【高齢者の巻き爪トラブル】医師の8割以上が治療やケアは「痛みの出る前からすべき」と明かした。その理由とは?
高齢者の巻き爪悪化が引き起こすリスクは「感染症」「転倒」「歩行困難」
合同会社ひまわりコーポレーション(所在地:埼玉県川越市、代表社員:簗 由一郎)は、医師(形成外科・皮膚科・整形外科)を対象に、「高齢者の巻き爪」に関する実態調査を実施しました。
巻き爪になってしまうと日常生活にさまざまな支障をきたします。
特に高齢者の巻き爪が悪化すると、痛みだけでなく感染症や潰瘍化のリスクも増加し、最悪の場合には
歩行困難により寝たきり状態になることもあるようです。
では、現場の医師は高齢者の巻き爪に対するケアや治療をどのように考えているのでしょうか?
そこで今回、合同会社ひまわりコーポレーションは、「専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室」(https://medical-media.jp/)を運営する企業として、医師(形成外科・皮膚科・整形外科)を対象に、「高齢者の巻き爪」に関する実態調査を実施しました。
調査概要:「高齢者の巻き爪」に関する実態調査
【調査期間】2024年9月13日(金)~ 2024年9月14日(土)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)
【調査人数】1,009人
【調査対象】調査回答時に医師(形成外科・皮膚科・整形外科)であると回答したモニター
【調査元】合同会社ひまわりコーポレーション(https://medical-media.jp/company/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
※この調査の内容は、あくまで医師(形成外科・皮膚科・整形外科)の方を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。
<高齢者の巻き爪に関するトピックス>
・高齢者に巻き爪が多い原因「運動能力低下」「間違った靴選び」「手入れの怠り」が挙げられる
・高齢者の巻き爪が悪化すると引き起こる「感染症」や「転倒」「歩行困難」のリスク
・巻き爪の改善に重要なのは「適切なセルフケア用品を継続して使用すること」
・痛みが出る前のセルフケアで、治療の負担や深刻な健康リスクを軽減
・セルフケアを継続的に行うために9割の医師が「簡単な装着」ができる機器を支持
8割以上の医師が高齢者に巻き爪が多いと回答。その原因とは?
「巻き爪になるのは高齢者が多いと思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『やや思う(47.1%)』『とても思う(41.8%)』と回答しました。
多くの方が、高齢者は巻き爪になりやすいと感じているようです。
では、高齢者が巻き爪になりやすいのはどのようなことが原因だと考えられているのでしょうか。
■高齢者が巻き爪になる主な原因は何だと思いますか?
・運動能力の低下に伴う、歩行などの減少(40代/女性/東京都)
・加齢によるカルシウム不足(50代/男性/兵庫県)
・ちゃんと定期的に爪の手入れをしていない(40代/男性/東京都)
・間違った靴選び(30代/男性/宮崎県)
・爪や皮膚の水分量が減り、爪が縮んでしまうため(40代/男性/滋賀県)
高齢者の巻き爪は生活習慣の変化や、栄養状態、ケア不足、誤った靴の選び方など、複数の要因が重なり合って発生しているようです。
8割以上が高齢者の巻き爪は早期治療すべきと回答。悪化することで起こるリスクとは
「高齢者の巻き爪は痛みがない場合でも、なるべく早く治療すべきだと思いますか?」と質問したところ、『やや思う(49.7%)』『とても思う(36.0%)』と回答しました。
8割以上の方が、痛みがない場合でも早期治療の必要性を感じているようです。
では、なぜ早期治療の必要があると考えているのでしょうか?
「高齢者の巻き爪が悪化することで、どのような影響があると考えますか?(複数選択可)」と質問したところ、『感染症のリスクが高まる(48.2%)』と回答した方が最も多く、『痛みによって歩行が困難になる(47.0%)』『痛みによって転倒のリスクが増す(38.8%)』『外出や活動が困難になる(23.7%)』と続きました。
高齢者の巻き爪が悪化することは、身体的な痛みだけでなく、感染症や転倒のリスク、さらには生活の質や社会参加にも影響を及ぼす可能性が示されました。
また、「高齢者の巻き爪が悪化すると歩行や運動といった活動量が減少し、全身の健康に悪影響を及ぼす恐れがあると思いますか?」と質問したところ、『やや思う(47.7%)』『とても思う(36.5%)』『あまり思わない(13.6%)』『まったく思わない(2.3%)』という回答結果になりました。
8割以上の方が、巻き爪が全身の健康に何らかの影響を与えると考えており、巻き爪の悪化による歩行や運動の制限が、高齢者の身体機能に大きく影響すると考えられているようです。
「巻き爪を改善するために重要だと感じることを選んでください(上位3つまで選択)」と質問したところ、『適切なセルフケア用品を継続して使用すること(37.1%)』が最も多く、次いで『足に合った靴を選ぶこと(36.2%)』『正しい爪の切り方をすること(32.2%)』『定期的に専門の医師に相談すること(28.3%)』と回答しました。
適切なセルフケア用品を継続して使用することや、足に合った靴の選択が重要視されているようです。
また、定期的に専門の医師に相談することも上位に挙がり、自分の状態に適したセルフケア用品や靴を選ぶためにも専門家への相談は重要であることが示されました。
では、巻き爪を改善するために、適切なセルフケアはいつ始めればよいのでしょうか?
