https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi1301.html
[アンケート調査結果]
第1章:還暦人の意識
  • 「還暦の実感がわかない」8割、2018年調査以降緩やかな上昇傾向
今年還暦を迎える1962年生まれの人(以下、還暦人「かんれきびと」)2,000名(全回答者)に、還暦の実感について質問しました。

まず、全回答者(2,000名)に、還暦を迎えるという実感がわかないかを聞いたところ、「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」と回答した人は、合計して79.0%。また、「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」と回答した人は、合計して21.0%でした。過去の調査結果と比較すると、「あてはまる」と回答した人の割合が、2018年の調査(72.7%)より6.3ポイント高くなり、上昇傾向が見られました。今年の還暦人の大半が、還暦を迎えることに対して、実感がわかないと感じているようです。

 
  • 還暦に見えない! 容姿が若いと思う同年代の有名人は、やっぱりこの人だった!男性有名人1位は「藤井 フミヤさん」、女性有名人1位は「松田 聖子さん」
  • 影響を受けた同年代の有名人 TOP3は「松田 聖子さん」「藤井 フミヤさん」「久保田 利伸さん」
全回答者(2,000名)に、今年の還暦人と同年代の1962年生まれの有名人について聞きました。
還暦に見えないくらい容姿が若いと思う同年代の有名人を聞いたところ、トップアイドルとして絶大な人気を誇った「松田 聖子さん」が1位でした。以降、2位「藤井 フミヤさん」、3位「風間 トオルさん」が続きました。
男女別にランキングをみると、男性有名人では1位「藤井 フミヤさん」、2位「風間 トオルさん」、3位「久保田 利伸さん」。女性有名人は、1位「松田 聖子さん」、2位「高木 美保さん」、3位「麻木 久仁子さん」でした。


また、自身が影響を受けたと思う同年代の有名人も、「松田 聖子さん」がダントツでした。社会現象になった“聖子ちゃんカット”を一度は経験したという女性が多いのではないでしょうか。次いで、2位「藤井 フミヤさん」、3位「久保田 利伸さん」となり、男性アーティストが続きました。


第2章:還暦人の人生振り返り
  • 自身の今までの60年を表す漢字1文字 男性回答・女性回答ともに「楽」が1位に
これまで歩んできた人生の振り返りについて質問しました。

全回答者(2,000名)に、自身の“今までの60年”を表す漢字(1字)を聞いたところ、1位「楽」、2位「苦」、3位「幸」、4位「忍」、5位「無」でした。男性・女性とも「楽」と回答した人が最も多く、その漢字を選んだ理由を男女別に聞きました。その結果、男性は「辛いことも結局は楽しみにつながったから」や「楽しく暮らすことができたから」、女性は「人生を楽しむことができているから」や「辛いことよりも楽しいことを思い出すから」といった回答がありました。辛いことや苦しいことを経験しても、これまでの60年を総括すると“楽しかった”と感じている人が多いようです。
2位以下をみると、男性では2位「苦」、3位「忍」となりました。「苦」は「苦労の連続だったから」や「お金の苦労が尽きなかったから」、「忍」では「耐え忍ぶ人生だったから」や「我慢することが多かったから」などが回答理由でした。
他方、女性では2位「幸」、3位「苦」でした。「幸」では「幸せを感じることが多かったから」や「健康で家族と平和に暮らせているから」、「苦」では「苦しい時期が多かったから」や「金銭的にずっと苦しかったから」が回答理由でした。

 
  • 青春ソングランキング 選んだ理由には「当時の恋人との思い出」が多数 男性のTOP3は「木綿のハンカチーフ」「青春時代」「青い珊瑚礁」 女性のTOP3は「赤いスイートピー」「卒業写真」「なごり雪」
自身の青春ソングを聞いたところ、1位「赤いスイートピー(松田 聖子)」、2位「なごり雪(イルカ)」、3位「卒業写真(荒井 由実)」「木綿のハンカチーフ(太田 裕美)」、5位「青い珊瑚礁(松田 聖子)」と、松田 聖子さんの曲がTOP5に2曲ランクインしました。

