【保活の苦労話】7割が保活中に問題発生!やむを得ず育休の延長や、求職活動を中断する方も。
入った保育園に満足している方は約9割!不満を感じるのは設備や衛生環境?
小さなお子さんがいらっしゃる方は、保育園選びに奔走している方も多いのではないでしょうか?
また、これからパパ・ママになる方の中にも不安を抱えている方はいると思います。
保育園はお子さんが生後2か月から預けることが可能ですが、保育士不足の影響もあり、保育園が決まらず育休を延長する方や、求職活動を中断する方もいるのが現状です。
今回は、お子さんを保育園に入れるための行動、通称「保活」の大変さや、実際のストレスについて調査を行っていきましょう。
今後、保育園選びを控えている方や、現在保育園を選んでいる親御さんはぜひ参考にしてみてください。
<調査概要>
調査概要:保育園選びの大変さと、抱えるストレスに関する調査
調査期間:2023年11日24日(金)~11月25日(土)
調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)
調査対象:一都三県のご家族に保育園児のいる方
調査人数:100人
保活の実態。10箇所以上保育園を回った方も…
はじめに、保活は子どもが何歳の時から始めたか伺ったところ、「生後半年~1年未満(28.0%)」「生後1年~1年反未満(25.0%)」と回答した方が多く、多くの方はお子さんが生まれてから1年前後で保活を行っている様子がうかがえます。
基本的に、お子さんが満1歳になる前日まで育休が取れるため、育休期間で保育園を探している方が多く、一部は育休を延長して保活をしている方もいるようです。
また、「妊娠中(6.0%)」と回答している方も一定数いたことから、待機児童問題などの状況を鑑みて早めに行動している方もいるのかもしれません。
出産後に職場復帰を考えている方も多いと思いますし、保育園選びに不安を感じている様子が伝わってきます。
では、具体的に何を行ったのでしょうか?
保活で行ったことについて伺ったところ、「身内・親族に相談(43.0%」「先輩ママ・パパに相談(41.0%)」という回答が集まり、約半数弱は身近な方に相談していることがわかりました。
情報はネットやSNSなど、様々なところで確認することができますが、やはり、知り合いに聞くことでリアルな意見を知ることができ、安心感に繋がっていくのかもしれません。
また、気軽に行える「ネット検索(44.0%)」「SNS検索(25.0%)」だけでなく、実際に保育園に足を運んで「保育園見学(66.0%)」を行っている方が多いこともわかります。
保育園選びを行う上でも、見るべきポイントや確認事項があり、先輩ママ・パパの意見など、経験者に聞いたうえで条件に合った保育園を選ぶことが重要なのかもしれません。
保活で行ったことはわかりましたが、良いと思った保育園があっても、そこに入れるかはわかりません。
中には、何箇所も回って苦労した方もいることでしょう。
そこで、およそ何箇所の保育園をチェックしたか伺ったところ、「2~4箇所(53.0%)」「5~9箇所(27%)」と回答した方が最も多く、保育選びはやはり複数箇所での検討が必要だったようです。
パンフレッドを取り寄せたり、問い合わせをしたりと、チェック方法は様々だと思いますが、保育園選びに非常に多くの時間を使っていることがわかります。
育休延長をする方も!保活で発生した問題とエピソード
保活の様子が少しずつわかってきましたが、中には問題やトラブルが発生した方もいるのではないでしょうか。
そこで、保活中にどのような問題が発生したか伺ったところ、「保育園に入れず、育休を延長した(35.0%)」「希望の園に入れず、空きを待った(33.0%)」「保育園に入れず、自身の求職活動を中断した(27.0%)」といった回答が集まりました。
それに対して、「特に問題は起こっていない(29.0%)」という回答は3割に留まり、7割の方が何かしら問題があったと回答しています。
まさに、待機児童問題に直面している方が多いことが伝わってくる結果と言えるのではないでしょうか?
また、保育サービスを利用している方も少数ではありますがいるようです。
保育サービスとは、保育園や幼稚園などの施設以外に、子育て相談や急用の際にお子さんを預けられるといったサービスの総称を指します。
いずれにしても、保育園が決まらず困った経験が多く見受けられましたが、具体的なエピソードについても伺ってみましょう。
実際の声
・近くの保育園は満員で入れなかった
・中々保育園の空きが見つからなかった
・区の境に住んでいるので近くの保育園がなく大変だった
・小さい子を連れての日程調整が大変だった
・認可保育所に応募するも当たらなかった
・コロナ禍なので見学受け入れをしていない園があり、最終的に見学していない園に決まった
・複数の保育園を探してみたが、入れなかったので、妻の母親に手伝ってもらうことにした
やはり「空きがない」「当たらない」という状況がわかるエピソードが多く、中には子連れで見学日程の調整を行う大変さに関するコメントもありました。
また、保育園になかなか入れない状況の中でやむを得ず親族に頼るケースもあったようです。
頼れる親族や知人が近くにいれば助けを求めることができますが、そうでない場合は別の策を考えなければならない方も多くいるでしょう。
多くの人が保育園には満足と回答!待機児童問題を実感した方は7割以上
保育園を選ぶうえでの苦労が伝わってくる調査結果となりましたが、最終的に入ることができた保育園についても聞いてみましょう。
入った保育園に満足しているか伺ったところ、「とても満足している(36.0%)」「まあ満足している(56.0%)」と約9割の方が満足していることがわかりました。
多くの方が複数の保育園をチェックし、時間をかけて選んでいたことが高い満足度に繋がっているのかもしれません。
先ほどの調査で、ほとんどの方は満足しているということがわかりましたが、具体的に不満を感じるポイントはあるのか伺ったところ、「一切不満はない(34.0%)」という回答が一番多く、次いで「設備環境が整っていない(23.0%)」「衛星環境・安全性に懸念がある(21.0%)」といった回答が集まりました。
他にも保育士に対する意見や、園側の体制・人員に対する意見もありましたが、実際は環境面の配慮が求められていることがわかります。
大切なわが子を預けるのですから、納得のいく保育園に入れてあげたいものです。
最後に、保活を通して待機児童問題を感じたか伺ったところ、「とても実感した(36.0%)」「少し実感した(38.0%)」と回答した方が約7割強という結果となりました。
これまでの調査結果からわかるように、保育園選びにはとにかく時間と労力がかかるため、いざ保活を始めて待機児童問題を実感する方も非常に多いようです。
保活は早めに始めるべき?問題が起きてもいいように事前準備を
今回の調査で、保活の実態がわかりました。
保活を通して特に問題は起きなかったと回答したのはたったの3割という結果からも、保育園選びに苦労している方はとても多く、先輩ママ・パパや身内・親族に相談したりすることは大切なようです。
また、入った保育園に対しては多くの方が満足している一方で、待機児童問題を感じた方は約7割強と多いことがわかりました。
保活を始める上で早めの準備や情報収集をすることが、苦労やトラブルが多い中でも、希望の保育園に入る可能性を高めるためには重要なポイントなのかもしれません。
これから保活を始める方やすでに始めている方は、今回の調査を参考にしてみてくださいね。
Simple株式会社の紹介
当社は「自身の介在がすべての人のより良い未来に繋がっているか」を理念に、関わるすべての人にポジティブな影響を与えながら事業を展開しています。
高い生産性を生み出す仕組みを活かし、社内外問わず、有意義な価値を創ることに注力してまいります。
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保育士や幼稚園教諭に特化した転職支援サービス『しんぷる保育』と、栄養士・管理栄養士に特化した転職支援サービス『しんぷる栄養士』を運営しています。
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