9割以上の医師が示した「痛みが出る前」からのセルフケアの重要性
「痛みが出る前から、日常的に爪のセルフケアをすること重要だと思いますか?」と質問したところ、9割以上の方が『はい(94.0%)』と回答しました。
非常に多くの医師が、痛みが出る前からセルフケアをすることが重要だと考えているようですが、そのように考える理由は何なのでしょうか。
■痛みが出る前から、日常的なセルフケアをすることが重要だと思う理由は?
・感染症により最悪壊死が起こるから(20代/男性/東京都)
・予防の方が治すより簡単だから(30代/女性/千葉県)
・痛みが進行すると自力歩行が困難になって結果、足腰が弱って寝込んでしまうから(40代/女性/和歌山県)
・痛みが出てからでは処置に時間と費用がかかるから(50代/男性/大阪府)
・自分一人でできるときに習慣づけた方が良い(30代/男性/千葉県)
痛みが出ていない早い段階から正しいセルフケアを習慣づけることで、治療の負担や深刻な健康被害のリスクを軽減できると考えられているようです。
では、セルフケア用品を選ぶときは何を重視すればよいのでしょうか?
高齢者の巻き爪のセルフケア用品、何を重要視して選ぶべき?
そこで、「巻き爪のセルフケア用品を選ぶとき、何を重要視すればよいと思いますか?(上位2つまで選択)」と質問したところ、『簡単に装着できる(34.7%)』が最も多く、次いで『安全性(32.0%)』『効果の持続性(29.6%)』『価格(16.4%)』と回答しました。
高齢者が日常的に一人で脱着することなども踏まえ、使いやすさや安全性、持続効果を重視してセルフケア用品を選ぶべきだと考えられているようです。
「ご自身で、簡単に巻き爪の治療ができる機器があればどう思いますか?」と質問したところ、『とても魅力的だと思う(40.6%)』『まあまあ魅力的だと思う(49.8%)』『あまり魅力的だと思わない(8.1%)』『まったく魅力的だと思わない(1.5%)』という回答結果になりました。
9割以上の方が、簡単に使用できる巻き爪の治療機器を魅力的だと感じていることが明らかになりました。
【まとめ】高齢者の巻き爪悪化を回避するため、痛みが出る前から日常的にセルフケアを行うことが重要である
今回の調査結果で、高齢者の巻き爪が悪化することで起こる様々なリスクについて明らかになりました。
8割以上の医師が、巻き爪になる高齢者が多いと回答し、その原因として運動能力の低下に伴う歩行の減少や、定期的なケア不足などが示されました。
また、高齢者の巻き爪が悪化すると、身体の痛みだけでなく感染症や転倒リスクの増加、歩行困難などの身体機能にも影響を及ぼす可能性が示され、痛みがない場合でも、早期治療を行うべきだと考える医師は8割以上に上っています。
巻き爪を改善するために、約4割の方が「適切なセルフケア用品を継続して使用すること」と回答し、その他にも「足に合った靴を選ぶこと」や「定期的に専門の医師に相談すること」が挙げられ、自分の状態に適したセルフケア用品や靴を選ぶためにも専門家への相談は重要であることが示されました。
さらに、9割以上の方が「痛みの出る前から」日常的にセルフケアを行うことの重要性を示しており、その理由として、痛みが出た後に行う処置の大変さや、高齢者であるがゆえに歩行困難や壊死などの懸念があることもわかりました。
セルフケア用品の選び方においては、簡単に装着できることや安全性が重視されており、高齢者でも日常的に使用できることが重要なようです。
巻き爪が悪化して大事に至る前に、まずは専門家に相談し、適切なセルフケア用品で予防を始めてみてはいかがでしょうか。
■専門医 簗 由一郎 医師からのコメント
巻き爪予防のフットケアの中で、意外に盲点になっているのは靴の「履き方」だと思います。
加齢により足関節の動きが悪くなると、歩くときの踏み返しがうまく行かず、足が前のめりになりやすいです。そのため、緩い靴を履いているつもりでも、いつのまにか足が靴の中で前に移動してしまい、つま先に負担がかかります。 つま先の負担を予防するには、靴と足がしっかりと固定される、ひも靴が理想的です。
ただ、せっかくひも靴を履いていても、ひもを緩めた状態で脱ぎ履きをしていては意味がありません。正しい靴の履き方は、靴をかかとでトントンと叩いてまずはかかとの位置を合わせます。そして靴紐を足の甲から順番に足首までしっかりと固定することが重要です。
外来で診察していても、正しい靴の履き方が出来ていない患者さんは多いです。面倒だとは思いますが、靴ひもをしばるだけで、歩きやすくなりますし、足の痛みが不思議と良くなったとおっしゃる方も多くいます。ひも靴を締めたり緩めたりが面倒な場合はチャック付きのひも靴をお勧めしています。