男女別にみると、男性では1位「木綿のハンカチーフ(太田 裕美)」、2位「青春時代(森田 公一とトップギャラン)」、3位「青い珊瑚礁(松田 聖子)」でした。その曲を選んだ理由をみると、「木綿のハンカチーフ」では「歌詞が響いた曲だから」や「当時の恋人との別れを思い出すから」、「青春時代」では「学生時代に流行っていたから」や「思い出の曲だから」、「青い珊瑚礁」では「青春真っ只中に聴いていた曲だから」や「学生時代、大好きな曲だったから」といった回答がありました。
他方、女性は1位「赤いスイートピー(松田 聖子)」、2位「卒業写真(荒井 由実)」、3位「なごり雪(イルカ)」でした。その曲を選んだ理由をみると、「赤いスイートピー」では「当時の恋人とよく車の中で聴いていたから」や「恋愛をしていたときによく聴いていたから」、「卒業写真」では「歌詞に重なる思い出があるから」や「学生時代を思い出す曲だから」、「なごり雪」では「青春の思い出の曲だから」や「学生時代、友人とよく歌っていたから」といった回答がありました。


第3章:還暦人の仕事・マネー
  • 現役志向が強い傾向 「65歳以降も働き続けたい」働く還暦人の8割
  • 退職金の使い道 消費の矛先は「旅行」「住宅リフォーム」「プレゼント」「自動車購入」へ
59歳時点で就労をしている・していた人(1,435名)に、還暦以降の就労意向や退職金の使い道について質問しました。
60歳以降、何歳まで働きたいかについてみると、65歳以降も働きたいと思う人(65歳以降の年齢を回答した人)の割合は79.0%、70歳以降も働きたいと思う人(70歳以降の年齢を回答した人)の割合は36.5%でした。2021年4月の改正高年齢者雇用安定法施行で、対象となる事業者には、65歳までの雇用確保義務と70歳までの就業確保努力義務が課されます。還暦以降も就労者の現役志向は強く、70歳で引退せず、働き続けたいと考える人も少なくないようです。


また、59歳時点で就労をしている・していた人で、退職金を受け取る予定がある人(777名)に、退職金をどのようなことに使おうと思うかを聞いたところ、「預貯金」(67.2%)が突出して高くなりました。次いで高くなったのは、「金融投資」(20.2%)、「国内旅行」(16.6%)、「住宅リフォーム」(11.2%)、「住宅・リフォームローン返済」(9.9%)、「配偶者・パートナーへのプレゼント」(8.6%)、「自動車購入」(7.5%)、「海外旅行」(7.2%)、「子・孫へのプレゼント」(5.9%)でした。

 
  • 貯蓄額平均は昨年比96万円増で3,122万円、一方、約4割が「500万円未満」と貯蓄格差が顕著に
現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いたところ、「100万円未満」(23.0%)に最も多くの回答が集まったほか、「100~300万円未満」(9.3%)や「500~1,000万円未満」(13.3%)、「1,000~1,500万円未満」(9.7%)、「3,000~5,000万円未満」(8.6%)、「5,000万円~1億円未満」(9.5%)、「1億円以上」(9.4%)などに回答が分散し、平均は3,122万円でした。
2,000万円以上と回答した人は35.7%である一方、「500万円未満(計)」の割合は38.0%となり、還暦人における貯蓄格差が顕著となりました。

過去の調査結果と比較すると、貯蓄金額の平均は、2018年の調査以降、着実な増加傾向がみられ、2020年の調査以降は3,000万円台を推移している状況が続いています。2019年に話題となった「老後2,000万円問題」やコロナ禍による将来不安や経済の先行き不透明感などを受けて、家計の貯蓄性向の高まりが続いていると考えられます。また、2021年の調査からの変化をみると、2021年3,026万円→2022年3,122万円と、96万円の増加(前年比3.2%増加)となりました。

 
  • 子どもへの住宅購入資金援助 「意向あり」4割、援助した・したいと思う金額は平均1,561万円
  • 孫への教育資金援助 「意向あり」4割強、援助した・したいと思う金額は平均1,239万円
子どもや孫への資金援助の意向について聞いたところ、【子どもの住宅購入資金】は「意向あり」40.9%、「意向なし」59.1%でした。【孫の教育資金】は「意向あり」42.7%、「意向なし」57.3%でした。


援助の意向がある人(子どもの住宅購入資金818名、孫の教育資金855名)に、援助意向額を聞いたところ、【子どもの住宅購入資金】は「500~1,000万円未満」(23.2%)に最も多く回答が集まりました。1,000万円以上と回答したのは28.0%、平均は1,561万円でした。
他方、【孫の教育資金】は「100~200万円未満」(27.3%)に最も多く回答が集まりました。1,000万円未満と回答したのは80.9%であった一方、4.0%が「5,000万円以上」と回答し、平均は1,239万円でした。

