落語家の立川談慶さん、パンチ佐藤さんも登壇。ヤクルトが「健康増進フェスタ」を実施。
当日は心と体の健康について考えるトークショーを実施。特別ゲストとして、元プロ野球選手のパンチ佐藤さんや落語家の立川談慶さん、南谷優成医師(東京大学医学部付属病院)が登壇しました。
本イベントは荒川区と結んだ包括連携協定のもと、荒川区の後援を受け、近隣の皆さまに向けて参加費無料で運営しています。
会場には荒川区によるがん検診啓発ブースの設置や、がんになるリスク(可能性)をシミュレーションできるコーナー、お肌年齢の測定コーナー、子ども向けの「おなか体操」を踊るエリアなども設置。
パンチ佐藤さんは、荒川区の職員、私たちと一緒に来館者に向けてがん啓発ちらしの配布やがん検診受診への熱心な声がけも行ってくれました。
■当日の様子
当日は、計500名がイベントに来場。13:30から行われた寄席&がん講座イベントでは定員の120名がすぐに満席となり、ホール外に設けられたライブ中継エリアでは立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
イベントの冒頭では「まずは心から健康に」を合言葉に寄席が開かれ、立川談慶さんによって古典落語の名目である「転失気(てんしき)」が披露されました。
落語を体験したことがないお客さまも楽しめるよう、時折解説を挟みながらの小咄に、会場は始終大きな笑い声に包まれていました。
■お酒を飲んで顔が赤くなる人は、そうでない人に比べて「食道がんになる可能性」が40倍
続く南谷医師のがん講座では、がんになるのを防ぐ・なってしまった場合には早期発見をすることの重要性が伝えられました。
以前は、がんになる原因は遺伝による要因が大きいと考えられていました。
しかし現在では、遺伝が原因でがんとなる割合は全体の5%しかないことが分かっています。
それよりも大きく影響を及ぼすのは、タバコや不規則、不摂生が続く生活習慣です。運動不足もよくありません。女性がかかりやすい一部のがんでは感染による割合が少し大きくなりますが、いずれにしても生活習慣に気をつけることで、がんにかかる可能性を減らすことができます。
南谷医師によると、過度の飲酒もがんになる要因になりえるとのこと。
ちなみに、お酒を飲んで顔が赤くなる人は、そうでない人に比べて「食道がんになる可能性」が40倍にも跳ね上がるそうです。
現代ではがんは男性で3人に2人、女性では2人にひとりがかかる病気となっていて、「生涯のうちで、誰もががんになる可能性がある」状態です。
以前はがんが怖い病気として知られていましたが、今では初期の段階でがんを見つけることができれば9割以上が治るほど治療法も確立されてきています。
禁煙、過度な飲酒をしない、運動習慣をもつ、肥満にならない、ストレスを溜めない ……これらの全てができると、がんになるリスクを4割も下げることが可能になります。
現代社会においては、常に健康的な生活を継続するのは難しい時もあります。南谷医師によると、「そうした時にはこれら全てができなくても、いくつかを続けるうちにがんリスクは徐々に下がってくる」とのこと。
イベントの最後にはパーソナルトレーナー日野原大輔さんによる、心と体を健康に導く「椅子に座ったまま簡単にできる5分間エクササイズ」も行われました。
■城北ヤクルトの荒川区での活動について
城北ヤクルト販売株式会社は、2022年に荒川区と「がん知識の啓発・がん検診率の向上等に向けた包括連携協定」を締結。当社と荒川区で協力しながら、イベント等の楽しい時間を通して”健康について考えるきっかけとなる場”を定期的に開催しています。
・ヤクルトが荒川区と、「がん検診率の向上に向けた協定」を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000080382.html
・荒川区で初開催・ヤクルトが、がん検診率向上のため 中学校で出張授業を実施
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像