中小企業の生産性向上を阻害するのは、「隠れ業務」~他社の“総合職”が中小企業の成長を支援!テクノポート株式会社と業務提携し、「クラウドワークス業務改善プログラム」を開始~
労働市場のミスマッチを無くし、アップデートする事業を展開する株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長CEO:吉田 浩一郎 以下「当社」)が運営する日本最大のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」では、中小企業、特に小規模事業者(※)の働き方改革・生産性向上を支援する「クラウドワークス業務改善プログラム」の提供を2020年1月23日より開始します。
1.背景/外部化により生産性向上が見込まれる「事務作業」発注率は、1%台と低水準
中小企業庁が発表した中小企業・小規模事業者数(2018年11月30日発表)によると、日本国内における小規模事業者数は304.8万社と、国内企業全体の84.9%を占めています。さらに、中小企業における経営上の課題として「求人難」を挙げる企業は増加傾向にあり(中小企業庁2018「中小企業白書」)、日本の中小企業における人手不足の深刻化、それに関連する生産性向上への課題意識は年々高まっていると考えられます。
このような背景を受け、当社は、日本最大のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用して業務を発注する中小企業に関して活用実態調査を実施。
中小企業の発注傾向として、「サイト構築・ウェブ開発(24.68%)」や「Webデザイン(15.17%)」など、納品物が明確な仕事が多く発注されていることが分かりました。その一方で、外部化しやすく生産性向上に繋がりやすい「データ分類・カテゴリ分け(1.48%)」、「エクセル作成(1.41%)」、「パワーポイント作成(1.06%)」、「リスト作成(1.06%)」といった事務作業を発注する中小企業はごく少数ということがわかりました。これらの事務作業は、利益を直接生まない間接的業務、または属人的業務であることなどから、「仕事」だと認識されづらい「隠れ業務」になっている可能性が高いと考えられます。
この傾向を受け当社は、中小製造業向けのWebマーケティングサービスを展開するテクノポート株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役 徳山 正康)と連携し、中小企業、特に小規模事業者の働き方改革・生産性向上を支援する「クラウドワークス業務改善プログラム」を開始します。本プログラムでは、業務の見える化・効率化のプロである「業務改善プランナー」が、外部化することで生産性向上に寄与しやすい業務を可視化。その後クラウドソーシングでの発注方法をレクチャーしながら、付加価値の高い業務に集中できる、強い企業体質づくりを支援します。
2.概要/業務改善を担うのは“総合職”
「クラウドワークス業務改善プログラム」の最大の特徴は、営業や企画の仕事を通じて企業の課題抽出の経験をもち、“総合職”としてキャリアを積み重ね、「業務改善プランナ―」として認定されたメンバーが、課題解決を図る点です。クラウドソーシングの活用に長けているだけでなく、企業内で様々な職種を経験する中で培われた広い見地を持つ「業務改善プランナ―」が、小規模事業者が潜在的に悩む課題の整理および顕在化、さらにクラウドソーシングを利用した課題解決方法を提案します。
■「クラウドワークス業務改善プログラム」の流れ
・ヒアリングにより経営課題と社内業務の全体像を把握
・社員が注力するべき業務を整理した上で、潜在的に成長を阻害している業務課題を見える化
・クラウドワークスを活用した適切な課題解決の方法を検討・提案
・クラウドワークスでのワーカー集客・発注サポート
・業務改善の成果が表れるまで継続的な支援を実施
■業務改善プランナ―認定基準
・営業や企画などビジネス系総合職としての業務経験5年以上またはそれに準ずる経験
・1年以上のクラウドソーシングの利用経験またはCWによる認定試験に合格
・例:認定業務改善プランナ― 伊藤 悠さん
本業で培ってきた「課題を可視化・整理して、しわ寄せをなくす」というスキルを活かし、そして「働く方々や企業自体を労わる」という観点を忘れずに業務改善のサポートをしています。総合職という経験を活かし、すべての企業が抱える課題でありながら、解決手段が無数に存在する業務改善を通じて、中小企業・小規模事業者の皆様のお役に立てることにワクワクしています。
<経歴>
2006年より人材サービス会社でキャリアコンサルタントを経験、その後、環境ビジネス会社で社内組織づくり、総務、広報などの業務に携わる。2012年より、岩手県に移り、被災地の復興支援に参加した後、2015年に東京の人材会社に入社、地方就労を促進する厚生労働省のプロジェクトを統括する。本業の傍ら、副業として業務改善プランナ―に認定を受け、中小企業を回り組織改善の支援を行う。
