【川崎市】街の魅力をアップサイクルで伝える、市民を応援する市役所の横断幕を街歩きポーチへ再生
市内出身・事業を営む職人の技術と創意工夫、市役所の方々の協力の下、市政開始100周年の記念横断幕が市民ファミリーやスポーツを応援するグッズに生まれ変わりました。

株式会社SKLO(本社:神奈川県川崎市高津区 代表取締役:齊藤倫平、以下SKLO)は、川崎市の市制100周年を記念して使用された横断幕(大型ターポリン)を再活用したアップサイクル製品を2025年7月1日(川崎市政101周年記念日)より販売致します。
「市内に限らず、例えば年々多くなる訪日外国人の方々にも、自分が生まれ育ち愛着を持っている川崎について知って欲しい。そのきっかけを作りたい。」という想いを市役所の方々にもご理解いただき、7月1日市政記念日には川崎市役所本庁舎1階アトリウムにてワークショップと製品展示・販売を行います。
市役所が企画するワークショップ・展示も同時開催され、多くの来訪者が期待されます。SKLOでは先着101名限定で同素材をアップサイクルしたタグを来場された方々へ配布し、またターポリンを活用したワークショップも実施します。活動や街の魅力が少しでも多くの人に伝わる様なイベントにします。

Pouch(ポーチ)3つのポイント
(1)コロっとあいらしく、コンパクトで使いやすいデザイン
タオルやペットボトルなど、小物をサッと出し入れできる形状にこだわりました。小さいお子様とお出かけされる時、旅先で軽装で動きたい時など、使用感・パフォーマンスを大切にしています。人と接する部分はラウンドさせる、革を使用するなど細部にも配慮し、使用者への優しさも兼ね備えています。

(2)丈夫かつ、エコロジー
必要最小限の材料と工程で製作できるデザインにこだわっています。部品や縫製が減ることによって、故障や劣化の原因も少なくすることができます。もちろん、ターポリン素材は屋外でも使用されるものですので、本体自体がとても丈夫です。また、日本伝統のあづま袋や巾着袋の”折る”・”包む”技法や文化を参考にしたことで、素材を無駄にすることなく、多くのアップサイクルの方法が抱えている材料の増加やエネルギー消費といった矛盾も軽減できました。宿場町であったということ等、川崎市が持つ歴史に注目したことがアイデアのきっかけとなりました。

(3)市の多様性を表す素材を、そのままデザインとして活かす
私たちの街では日々たくさんの変化があり、それらを応援するひとつの表現として横断幕(ターポリン)が使用されています。そこに載せられた想いの数だけデザインが生み出され、それらをより多くの人に知ってもらうためにも、模様を書き直したり選別したりすることはしません。「その模様だからこそ、良いと感じる新たな出会い」を作るため、工程を見せたり、パーツを使用者自身で作っていただくワークショップの活動を展開します。
また、漢字などが印刷された部分を使用すると、日本らしさもプロダクトの特徴として残すことが出来ます。

Pouch 製品概要
製品名:Pouch(ポーチ)
材料:使用済み横断幕(ターポリン、ポリエステル・合成繊維など)、牛革(革工房で使いきれなかった端材)
サイズ:245-165-180(幅-奥行-高さ mm)、120g
発売日:2025年7月1日(火)
販売価格:8,800円(税込)
予定販売場所:市役所本庁舎(発売日のみ)、SKLO工房(上記本社所在地)、オンラインショップ(https://www.pb-sklo.com/webstore)

同時発売のアップサイクルグッズ
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Bag-tag(バッグタグ):お子さまの手提げ袋などにも使えるアクセサリー
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Towel-holder:タオルをバッグに引っかけて使える便利アイテム

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mini-tote(ミニトート):性別・年代問わず使いやすい、日常づかいに適したミニバッグ。サッとモノを出し入れ、ちょっとしたお出かけに。

Who / Why 私たちSKLOについて
当プロジェクトは、「素材とそのストーリーを大切にし、新たな価値と循環をつくる」SKLO Design Upcycle(デザイン・アップサイクル)事業の新プロジェクトです。
私たちはこれまで革の端材や廃棄物をアップサイクルした製品を提案してきました。継続した活動によって市が制定する「かわさきSDGs大賞2024」では優秀賞に認定いただいています。
当プロジェクトはそうした関係性の中で着想、素材の提供を市役所から頂くことになりました。

How 私たちが大切にしていること
その素材がどこで、どの様に生まれ、どの様な気持ちを表現してきたのか。私たちはできる限りフィールドワークを行い、素材の魅力を探ります。
引っ張りや折り曲げ、水にも強いターポリン生地の機能性を活かすと共に、当プロジェクトでは「川崎市の横断幕」であることを大切にしたいと考えました。

What コンセプトの理由
約400年前の東海道川崎宿の頃から様々な人々や文化を受け入れてきた川崎市は、文化芸術やスポーツなど、多彩な魅力を有する活力ある都市として”今なお成長”を続けています。
その成長を支える人々、特に子どもがいるファミリー層のライフスタイルや、人気のスポーツに注目し、ガシガシ使っていただけるタフなアイテムで川崎市の暮らしを応援します。

When / Where 25年7月1日、市役所から発売開始
市政記念日・市役所本庁舎1階アトリウムにて販売・展示を致します。同所は商業施設が立ち並び交通アクセスにも優れているため、より多くの方にアップサイクル製品をご覧いただけます。
当日は市の学校がお休みとなるため、お子様連れのファミリーの来場が期待されます。また、同区域は市内で主要な外国人観光客の滞在場所となっており、ものづくりの街である川崎市をアピールする目的で、職人によるワークショップを行います。市内外へ街の魅力を発信します。

Vision 今後について
自治体・企業・団体様からの素材再活用のご相談を積極的に受け付け、少しずつであっても、「限られた資源を大切に、使い切る」という日本のものづくりが大切にしてきた価値観がもう一度広まっていくために、活動を続けていきます。
「素材とそのストーリーを大切にし、新たな価値と循環をつくる」ことに共感いただける仲間を、川崎市内・国内・海外問わず、待っています。現場・現物をモットーに、その場所ならではの新しいデザインの提案も積極的に行います。
Design Upcycle 詳細については、https://www.pb-sklo.com/upcycle
活動の進捗に関しては、instagram アカウントで発信していきます。気になった方はぜひフォロー・コメントお願いします。https://www.instagram.com/sklo24/


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