【愛知県で全編撮影】暮らしの小説大賞受賞作『世界から守ってくれる世界』、映画化決定。7月30日公式HPオープン、賛同企業からの支援受付を開始。

刈谷市出身の前田直樹監督が、多様性を認め合う社会への願いを込めて実写化。暗闇の中、“ありのままの自分”を受け止めてくれる「居場所」を求める14歳の姿を、監督の地元・愛知の物語としてユーモラスに描く。

株式会社dnuof

刈谷市制施行75周年記念PRムービーや習志野市シティセールス動画をはじめ、地域との連携によるエリア活性化につながる映像作りに力を入れている株式会社dnuof(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:前田直樹)は、第7回暮らしの小説大賞受賞作『世界から守ってくれる世界』の実写映画化を決定、企画・プロデュースいたします。
2021年に三河6市で撮影を行った映画「マリッジカウンセラー」(渡辺いっけい、松本若菜、宮崎美子ほか)同様に協力各市と連携して、愛知県ならではのオリジナル性豊かな映画を目ざし、2026年に県内での全編撮影を予定しています。

本作は、現代社会で「普通に生きること」に葛藤を抱える少年少女たちの姿を通して、誰もが「ありのままの自分」を受け入れられる「居場所」を見つけることのできる社会の実現を目ざしています。

こちらの作品の趣旨にご賛同いただける企業・個人さまからの温かいご支援も募集しております。

詳細は、映画「世界から守ってくれる世界」公式HPならびに公式Xにて、順次発信いたします。

映画「世界から守ってくれる世界」HP

映画『世界から守ってくれる世界』制作の背景と目的

子どもたちにとって、今の世界を生きる大人たちが指標であり道しるべである、ということに異を唱える人は少ないと思います。しかしながら、その指標が必ずしも正しいとは限らないということに気がついている大人はどのくらいいるでしょうか?親が子どもたちに対して抱く「こうあってほしい」「こうあるべき」という願いが強ければ強いほど、子どもたちはその枠に自分を押し込め、物分かりのいい「良い子」を演じながら窮屈な思いをしてしまっているかもしれません。

私たち大人は、「誰一人として同じ人はいない」ということを理解しつつも、子どもたちにはさまざまな場面で「普通=マジョリティ」であることを求めます。「普通」を求める親の庇護の下で生きてきた子どもたちが、「自分は『普通』ではないかもしれない」と気がついてしまった時、そこに希望はあるでしょうか?指標であるはずの大人の価値観が、子どもたちにとっての枷になってはいけないと強く思います。

映画『世界から守ってくれる世界』では、「普通に生きること」に違和感を持ち、苦悩しながらも、ありのままに生きることを選んで一歩を踏み出す少年少女の姿が瑞々しく描かれます。思春期ならではの感受性は、時に周囲の願いとは異なる道を選ぶこともありますが、まずは大人たちがおおらかに彼らを見守り、「大丈夫だよ。少なくとも私はあなたの味方だよ」と声をかけてあげられる社会であってほしい。そして誰もが、他者のことも、自分のことも否定せずに生きられる、真の意味で多様性を認める世界になってほしい。そんな願いを込めて本作を制作します。

趣旨にご賛同いただける皆さまからのご支援を映画公式HPよりお受けしております。

・SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」ならびに目標10-2、10-3の「全ての人々の能力強化や包摂の促進、差別の撤廃、機会均等、成果の不平等是正」、目標16「平和と公正をすべての人に」を推進する企業さま

・撮影地である愛知ならではの工芸や名産品、文化などの魅力発信をご支援いただける企業・個人さま

・10代、20代の若い世代の方たちがプロキャスト&スタッフと共に映画撮影に携わる、チャレンジできる機会の創出をご支援いただける企業・個人さま
ご検討のほど、どうぞ宜くお願いします。

映画『世界から守ってくれる世界』作品概要

【原作】塚本 はつ歌 【企画・監督】前田 直樹 【脚本】進藤 きい

公式HP https://seka-mamo-movie.com
岡崎市、豊田市、西尾市、刈谷市などを撮影候補地として検討中。

完成後は、国内外の映画祭出品を予定しており、2028年に劇場公開を想定。
東京での封切り後、全国順次公開(15〜20館程度)を目標としています。

あらすじ

喧嘩が絶えない家庭のなかで息を殺し生きる14歳の薫子。心のなかにはたくさんの思いがあるが、それを言葉にすることへのおそれがあった。

自分が発した言葉で誰かを傷つけてしまうくらいなら言葉を飲み込んでしまい、自分を押し殺してしまうことを選んでしまう。

そんなある日、クラスメイトの中鉢章雄がセーラー服姿で登校する。中鉢にどう接していいかわからず距離をおいていく友人たちのなかで、薫子だけは以前と変わらなかった。

教師にとめられても、果敢にセーラー服姿で校門を駆け抜けていく中鉢に勇気をもらう薫子。中鉢もまた、薫子の誰にも迎合しない強さに憧れを抱いていた。

ふたりのあいだに少しずつ生まれる同志のような関係。だが、それはある日突然、終わってしまう。

中鉢には薫子に知られたくない秘密があったのだ。

14歳のふたりが傷つきながら探し出していく、自分らしくいられる場所とは―――。

原作小説『世界から守ってくれる世界』

世界から守ってくれる世界

【著者】 塚本 はつ歌

【出版社】産業編集センター

第7回暮らしの小説大賞受賞作!

