【東大発ベンチャー】国内の学会向けCRMシステム「Academy Cloud」の無償提供を開始
学術機関における雑務の効率化を図り、研究者が研究に向き合える環境を実現する。
国内の様々な学術機関において、研究者が事務作業などの業務に追われ、自身の研究に没頭できないといった事例が散見されている。研究室毎に充てられる研究費も様々な中、事務員を雇用できずに教授や研究員が自ら雑務を請け負う研究室も多数存在するのが実情だ。また、国が公的学会に指定している学会においても、非効率な方法により運用が行われているものの、限られた予算の中、利便性の高いシステムの導入に踏み込めていないといった課題も見受けられている。
TRUST SMITH株式会社は、国内の学会向けCRMシステム「Academy Cloud」の無償提供を開始することを発表した。現在、β版リリースに向け、東大・京大の研究室に所属経験のあるメンバーを中心に開発を進めている。
- 「Academy Cloud」の特徴
「Academy Cloud」は、学会の管理を効率化する主に3つの特徴を持つ。
①学会向けカンファレンスに特化した機能・ユーザーインターフェース
学術講演会の演題募集や、発表者・司会者の発表順番管理、論文・スライド管理など、一般的なイベント向けCRMでは扱うことができない学会向け特殊な機能を標準搭載。
②クラウド管理なので、誰でもリアルタイムにアクセス可能
共通のアカウントで10名まで同時接続ができ、準備や当日の運営でも複数人でリアルタイムで管理できるため、コミュニケーションコストが大幅に削減。
③無償提供
カスタマイズ不要であらゆる学会に対応するSaaSのソフトウェアのため、開発費用を大幅に削減。慈善事業により、学術機関とのネットワーク拡大を図る。無償提供の期間は未定。
- 「Academy Cloud」の機能
学会のカンファレンスには、特定の発表者が登壇し、大勢の聴衆者の前で発表や意見交換をする「シンポジウム形式」のものと、演題の順番に従って研究者が自身の研究成果を発表する「学術講演会」の形式のものがある。今回無償提供する「Academy Cloud」は、この両形式に対応する学会専用CRMシステムだ。カンファレンス日程管理や発表者の司会順番管理など、これまで学会管理者を悩ませてきた煩雑な業務を一元管理できる機能が多数搭載されているとのこと。
- TRUST SMITH株式会社の天望
同社は、「全売上の10%を社会投資する」という会社規約を設けている。無駄を排した特殊なスキームを生み出すことで、高利益体質を維持すると同時に大きな社会投資を行い、より良い世界の実現を目指しているとのこと。東証一部上場企業を対象にAIを活用したソリューション提供を行う事業を主な収益源としており、そこで得た利益の一部を学術機関や研究者に還元することで、産学連携による価値創造の糸口を模索していく方針だ。今後は、学会のみならず学校法人や研究室の課題解決を図ると共に、学術機関とのネットワークを拡げていく。
- 会社概要
会社名 :TRUST SMITH株式会社
代表者 :代表取締役CEO 渡辺琢真
設立日:2019/1/18
従業員数:25人(非正規含む)
所在地 :〒113-0033 東京都文京区本郷4-2-2 北信ビル4・5・6F
コーポレートサイト:https://www.trustsmith.net/
<本リリースに関するお問い合わせ先>
TRUST SMITH株式会社
担当者:安藤奨馬
e-mail:ando@trustsmith.net
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