リンクウィズ株式会社　令和4年度「知財功労賞」特許庁長官表彰を受賞

　三次元形状処理エンジンを活用した産業用ロボットの自律化を展開するリンクウィズ株式会社（本社：静岡県浜松市、代表取締役：吹野 豪、以下「リンクウィズ」）は、経済産業省 特許庁より知的財産権制度活用優良企業として、令和４年度 「知財功労賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。

【知財功労賞について】

経済済産業省 特許庁では、毎年、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して｢知的財産権制度関係功労者表彰｣、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して｢知的財産権制度活用優良企業等表彰｣として、経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行っています。両表彰を合わせて、｢知財功労賞｣と総称しています。

当社はこの度、知的財産権制度活用優良企業等（知財活用ベンチャー）として、特許庁長官より表彰を受賞しました。

【受賞のポイント】

・事業展開に合わせてコア技術である３次元点群処理技術を活かす特許ポートフォリオ構築を目的に、
中期経営計画の策定や見直しに知財担当者を参加させて、会社の方向性と技術開発の方向性に知財戦略を連動させている。

・スタートアップ企業における知的財産権のビジネス上の意義は、権利行使に限らず、他社への牽制効果によるマーケティング支援、業務提携の際の交渉材料、技術やブランドの証明など多岐に渡っている。同社は、第３者による特許評価も意識して、スーパー早期審査による早期の権利化や、費用の減免制度など、国内のスタートアップ向け支援施策を積極的に活用している。

・成長のための海外展開は知財戦略骨子の一つとなっており、戦略的な展開にあたり海外競合も意識してコア技術はPCT出願、商標は今後海外展開が想定される国に優先的に出願をしている。経営陣はスタートアップ企業における知財の重要性を認識し、積極的に先行投資するべきといった意識が高い。

【受賞コメント】

当社は「人の業を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する」をミッションに、製造業の盛んな浜松から産業用ロボットを利用した計測・制御ソリューションを提供するソフトウェア会社です。創業7年のスタートアップですが、市場開拓と事業拡大に即した知財活動を評価いただき、知財功労賞「特許庁長官表彰」を賜り、誠に光栄に存じます。今回の受賞を励みに、世界のモノづくりを変える活動をより一層邁進して参ります。

【LINKWIZについて】

ロボットと人をつなぐ魔法のような技術を提供する。
ものづくりの現場で産業用ロボット導入後に感じる＂使いにくさ＂。
ロボットはプログラムされた単純作業は得意ですが、臨機応変な対応は苦手。
対象ワークの位置ずれや形状が異なるワーク。
ロボットはその変化に対応できないことが多く、結局ロボットの不得手を人間が補っているのが現場です。
リンクウィズは、ソフトウェアによってロボット自体が考え、動きを補正する新しい価値を提供します。
今、人が行っている単純作業をロボットに置き換えることができれば、高齢化や人口減少で熟練工が減少してもロボットでカバーできる。その時、人はより創造的な仕事をするチャンスを得られるのでは？
『人の業を受け継ぐロボティクスで働き方を革新する』それが私たちのコーポレートミッションです。


【会社概要】
社名:リンクウィズ株式会社
URL:https://linkwiz.co.jp/
代表者:代表取締役 吹野　豪
所在地: 静岡県浜松市東区篠ケ瀬町1044-2
創立:2015年3月
資本金:1億円
事業内容:
産業用ロボット向け制御ソフトウェアソリューション（品質管理、トレーサビリティ、DX化）の開発・提供。

【本件に対するお問合せ】
リンクウィズ株式会社
広報・マーケティング担当：藤木
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