クマ、サルなど特定の害獣を高精度で検出するAI・通報システム『Bアラート』が、「Digi田(デジでん)甲子園2023」の予選(有識者による選考)を通過!本選の国民インターネット投票に出場!!
「Digi田甲子園」はデジタルの力を活用して地域の課題解決等に取り組む優良事例を内閣総理大臣賞等として表彰する事業で内閣官房が実施。『Bアラート』を含めた応募総数240件のうち55件が本選へ進出
株式会社ほくつう 福井支社、北陸電力株式会社 イノベーション推進本部 新価値創造研究所、ガルム株式会社では、AIなどのデジタル技術を活用することで、地域課題解決の一助を目指した活動を推進しています。
この取り組みの一環として、クマやサルなど特定の害獣が写っている画像だけを検出するAIを開発し、富山県や福井県などでの実証実験を経て、害獣の自動検出AI・通報システム『Bアラート』を全国へ展開しております。
「Digi田(デジでん)甲子園2023」を通じ、 『Bアラート』を、獣害にお困りの地域の皆さまへ幅広くご紹介することで、効果的な獣害対策検討時の選択肢の一つに加えていただければと思い応募したところ、この度、内閣官房さまより、有識者による選考を経て、予選通過との結果を頂戴しましたので、ご報告いたします。
2024(令和6)年1月中旬から2月中旬に実施予定の国民インターネット投票(本選)におきまして、皆さまからの心温まるご支援を賜れましたら、この上ない喜びです。
<『Bアラート』の紹介用動画(80秒)>
<「Digi田(デジでん)甲子園2023」サイト>
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien/index.html
<本選(インターネット投票)出場者決定>
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/koshien/pdf/2023_shutsujosha_kettei.pdf
【ご参考1:『Bアラート』の特長】
<野生動物の専門団体・企業さまとの連携>
・野生動物AI開発アドバイザー「白石主任学芸員(富山県立山カルデラ砂防博物館)」を起点に、全国の名だ
たる専門団体・企業さまにBアラートを紹介・活用いただき、現状の実用性や利便性の更なる向上アイディア
について意見交換を重ねて、随時、システムをブラッシュアップしています。
・主な専門団体・企業さま(順不同)
(株)野生動物保護管理事務所[WMO]
(一財)自然環境研究センター[自然研]
(株)地域環境計画[ちいかん]
【ご参考2:『Bアラート』の今後の取り組み】
<直近の主なシステム改良(2024年6月頃からリリース予定)>
上記の専門団体・企業さまおよび全国のユーザーさまからのご意見・ご要望を踏まえ、
以下の改良を予定しています。
・撮影画像の閲覧利便性の向上(ライブラリー機能の追加)
・トレイルカメラの状態監視(電池残量と故障可能性有無の表示)
<個体識別AIの開発>
2023年度、クマによる人身被害の件数は、過去最も多い数となっています。
関係省庁とディスカッションしたところ、対策を講じる上で重要な基礎データとなるクマの個体数を把握する
ための技術開発ニーズ有りとのご意見を頂戴しました。
そこで、現在、Bアラートの深化的取り組みとして、 (一財)自然環境研究センター等と協働で、クマの個体識
別AIの開発・実用化にチャレンジしています。
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