グリーンメチル、「メディテックハブ」搭載の治療ロードマップ機能に関する特許を取得

分子栄養学・精密医療・機能性医学を統合し、治療プロセスの可視化と信頼構築を実現

株式会社グリーンメチル

ロードマップレポートの一部

株式会社グリーンメチル(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:小林良太)は、SaaS型診療支援プラットフォーム「メディテックハブ」に搭載する「治療ロードマップ機能」に関して、情報処理に関する特許を取得したことをお知らせいたします。

本技術は、検査データや診断方針をもとに、治療ステップや介入内容を構造化し、患者と共有可能な形式で出力するものであり、分子栄養学・精密医療(プレシジョンメディシン)・機能性医学の実践知を統合した先進的な技術です。

なお、本特許は、2025年7月に発表した「血液栄養解析システム(解析・レポート生成)」と同一の特許内に含まれるものであり、今回のリリースはその中核機能のひとつである「治療ロードマップ機能」に焦点を当てた第2弾発表となります。

■ メディテックハブとは

「メディテックハブ」は、診療の属人化や教育負担といった医療現場の構造的課題に加え、栄養療法の導入・継続に伴う「学習コストの高さ」「専門人材の不足」「業務負荷」「集患・売上への不安」などの多面的な課題を解決するSaaS型プラットフォームです。

電子カルテを基盤とし、血液栄養解析の自動レポート生成、治療ロードマップ作成、PHR連携、サプリ販売、患者フォローまでを包括的にクラウド提供。収益性と継続率を高めながら、クリニックの理想的な診療体制と経営ゴール(売上向上・事業の持続性)の実現を、データと伴走支援で力強くサポートします。

■ 社会的背景と課題

分子栄養学や機能性医学の広がりとともに、検査データに基づく自由診療の導入が全国の医療機関で進んでいます。しかし、診療設計や説明が医師の経験や属人的知識に依存している現状では、再現性・納得性・継続率の確保が難しく、業務負荷も大きいままでした。

精密医療の潮流に適応するには、より構造的・論理的な診療プロセスの標準化が求められています。

■ 現場での具体的な課題

  • 診療のプロセスが抽象的で、患者が治療全体像を把握しづらい

  • 検査の意義やゴールの設定が曖昧で、納得感や継続率が低下しやすい

  • 診療設計がブラックボックス化し、院内のチーム連携や指導に課題がある

■ 特許技術の概要

今回取得した特許は、検査結果・症状・診療方針をもとに、治療のゴール・期間・指導内容を構造的に可視化する情報処理技術です。血液栄養解析システムとの連携により、各指導・介入をフェーズごとに時系列で配置。

さらに、治療目標の明確化と共有、患者PHRからの確認機能まで一体化されており、医師・患者双方の理解と共通認識を深めることができます。

■ なぜこの技術が必要とされているのか

  • 「なぜこの検査が必要か」「どう治るのか」を構造的に説明するニーズが高まっている

  • 自由診療や予防医療では、プロセスの可視化とゴール設定が重要な信頼構築要素となる

  • 患者が能動的に治療に関わることで、自己効力感とアウトカム向上が期待できる

■ 実装と活用

治療ロードマップ機能では、血液検査・症状・問診などの情報をもとに、治療のゴールとその達成までの介入ステップを時系列に沿って構造化。さらに、PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)と連携し、患者自身がスマートフォンからいつでも治療計画を確認できる仕組みを提供しています。

この仕組みにより、医師は限られた診療時間の中でも「構造的・論理的」な説明を短時間で実現でき、患者は自ら治療に参加する姿勢を育むことができます。結果として、継続率・LTV・満足度の向上に貢献しています。

■ 今後の展望

今後は、治療ロードマップ機能を中核とした「個別化治療支援フレームワーク」の整備を進め、腸内環境・唾液・認知指標など他検査との連携による拡張も視野に入れています。自由診療の標準化と精密医療の社会実装を加速すべく、知財戦略・海外展開・法人連携を強化してまいります。

■ コメント(代表取締役 小林良太)

今回の特許取得は、自由診療の現場で長年課題とされてきた「診療の再現性と構造化」に対して、技術的な解決策を提供できることが社会的に認められた重要な一歩だと捉えています。私たちは分子栄養学、機能性医学、そして精密医療といった複数の先進的アプローチを統合し、誰もが扱える診療支援技術として体系化することを目指してきました。

この治療ロードマップ機能を導入いただくことで、医師は限られた診療時間の中でも高精度かつ再現性のある判断が可能となり、患者一人ひとりに最適な提案を効率よく行うことができます。また、患者にとっても、感覚的な説明ではなく、客観的な数値と論理に基づいた診療を受けることで、治療方針への納得と信頼が大きく高まります。

さらに、本技術の普及は、予防医療や自由診療の標準化を加速させると同時に、医療資源の効率的な活用や医療格差の是正にも貢献し得るものです。私たちはこの技術が、より多くの医療機関や地域で活用されることで、持続可能で質の高い医療の実現につながると信じています。

本リリースに関するお問い合わせ

下記よりお願いいたします。

お問い合わせフォーム:https://greenmethyl.com/contact/

企業情報

社 名:株式会社グリーンメチル

所在地:〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-378
代 表:小林 良太
設 立:2021年2月1日

資本金:8730万6316円(資本準備金を含む)

HP:https://greenmethyl.com/


事業内容:医療クラウドサービスの開発、運営、運用

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会社概要

URL
https://greenmethyl.com/
業種
情報通信
本社所在地
桜木町1-378 桜木町1-378
電話番号
050-3697-3731
代表者名
小林 良太
上場
未上場
資本金
1075万円
設立
2021年02月