持続的なつま先への物理的刺激は、巻き爪だけでなく、爪を肥厚させる原因にもなります。放置すると「爪甲鉤彎症」という重度な爪肥厚や、「重複爪」などの爪変形など様々なトラブルを引き起こす事があります。正しい靴の「履き方」もフットケアの大切なポイントと考えております。
巻き爪をセルフ矯正するなら『ネイル・エイド』がオススメ
今回、「高齢者の巻き爪」に関する実態調査を実施した合同会社ひまわりコーポレーションが運営する「専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室」では、巻き爪セルフ矯正『ネイル・エイド』(https://medical-media.jp/nailaid/)の販売とアフターフォローを行っております。
「ネイル・エイド」は、10年以上巻き爪・陥入爪治療に携わってきた、巻き爪の専門医師が開発した巻き爪矯正器具です。専門外来で行っている治療がご自宅でも可能で、巻き爪でお悩みの方におすすめしたい矯正器具です。侵襲が少なく短時間で装着でき効果も高いので、医療機関やネイルサロンなどでのご利用もおすすめです。
■ネイル・エイドの特徴
1.短時間での装着
爪に穴を開けたり器具を加工したりする必要がなく、そのまま装着できます。
2.強い矯正力
弾性ワイヤーと同程度の矯正力があります。
3.固定が安定、外れにくい仕組み
単純に挟みこむ仕組みではないので外れにくいです。
4.強い変形・厚い爪でも装着可能
2mm程度なら厚い爪でも問題なく装着可能です。
5.繰り返しの着脱が可能
器用な患者さんであれば、自分で付け外しできます。外来再診時の患者負担軽減。
6.高い耐久性(耐腐食性)
半年、1年使用している患者さんが多数います。中空ワイヤーを切り出して作成し、折り曲げや変形加工をしていないので、高い耐久性があります。ニッケルチタン合金で耐腐食性があります。矯正力も維持されます。
巻き爪のセルフケアにはネイル・エイドがオススメです。
公式SHOP:(https://medical-media.shop/)
「専門医と学ぶ爪・陥入爪治療の相談室」は日本初!巻き爪・陥入爪に特化したWebサイト
「専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室」は、日本で初めての巻き爪・陥入爪治療に特化した専門サイトになります。
少しでも多くの巻き爪患者さんのお役に立ちたい、正しい情報を伝えたい、そういった思いでこのサイトを開設致しました。
【主な内容】
巻き爪を学ぶ / 巻き爪・陥入爪の基礎知識 / 巻き爪の原因と予防(セルフケア)/ 巻き爪の保存治療(セルフケア・矯正など)/ 巻き爪の手術治療(フェノール法)/ 巻き爪セルフ矯正ネイル・エイドについて / ネイル・エイドの紹介 / ネイル・エイドの採用施設 / ネイル・エイドのよくある質問 /巻き爪コラム / 治療例 / 相談掲示板 など
【主な特徴】
・巻き爪について当サイトで基礎的な事が理解できる
・巻き爪の治療法について理解ができる
・全国の巻き爪外来病院や治療器具「ネイル・エイド」採用病院も探すことができる
・具体的な治療法も分かりやすく紹介
■簗 由一郎プロフィール
簗 由一郎(やな ゆういちろう)
合同会社ひまわりコーポレーション代表
【主な経歴】
平成15年 高知大学医学部卒業
平成17年 東京大学形成外科入局 関連病院勤務を経て
平成19年 埼玉医科大学 形成外科勤務
【所属学会・資格】
日本形成外科学会(専門医)
日本美容外科学会
日本眼形成再建外科学会
日本リンパ浮腫治療学会(評議員)
【業績】
簗 由一郎:新しい巻き爪治療器具(ネイル・エイド)の使用経験.
第56回日本形成外科学会学術集会, 東京, 2013
検索は右記URLから:https://www.google.com/url?q=https://mp.medicalonline.jp/&sa=D&source=docs&ust=1670575309260096&usg=AOvVaw2xUPgVN9r8PpmHnXljN8OB
【メディア取材・出演実績】
朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞・NHK Eテレ「きょうの健康」他多数。
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