炭鉱のまち”から“循環のまち”へ 大牟田発・廃食油の地産地消によるローカルSDGs実現! 大牟田市Roa(d)cal SDGs Project始動!
大牟田市から発生した廃食油の利活用で、道路舗装業界のカーボンニュートラルを目指す
田中鉄工株式会社(本社:佐賀県)は、地域の家庭や飲食店等から発生した使用済み食用油(以下 廃食油)をアスファルト合材の製造に使用する重油や軽油の代替燃料として、その地域の誰もが利用する道路や歩道に還元するスキームを構築。廃食油はその地域から発生する地産地消エネルギーとして、循環型社会の実現に貢献します。また、SOx・NOxやCO₂排出の削減等、様々な環境負荷軽減エネルギーとして、地球環境の保全に大きく貢献します。田中鉄工はこの取り組みを「Roa(d)cal SDGs Project」として全国に展開しており、この度、この度、長崎県大村市、北海道小樽市に続く全国3例目として、福岡県大牟田市での導入を開始しました。

本取り組みにおいて、大牟田市内の様々なグリーンサプライチェーンが共創し、家庭系廃食油については2025年2月28日よりマルミヤストア大牟田店・大牟田南店で回収が開始され、グリーンコープ生協ふくおか上官店でも同年6月15日より回収開始。2025年7月末までに、計約220Lが回収されています。さらに、イオン大牟田店でも同年8月26日より回収が始まりました。回収された廃食油を燃料として製造されたアスファルト合材の出荷も開始しており、大牟田市内の道路舗装に活用されています。かつて明治時代からエネルギー拠点として日本の近代化を支え、世界遺産にも登録された三池炭鉱を有する大牟田市は、現在「ゼロカーボンシティ」の実現を掲げています。市民・市民団体・事業者・市の4つの主体が協働しながら脱炭素の取組を推進し、「2050年二酸化炭素排出量実質ゼロ」を目指しており、持続可能な地域循環型社会への転換を進めています。
本プロジェクトは、その象徴的な取り組みとして、市民・事業者・行政が一体となり資源を地域内で循環させる、これからの時代に不可欠なモデルとして推進してまいります。 今後は、トレーサビリティやカーボンフットプリント(CFP)の仕組みを導入し、廃食油の回収・再生・利活用までの履歴を可視化することで、リサイクルによるCO₂削減量や地産地消への貢献を、市民やサプライチェーンの皆様に実感いただけるようにしてまいります。
さらに、大牟田市との取り組みの一環として、未来を担う子どもたちを対象としたSDGs教育プログラムも実施しています。2025年7月には、廃食油がリサイクル可能な貴重な資源であること、またリサイクルを通じて環境問題の解決に貢献できることを学んでもらうため、大牟田市エコサンクセンターで開催された環境学習プログラム「夏エコ教室」において、「廃食油でキャンドルづくり」の体験授業を行いました。
田中鉄工は、今後も大牟田市やエコサンクセンターとの協働を通じ、ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みを着実に進めてまいります。
■大牟田市のRoa(d)cal SDGsモデルについて
福岡県大牟田市の家庭や飲食店で発生した廃食油が、大牟田市内の道路や歩道の舗装材料である、アスファルト合材の製造に使用する重油の代替燃料として利活用されています。廃食油を燃料としたアスファルト合材は三井住建道路で製造され、重油代替燃料として使用することで、工場から排出されるCO₂が削減。さらに大牟田市で発生した廃食油を、その大牟田市で循環させることによる ローカルSDGs が実現しています。
地域の道路舗装会社、油脂会社、小売店等との共創、及び大牟田市の広報×後方支援や小学生へのSDGs教育の推進等により、市民と一体となった廃食油リサイクルドミノが展開されています。この取組により、資源ごみ、化石燃料使用量、CO₂、NOx、SOxの排出量の削減、及び下水道と環境への影響、資源の有効活用すべてに貢献することで、地域のローカルSDGsを実現するモデルとなります。
▼大牟田市 Roa(d)cal SDGsモデルの全体像

■国内の廃食油のリサイクルの現状と課題について
✓家庭系廃食油の約96% (9.6万トン/年)が、現状 ゴミとして捨てられており、循環されていない。
✓事業系廃食油はほぼリサイクルされているものの、約1/3(12万トン/年)が海外に輸出されており、
地域内で循環されていない。
✓さらに、家庭系・事業系ともに、トレーサビリティ及びカーボンフットプリントが確保されていない。
■リサイクルの推進に向けて
廃食油のみならず、小売店等で回収されている食品トレーや卵パック等においても、回収量やリサイクルによる社会貢献量(CO₂削減量等)を小売店内の店内掲示することでの見える化を推進しております。また、教育機関への小中学生向けSDGs教育等の提案、TVCMやラジオCM放映、各種SDGsイベント出展等も通じて、地域や市民のリサイクルの意識が高まり、行動変容を促す働きかけを実施しています。
■田中鉄工株式会社とは
1918年(大正7年)創業のアスファルトプラントメーカー
アスファルト合材生産に関わる製品・サービスの提供をメイン事業として展開
本社: 佐賀県三養基郡基山町、国内拠点15カ所
資本金:9,000万円 売上高:約64.6億円(2024年3月期) 従業員:約200名
・経済産業省 地域未来牽引企業 認定
・経済産業省 2023年度 はばたく中小企業・小規模事業者300社 GX部門 受賞
・経済産業省 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業の先進設備・システムに採択
・経済産業省 サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ 参画
・経済産業省 地域未来牽引企業 認定
・経済産業省 GXリーグ加盟
・経済産業省 2024年度 第2回GXスタジオにパネリストとして登壇
・環境省 令和5年度地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業 参画
・環境省 令和6年度バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業 参画
・内閣府 パートナーシップ構築宣言 / 地方創生SDGs 官民連携プラットフォーム 加盟
・国連グローバル・コンタクト・ネットワーク・ジャパン 加盟
・長崎県大村市・北海道小樽市と連携し、Roa(d)cal SDGs Projectのプレスリリースを実施
・佐賀県多久市と2050ゼロカーボンシティ 包括連携協定を締結
・脱炭素チャレンジカップ2025 奨励賞 受賞
・九州SDGs経営推進フォーラム加盟 / 九州環境エネルギー産業推進機構加盟
・福岡ソフトバンクホークス オフィシャルスポンサー加盟
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