【株式会社ダイイチ】ネスカフェ原宿の新ユニフォームを製作 使用後の紙資源や未利用の間伐材をアップサイクルした紙糸「TSUMUGI」を使用した生地を採用
■Made in Japanの技術で紡ぎ、新たな価値と心地よさを提供するアップサイクルユニフォーム
株式会社ダイイチは、“ユニフォームを通じて「人と社会が輝くみらい」をつくりだす“を使命に、コーポレートユニフォームを70年以上にわたり製造・販売してきました。昨今は、環境に配慮したユニフォームの開発や不要になったユニフォームを成型品・繊維製品などにリサイクルする取り組みに力を入れております。また、2023年4月には、一般社団法人アップサイクルに参画し、ネスレ日本や神戸市をはじめとする企業・団体と連携し、「ネスカフェ」や「キットカット」をはじめとする使用後の紙資源や神戸市内の未利用の間伐材から紙糸を製作するプロジェクト「TSUMUGI」に賛同してきました。
この度、ユニフォームを通じた持続可能な社会実現に向けて「TSUMUGI」を生地に使用したユニフォームを製作しました。また、南米エクアドル産「タグアヤシ」の木の実を材料にした天然素材「ナットボタン」や、水溶性の芯地や生分解性のあるミシン糸など、資材の選定にもこだわりました。男女区別なく兼用できるデザインやサイズ感など、環境だけでなく、着る人にも配慮した工夫をしています。機能面では、作業がしやすいよう袖をまくって留められるロールアップタブを付けました。エプロンにはずり落ち防止のループを付けたり、手が入りやすいようポケットを斜めにするなどユニフォームならではのこだわりが詰まっています。
株式会社ダイイチは一般社団法人アップサイクルの一員として、暮らしの中から自然環境を守り育てていくことや、持続可能な社会に向けて皆さまの共感を得られるものづくりを続けていきます。
■提供商品概要
<シャツ>
サイズ:S/M/L
組成:表地 綿70%、分類外繊維(和紙)30%
配色 綿75%、分類外繊維(和紙)25%
製造:日本製
<エプロン>
サイズ:F(フリーサイズ)
組成:本体 綿75%、分類外繊維(和紙)25%
配色 綿100%
製造:日本製
■新ユニフォーム製作における過程
「TSUMUGI」を生地に使用した新ユニフォームを作りたいと依頼を受け、まずはコンセプト、デザイン、機能性についてヒアリングを実施しました。対話の中で出てきた「環境配慮」「自然由来」「男女兼用」などのキーワードを取り入れつつ、ユニフォームとしての動きやすさや耐久性を考えてデザインを考え、パターンを設計しました。そこから実際にサンプル作製をおこない、試着や洗濯試験を経て製品化となりました。
■新ユニフォームのポイント
1.環境に配慮した素材
・使用後の紙資源や未利用の間伐材をアップサイクルした紙糸「TSUMUGI」を使用
・エプロンのベルト部分の生地はドリップ後のコーヒーに含まれる成分から染料を抽出して染色している
・シャツのボタンは高級な天然素材のボタンとされているナットボタンを使用
・水溶性の芯地や、環境配慮型ポリエステルを原料とした生分解性のあるミシン糸など、全て環境に配慮した資材の使用にこだわっている
2.デザイン・仕様
<シャツ>
・衿はきちんと感があり、安定性があるボタンダウン
・袖をまくっても落ちてこないようロールアップタブ付き
・前立てのないすっきりとしたデザイン
<エプロン>
・ずり落ち防止のベルトループ付き
・ポケット口を斜めにすることで手が入れやすい
・ポケットの底ではなく縦にマチを付けることで収納力をキープしつつすっきりと見えるように
3.SDGsの推進
・男女の区別なく兼用で着られるデザイン、サイズ感
・サイズの記載を無くし色で区別ができる
■着用場所
<ネスカフェ原宿>
「ネスカフェ」の旗艦店として4月5日(木)にリニューアルオープン。
「Make your world」をコンセプトに新しくデザインされた店舗のこだわりは“五感”。
●住所 東京都渋谷区神宮前1-22-8 JR原宿駅竹下口より徒歩2分
●時間 11:00~20:00
■株式会社ダイイチについて
株式会社ダイイチは、1953年に白衣の製造販売会社として創業し、設立から70年を迎えました。現在では、ユニフォームの企画・製造・販売を通じて、企業ブランディングや求人対策、社内活性、地域貢献など多くの企業課題の解決につなげるご提案を行っております。
●設立:1953年5月
●所在地:神奈川県横浜市中区宮川町3-89
●代表取締役社長:花本 こず枝
■一般社団法人アップサイクルについて
一般社団法人アップサイクルとは日清紡グループのニッシントーア・岩尾株式会社、ネスレ日本株式会社、株式会社ダイイチをはじめとする35の企業や団体(※)からなる企業連携プラットフォームです。※2024年3月時点
●設立日:2023年2月7日
●所在地:大阪市中央区本町3丁目
●代表理事:森原 洋 (ニッシントーア・岩尾株式会社 繊維事業本部テキスタイル部長)
●理事 :嘉納 未來 (ネスレ日本株式会社 執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部長)
●副理事 :上田 俊友 (TOPPAN株式会社 関西トッパンアイデアセンター本部長)
●副理事 :海保 学 (シーエヌシー株式会社 代表取締役)
●事務局長:瀧井 和篤 (ネスレ日本株式会社)
■プロジェクト「TSUMUGI」について
プロジェクト「TSUMUGI」は、使用後の紙資源や未利用の間伐材を素材として活用・アップサイクルの技術により”紙糸”という素材に生まれ変わらせる取り組みです。天然繊維ならではの柔らかさと、軽量性や吸放湿性が特徴で、まるで自然の中にいるようなやさしい肌触りを感じることができます。しっかりとした縫製で、みなさまに長く愛用してもらえるようMade in Japanならではの技術が詰まっています。「TSUMUGI」という名前には、わたしたちと地球や社会・地域コミュニティを紡ぐ象徴として手に取っていただきたいという想いが込められています。
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