 
  • キャッシュレス派が大多数 「買い物では現金決済よりキャッシュレス決済が多い」7割
  • 家計管理は近いうちにスマホが主流? 「お金の管理をアプリで行いたい」3割
買い物では現金決済よりキャッシュレス決済をすることが多いかを聞いたところ、「あてはまる」は70.8%となりました。昨年の調査結果と比較すると、「あてはまる」と回答した人の割合は、2021年68.0%→2022年70.8%と上昇しました。コロナ禍以降、キャッシュレス決済の利点に注目し、普段の生活で利用するようになった人が増えているのではないでしょうか。


スマホの利用に関して、お金の管理をアプリ(銀行アプリ、家計簿アプリなど)で行いたいかを聞いたところ、「あてはまる」は30.5%となりました。アプリを活用することで、銀行口座や家計簿の管理を効率良く行いたいと考えている人は少なくないようです。

 
  • 「AI(人工知能)を活用した資産運用サービスを利用したい」2割強、男性では約3割、お金の管理をアプリで行いたい人では約5割、退職金を金融投資に回す予定の人では4割半
AI(人工知能)を活用した資産運用サービス(資産配分や金融商品の選定などを自動で行ってくれるサービス。ロボアドバイザーなど)を利用したいか聞いたところ、「あてはまる」は23.3%となりました。膨大なデータを分析し金融商品の選定やポートフォリオの作成をAIが自動で行ってくれるサービスに対し、魅力を感じている人は少なくないようです。
「あてはまる」と回答した人の割合を男女別にみると、男性は28.1%と、女性の18.4%と比べて9.7ポイント高くなりました。

お金の管理をアプリで行いたい人(610名)についてみると、「あてはまる」と回答した人の割合は48.5%でした。お金の管理をアプリで行うこととあわせて、AIを活用した資産運用サービスもアプリで利用することができたら、先進的な資産管理や資産運用が実現できるだろうと期待している人が多いのではないでしょうか。
また、退職金の使い道で“金融投資”を選択回答した人(157名)についてみると、「あてはまる」と回答した人の割合は46.5%でした。退職金を投資に回す際には、AIを活用した資産運用サービスを利用することで、世界分散投資や資産運用の自動化のメリットを享受したいと考えている人が多いのではないでしょうか。


第4章:還暦人の展望と不安
  • 叶えたい夢や目標 TOP3は「旅行をする」「健康に過ごす・健康になる」「働く・現役でいる」
今年の還暦人は、セカンドライフでどのようなことを楽しんだり挑戦したりしたいと考えているのでしょうか。

これからやりたいこと(叶えたい夢・目標)を聞いたところ、「旅行をする(日本一周・世界一周除く)」がダントツでした。旅行先でしか経験できないことや味わえないグルメなどを堪能することで、セカンドライフを満喫したいと考えている人が多いようです。2位は「健康に過ごす・健康になる」、3位は「働く・現役でいる」、4位は「日本一周・世界一周をする」、5位は「歌を歌う・楽器を演奏する」でした。
男女別にみると、男女とも1位「旅行をする」、2位「健康に過ごす・健康になる」となり、男性では3位「日本一周・世界一周をする」、4位「働く・現役でいる」、5位「投資をする」、女性では3位「歌を歌う・楽器を演奏する」、4位「働く・現役でいる」、5位「穏やかに過ごす」が続きました。コロナ禍で健康の大切さを改めて実感している還暦人、いつまでも現役で働けることの価値や好きなことに没頭できる幸せを見出している還暦人が多いようです。

 
  • コロナ収束後に行いたいリベンジ消費はやっぱり「旅行」!2位「食事」3位「ライブ・コンサート」 旅行にかけるお金は、なんと平均24万7千円!
次に、コロナ禍で抑制していた消費意欲が爆発するかのように行う消費で、大きな反動消費を意味する“リベンジ消費”について質問しました。

リベンジ消費の意向を聞いたところ、「意向あり」は58.6%、「意向なし」は41.4%となりました。
リベンジ消費の意向がある人(1,171名)に、リベンジ消費として最も行いたいことを聞いたところ、「旅行」がダントツ、2位「食事(飲み会・会食含む)」、3位「ライブ・コンサート」となりました。