3.「クラウドワークス業務改善プログラム」導入事例/株式会社栗原精機
業務改善プランナーの方と共に、持っている業務を一つひとつ付箋で書き出し可視化。そこから相談の上、実はこれまで月に4、5時間ほど費やし、全体の業務を圧迫していたことが判明した仕入伝票入力をクラウドソーシングで発注することにしました。外部化することにより作業時間が30分に短縮されただけでなく、原価率の算出時など経営視点で必要な数値処理の提出が速くなり、会社全体での生産性向上に貢献しています。最初は「外部の人に頼むべき業務は特にない」と思っていましたが、今は営業の見積書作成など、他にも外部化できる仕事のイメージが湧いてきています。
企業名:株式会社栗原精機
所在地:埼玉県川口市峯68-1
事 業:精密機械加工業
従業員数:14名
(※)小規模事業者:製造業・その他分野における従業員数20人以下、もしくは商業・サービス業分野における従業員数5人以下の事業者。(中小企業庁「中小企業・小規模企業者の定義」より)
※ 本リリースに記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
■クラウドワークス利用中小企業向け調査概要
調査日:2019年6月24日(月)
調査対象:クラウドワークスを利用したことのある企業を無作為に抽出(N=7,371)し、
うち中小企業(定義:従業員数が50人以上かつ資本金が5000万円以上)と判定した企業
調査対象数:N=3,975
発注の多い仕事の傾向:(利用中小企業の発注率)÷(それ以外の企業の発注率)が100%以上のものより抜粋
発注の少ない仕事の傾向:(利用中小企業の発注率)÷(それ以外の企業の発注率)が100%未満のものより抜粋
■テクノポート株式会社について
クラウドソーシング黎明期から積極的に活用を開始し、自社の業務を劇的に改善することに成功。その後、本業のWebマーケティング事業を行う傍ら、自社での活用から培ったノウハウをもとにクラウドソーシング活用に関するセミナーを各地で開催するなどを実施。
会社名:テクノポート株式会社
代表者:代表取締役 徳山 正康
所在地:東京都江東区青海2丁目7-4 theSOHO-710
設 立:2010年6月28日
事 業:製造業を中心とした技術系企業のマーケティング支援
URL:https://techport.co.jp/
■株式会社クラウドワークスについて
クラウドワークスは「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッション、「働き方革命~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした人材ミスマッチを解消し、労働市場をアップデートする事業を展開しています。2019年9月現在、当社提供サービスのユーザーは316万人、クライアント数は47万社に達し、内閣府・経産省・外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されています。2014年に東証マザーズ上場(証券コード3900)、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞および、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞。
会社名:株式会社クラウドワークス
代表者:代表取締役社長CEO 吉田 浩一郎
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
設 立:2011年11月11日
事 業:インターネットサービスの運営
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」 https://crowdworks.jp
ハイクラスなフリーランスに自由な働き方を。「クラウドテック」https://crowdtech.jp/about
優秀なアシスタントがバックオフィス業務を在宅でサポート「ビズアシ」
https://bizasst.co.jp/service/
Webクリエイター向け 週3日の仕事スタイル「3スタ」https://sanprostyle.com/about/
資本金:20億9,045万円※2018年9月末現在
U R L:https://crowdworks.co.jp/
【本件に関するお申込みなどの問い合わせ先】
クラウドワークス業務改善プログラム 問い合わせフォーム
(プログラムに関するお問い合わせ・業務改善プランナ―へのお申し込みなど)
https://forms.gle/cMpKH1VKBbBcdmbN6
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