リョーサン、エア・ウォーターと次世代エネルギーの導入サポート拡大に向けて業務提携
カーボンニュートラル社会実現に向けGX・DXの観点から最適なエネルギー活用を提案
エレクトロニクス商社の株式会社リョーサン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:稲葉 和彦、以下「リョーサン」)は、産業ガスメーカー大手であるエア・ウォーター株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役会長・CEO:豊田 喜久夫、以下「エア・ウォーター」)とカーボンニュートラル社会実現に向けた取り組みの一つとして、業務提携契約を締結しました。本提携により、エア・ウォーターの幅広いソリューションとリョーサンの製造業との強固なリレーションシップを活かし、次世代エネルギーを含む産業ガス供給を拡充します。

【本提携の背景と目的】
半導体や電子機器の製造においては窒素などの産業ガスが不可欠です。特に近年では、GX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)の観点から、環境に配慮した、効率的なエネルギー活用が求められています。
エア・ウォーターは、産業ガスの供給を原点に事業を広げ、半導体や電子部品などのエレクトロニクス分野において使用される多種多様な産業ガスやグループ会社の製品を幅広く取り扱っています。一方、リョーサンは、製造業との強固な関係性と工場設備への包括的な提案ノウハウを活かし、半導体メーカーや電機メーカーの工場に必須である産業ガス調達の最適化や各種ソリューションサービス提案をできます。
本提携では、それら両社の強みを活かし、水素エネルギーと再生エネルギーを活用したGX提案と、エネルギー使用量の見える化や生産効率性の向上を通したDX提案を含め、お客様のニーズに応える最適なガストータルサービスをご提供します。

【取り扱い製品例】
酸素、窒素をはじめとした産業ガスの導入だけでなく、ケミカル材料を半導体製造装置へ安全かつ安定的に供給するシステムや、精製・処理装置など、幅広いラインアップを取り揃えています。加速度的に成長するエレクトロニクス分野に向けて、最先端のニーズにお応えします。

【今後の展望】
本提携を通じて、エア・ウォーターとリョーサンは両社の持つソリューションとネットワークを最大限に活用し、以下のような分野における事業展開を予定しています。
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エレクトロニクス事業分野
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自動車関連事業分野
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医療関連事業分野
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エンジニアリング関連事業分野
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カーボンニュートラルなど新規事業分野
【エア・ウォーター株式会社について】

エア・ウォーターは、産業ガスの供給を原点に事業を拡大し、エネルギー、医療、農業・食品など多彩な製品やサービスを提供しています。
エレクトロニクス分野では、半導体工場への高純度ガスの安定供給に加え、特殊ケミカルや化学品などの材料供給、機器・設備の納入、ガス配管工事、ロジスティクスなど、半導体製造のあらゆるフェーズをサポートします。
会社名:エア・ウォーター株式会社
設立:1929年9月
資本金:55,855百万円
代表者:代表取締役会長 CEO 豊田 喜久夫
【株式会社リョーサンについて】

リョーサンは、半導体をはじめとするデバイス事業と、DX推進を支援するソリューション事業を展開するエレクトロニクス商社です。
長年培った分析力で、車載、コンシューマ、産業機器など多様な業界のお客様ニーズを集約し、ソリューション提供、組み込み開発、専門的な技術サポートを通じてお客様の付加価値づくりをサポートします。2024年には新たにマーケティング専門部署を設置し、マガジンサイト『リョーサンテクラボ』からエンジニア向けの情報発信や月3回のウェビナーを実施しています。
株式会社リョーサンは菱洋エレクトロ株式会社と経営統合し、2024年4月1日に「リョーサン菱洋ホールディングス株式会社」を設立しました。
【本件に関するお問い合わせ先】
リョーサン菱洋ホールディングス株式会社
企画本部 広報部
TEL:03-3546-5003
Mail:pr@rr-hds.co.jp
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- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 電子部品・半導体・電気機器化学
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