タカヤ株式会社 フライングプローブテスタの新モデル 「APT-T400Jシリーズ」を発表

〜精度と信頼性はそのままに、導入しやすさを追求した次世代のスタンダードモデル〜

タカヤ株式会社

タカヤ株式会社(本社:岡山県井原市井原町661-1、代表取締役社長:岡本 龍二)は、超高速検査で実装基板のあらゆる不良を確実に検出するフライングプローブテスタの新モデル「APT-T400Jシリーズ」を発表いたします。

APT-T400J

本モデルは、これまでの高精度なプロービング技術と安定した測定性能を継承しながら、より導入しやすい価格帯を実現したスタンダードモデルです。多様化する製造現場のニーズに応えるべく、検査の信頼性と効率を高める各種技術を搭載しています。

開発の背景

電子機器の高密度化・多機能化が進む中、実装基板の検査には従来以上の精度と信頼性が求められています。一方で、製造現場では人手不足やコスト削減といった課題が顕在化し、高性能でありながら導入しやすい検査装置へのニーズが急速に高まっています。

こうした状況を踏まえ、タカヤは長年培ってきたフライングプローブテスト技術をベースに、より幅広い現場で活用できるスタンダードモデルとして 「APT-T400Jシリーズ」 を開発しました。検査品質を妥協することなく、導入のハードルを下げることで、より幅広い製造現場の課題解決に貢献します。

主な特長

<ハードウェア>

  • 独自の4ヘッド・6フライングプローブ構成

    傾斜4本+垂直2本のプローブにより、高密度部品間や上向きコネクタへのアクセス性を大幅に向上、不良検出力向上。複雑な基板構造にも柔軟に対応。

  • 高精度DC/AC測定システム

    全フライングヘッドに小型測定ユニットを内蔵、微小なインピーダンスやキャパシタンスも高精度に

    測定。

  • 最適化された移動機構

    実績あるサーボモーターと独自制御ソフトにより、安定した高速検査を実現。

  • 高精度プロービング制御

    19段階の降下スピード制御で、基板の状態に応じた最適な接触を実現。

  • 治具レス対応の分割式クランプ機構

    特殊形状基板にも対応し、段取り時間を短縮。

  • ICオープンテストシステム 標準搭載

    IC内部からの微小信号を検出し、リード浮きやBGA未接合不良を検出。

  • 高精細カラーカメラによる外観検査、トレーサビリティ対応

    CCDカメラとLED照明で、部品の有無・ズレ・極性・色などを鮮明に検出。バーコード/2次元コード情報を読み取り、検査データと紐づけて保存・出力可能。

  • インライン対応の自動搬送機構

    ローダー・アンローダー接続により、最速40m/minの連続検査体制を構築。

<ソフトウェア>

  • 直感的な操作性と多彩な支援機能

    自社開発ソフトにより、ガーディング自動設定、カラー画像上での座標入力・修正、不良画像表示な

    どを実現。

  • 検査プログラムの自動生成支援

    ODB++や各社CADフォーマットからの自動生成に対応。


ラインナップ

機種名

モデル

検査プローブ数

検査可能サイズ(mm)

APT-T400J

オフライン

4軸

50×50 - 540×483

APT-T400J-A

インライン

4軸

50×50 - 540×483

※インラインモデル:

自動搬送機構を備え、ローダー・アンローダーとの接続により連続検査が可能。最速40m/minの搬送速度で高効率な検査体制を構築。


販売開始時期

2025年12月(日本国内)

Webサイト

APT-T400J 製品紹介ページ
https://www.takaya.co.jp/fa/products/apt-t400j/


新しいスタンダードモデル誕生 特設ページ 
https://www.takaya.co.jp/fa/standard/

展示会出展情報

「APT-T400J-A」を国内初出展予定です。

【開催展名】第40回 インターネプコン ジャパン -エレクトロニクス 製造・実装展
【会期】2026年 1月 21日(水) ~ 23日(金)
【会場】東京ビッグサイト
タカヤ株式会社ブース 東5ホール 小間番号:E14-8

【主催】RX Japan株式会社

会社概要

商号:タカヤ株式会社

代表者:代表取締役社長 岡本 龍二

本社所在地:岡山県井原市井原町661-1

設立:1918年(大正7年) 9月2日

資本金:1億円

1894年に織物業として創業した高屋織物から発展し、1966年に電子機器部が設立され、トランジスタ・ラジオの組立を開始、現在は、電子機器関連の受託生産事業(EMS)の他、インサーキットテスタ(プリント基板検査装置)、RFID関連機器などの製造・販売、ITコンサルティング・システムソリューションなど、エレクトロニクス事業を国内外で展開しています。繊維と電子の両輪を軸に、社会の発展に貢献する企業グループとして進化を続けています。

タカヤグループは、2024年9月に創業130周年を迎えました。これからも、さらなる技術の進化を追求し、持続可能な社会を目指した製品開発と革新に取り組んでまいります。

コーポレートサイト

https://www.takaya.co.jp/

産業機器事業部

電子機器の制御に必要な電子回路基板は、多くの分野で重要な部品です。フライングプローブテスタは、基板の製造過程で発生する様々な不良を迅速かつ確実に検出する検査機であり、1987年にタカヤが開発・販売を開始しました。現在も業界トップクラスのシェアを誇り、実装基板検査機業界におけるリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いています。

産業機器事業部 製品サイト

https://www.takaya.co.jp/fa/

YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/@takayaIndustrialEquipment

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会社概要

タカヤ株式会社

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URL
https://www.takaya.co.jp/fa/
業種
製造業
本社所在地
岡山県井原市井原町661-1
電話番号
0866-62-2015
代表者名
岡本 龍二
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1918年09月