では、リベンジ消費にいくらくらいかけたいと思っているのでしょうか。
リベンジ消費として行いたいこと上位2つに挙がったのが【旅行】【食事(飲み会・会食含む)】。この2つに対してリベンジ消費の意向を示した人に、リベンジ消費にかけたいと思う金額を聞いたところ、【旅行】は平均24.7万円、【食事(飲み会・会食含む)】は平均4.3万円でした。新型コロナウイルス感染症対策における行動制限の影響で、旅行や食事を楽しむ機会が激減したためか、コロナ禍が落ち着いた際には奮発して旅行や食事を満喫したいと考えている人が多いのではないでしょうか。

 
  • 「今後、住み替えをしたい」2割強、住み替え派の“住み替え目標年齢”は平均67歳
次に、老後の住み替えについて質問しました。

老後に備えた住み替えの意向を聞いたところ、「すでにした」は6.3%、「今後、したいと思う」は23.2%で、合計した「意向あり」は29.5%、「したいと思わない」は70.6%となりました。
男女別にみると、「今後、したいと思う」と回答した人の割合は、女性では25.8%と、男性(20.5%)と比べて5.3ポイント高くなりました。

今後、老後に備えて住み替えをしたいと思う人(463名)に、何歳までに住み替えをしたいと思うかを聞いたところ、「61~65歳」(69.5%)に最も多くの回答が集まったほか、「66~70歳」(22.0%)にも回答がみられ、平均は66.7歳でした。
男女別にみると、この年齢までに住み替えをしたいと思う年齢は、男性では平均66.3歳、女性では平均67.1歳でした。還暦以降、これからのライフスタイルに合わせて住み替えを行い、セカンドライフは新しい居住環境で楽しみたいと考えている人が多いのではないでしょうか。

 
  • これからの人生で抱く不安 1位「収入の減少」、「判断能力の低下」は4割が不安
これからの人生に対し、どのような不安を感じている人が多いのでしょうか。

還暦以降(60歳以降)の人生で不安に思うことを聞いたところ、1位「収入の減少(60歳以降の雇用形態の変更など)」(52.2%)、2位「身体能力の低下(体の病気や寝たきりなど)」(49.4%)、3位「判断能力の低下(認知症等脳の病気や車の運転など)」(40.0%)、4位「年金制度の崩壊」(39.9%)、5位「自分の介護」(37.4%)でした。
昨年の調査結果と比較すると、「収入の減少」(2021年53.2%、2022年52.2%)が2年連続1位、「身体能力の低下」(2021年50.5%、2022年49.4%)が2年連続2位でした。セカンドライフを送るにあたって、収入面や健康面での不安を感じている人が依然として多いようです。

 
  • 人生100年時代への備え 現在行っていることの1位は「貯蓄・資産運用」
  • 万が一への備えとして今後行いたいこと 1位「貯蓄・資産運用」、「認知症予防」は3位
人生100年時代への備えや万が一への備えについて質問しました。
人生100年時代への備えとして現在行っていることを聞いたところ、「貯蓄・資産運用」(48.9%)が最も高くなりました。老後資金の不足や枯渇に備えて、資産づくりに対し積極的な姿勢の人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「体力づくり」(30.2%)、「健康診断の受診」(28.3%)、「家計の見直し」(21.8%)、「保険の加入・見直し」(19.6%)でした。
男女別にみると、女性では「健康診断の受診」は34.1%と、3人に1人の割合となりました。


また、万が一への備えとして今後行いたいことを聞いたところ、「貯蓄・資産運用」(42.9%)が最も高くなり、「体力づくり」(29.0%)、「認知症予防」(23.0%)、「エンディングノートの作成」(19.8%)、「家計の見直し」(19.7%)が続きました。
男女別にみると、女性では「体力づくり」は35.1%、「認知症予防」は28.5%、「エンディングノートの作成」は26.2%、「健康診断の受診」は23.5%と、男性(順に22.9%、17.5%、13.3%、13.2%)と比べて10ポイント以上高くなりました。
還暦女性には、これからのシニアライフを健康を保ちながら過ごすために、体力増進や認知症予防トレーニングなどの取り組みを効果的に実践したいと考えている人が多いのではないでしょうか。


※調査結果全文は添付のPDFファイルよりご覧いただけます。
 
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