誰かに認められたい。でも自分は自分—

不仲な両親の間で、体と心が2つに裂かれるような痛みを味わう薫子。
性的違和を感じ、ある日突然セーラー服で登校し始めるクラスメイトの中鉢。
それぞれが抱える戸惑いにシンパシーを覚え、心友となった2人が見つけた

「居場所」とは……。

獨協埼玉中学校の第一回試験・国語の入試問題に使用。

【企画・監督】前田直樹

[株式会社dnuof/代表取締役]

愛知県刈谷市出身。 富士松南小学校、雁が音中学校、刈谷北高校を経て、名古屋市立大学卒業後、東京、ロンドン、川崎と拠点を移しながら映像制作に従事。劇場公開映画「マリッジカウンセラー」では全編を愛知県で撮影。 以来、愛知県内での映像制作にも意欲的に取り組んでいる。

刈谷市広報大使。 日本映画監督協会会員。

前田監督コメント

小説「世界から守ってくれる世界」に出会ったのは、2023年3月だったと記憶しています。魅力的な書名に惹かれ、すぐに購入して、前作「マリッジカウンセラー」劇場公開時の舞台挨拶で各地を回っている時に一緒に旅をしながら読み進めていました。
主人公たちの立ち位置というか、存在を決めつけていないことが印象的で優しい物語だなと思いました。「決めつけでなく、観客に委ねつつ、いつまでも一緒に考えていける」物語。簡単に答えの出すことのできない課題に寄り添っていける映画を作りたいというのがこの企画の出発点だったと思います。
 小説をすでにお読みになっている皆さまは、なぜ愛知県で撮影?と思われるかもしれません。決して私の出身地だからとか、前作の撮影も愛知県だったからという理由ではありません。

この映画を愛知県内で全編撮影したいと思ったきっかけは、実は前作「マリッジカウンセラー」のロケ地探しをしていた時に候補として見ていたあるロケーションが原作小説にもある、1つのシーンにピッタリだったからです。他にも撮影候補地として考えている岡崎市や豊田市、西尾市、刈谷市などには私の描きたい物語をステキに彩る場所や建物、物事があると気づき、愛知県内での撮影を決めました。前作同様に愛知県の物語として、そこにあることが自然である風景や工芸品、名産品、文化、空気感を積極的に取り込んでいきたいと思います。
まだまだ、映画を構成するピースは揃っていないのでフィルムコミッションをはじめ、ご支援いただいている皆さんのお力をお借りして、より豊かな映画を制作したいと考えています。

 また、今回の映画撮影では、地元の皆さんが映画撮影に参加できる機会を生み出したいと考えています。特に10代、20代の若い世代に映画制作は、遠い世界の存在ではないと思っていただけるようにエキストラやスタッフなどで参加していただける環境を作れたらと考えています。

株式会社dnuofについて

2024年1月に神奈川県川崎市で誕生した映像制作会社で、国内外向けの多彩な映像コンテンツを手がけています。

【堅い官公庁・公共機関の映像、企業PRなど多数制作】

 経済産業省・総務省・習志野市・刈谷市、NTT DATA・SGホールディングス・TIATなど公共・大手企業のWEB-CMやPR映像を制作。(習志野市シティセールス動画「走れ!習志野!~RUN! NARASHINO RUN!~15秒ver.」はYou Tubeにて82万回視聴)

【映画で国際的評価を獲得】

 長編映画「マリッジカウンセラー」

 ダッカ国際映画祭 ベストアクター賞を受賞。劇場公開3年経つ今も図書館などで上映会が続く。

 短編映画「Needlewood Antiques」

 小津安二郎記念蓼科高原映画祭 短編映画グランプリ受賞、国内外の映画祭で入賞・入選多数。

【テレビ・海外コンテンツの制作経験豊富】

 NHK「ダークサイドミステリー」、NHK World「Catch Japan」、カナダ観光局「Nana’s Diary」

 BSミニ番組「英国名画のロケ地を訪ねて」衛星放送協会オリジナル番組アワード最優秀賞を受賞。

コンセプトは “人を動かす映像” づくり

弊社は映像を「単なる情報伝達」ではなく、「感情を動かし、人に行動を促す手段」として捉えています。今後のデジタル社会において、映像はただの“見せ物”ではなく、コミュニケーションやブランディングの中核です。

株式会社dnuofは、その可能性を最大化するパートナーとして、小規模案件から国際プロジェクトまで、あらゆるニーズにお応えしています。

会社概要

名 称:株式会社dnuof

住 所:神奈川県川崎市中原区苅宿4-27

設 立:2024年1月16日

代表者:代表取締役 前田直樹

URL :https://dnuof.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】

担当 :前田

E-mail:info@dnuof.jp

ご支援のお願いについて

法人さま、個人さまからの支援金をお受けしております。
ご支援いただきました皆さまには、ご希望に応じて公式HPや映画エンドロールへのご名称の掲載をさせていただきます。

*詳しくは、公式HP内「ご支援はこちらでお受けしております」をご参照ください。

目標支援額は、800万円。

支援金の使途は、キャスト人件費、撮影スタッフ人件費、撮影/照明/録音機材費、ロケーション費、美術費、衣装費、車輌交通費、キャスト&スタッフ宿泊費、ポストプロダクション費などの映画製作費の一部となります。

*目標金額に達成しなかった場合でも返金することなく、撮影規模を合理的に縮小して予定通り、製作いたします。

*目標を超えるご支援をいただいた際は、完成後に必要となる宣伝費の追加補強にあて、劇場公開規模の拡大を目ざします。

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会社概要

株式会社dnuof

7フォロワー

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URL
https://dnuof.jp/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県川崎市中原区苅宿4-27
電話番号
-
代表者名
前田直樹
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年01月