【コロナ禍採用を経験した人事担当者111名に調査】 約8割から、オンライン選考は対面での選考よりも「入社後ミスマッチが多い」との声
~91.2%が、自信を持った判断ができないと思った経験あり~
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年8月1日
有効回答:コロナ前後に対面とオンライン両方での採用を担当している人事担当者111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
アンケート結果の詳細は下記ご参照ください▼
https://moovy.jp/column/recruiting-for-online-interviews
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「moovy」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://moovy.jp/
- 6割以上の人事担当者は、「合否見極め」と「入社動機付け」の観点において、候補者との面接は対面が好ましいと回答
<合否見極め>
・対面:35.1%
・どちらかといえば対面:45.9%
・どちらかといえばオンライン:14.4%
・オンライン:3.6%
・どちらとも言えない/わからない:0.9%
<入社動機付け>
・対面:23.4%
・どちらかといえば対面:43.2%
・どちらかといえばオンライン:24.3%
・オンライン:6.3%
・どちらとも言えない/わからない:2.7%
- 合否見極めを行う上で、対面での選考が好ましい理由、「非言語的情報がよりわかりやすいから」が80.0%で最多
・非言語的情報(態度・表情・服装など)がよりわかりやすいから:80.0%
・会話のテンポが掴みやすく、意思疎通しやすいから:73.3%
・面接前後(面接前の受付での対応、面接後の見送り対応時の会話)でも見極めができるから:64.4%
・通信トラブル(カメラ・音声など)の心配がないから:30.0%
・その他:0.0%
- 入社の動機付けを行う上で、対面での選考が好ましい理由、「候補者が思う懸念や不安を把握できるから」が75.7%で最多
・候補者が思う懸念や不安を把握できるから:75.7%
・対面での会話の方が魅力がより伝えやすいから:73.0%
・実際の職場を見てもらうことで働くイメージを持ってもらいやすいから:66.2%
・面談前後の部分の対応で訴求ができるから:32.4%
・その他:0.0%
- 合否見極めを行う上で、オンラインでの選考が好ましい理由、「候補者が緊張せず落ち着いて会話ができ、フラットな状態の判断ができるから」が85.0%で最多
・候補者が緊張せず落ち着いて会話ができ、フラットな状態の判断ができるから:85.0%
・見た目や雰囲気ではなく話している内容で判断ができるから:70.0%
・面接をしながら記録がとりやすいため、振り返って判断がしやすいから:45.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:5.0%
- 入社の動機付けを行う上で、オンラインでの選考が好ましい理由、「採用したい候補者に、多くの社員と面談設定が可能だから」が79.4%で最多
・採用したい候補者に、多くの社員と面談設定が可能だから:79.4%
・画面共有で資料を用いながら自社の魅力を伝えやすいから:61.8%
・入社動機付けを行える社員が遠方にいるから:41.2%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:2.9%
- 人事の約9割が、オンライン選考は対面より「合否の見極めが難しい」と回答
・非常にそう思う:32.4%
・ややそう思う:59.5%
・あまりそう思わない:6.3%
・全くそう思わない:0.0%
・どちらとも言えない/わからない:1.8%
- 当落線上の評価となった場合、約6割が「なんとなく合格にする」
・なんとなく合格にすることが多い:61.8%
・なんとなく不合格にすることが多い:24.5%
・わからない/答えられない:13.7%
- 人事担当者の91.2%が、オンライン選考において当落線上の評価になった際、自信を持った判断ができないと思った経験あり
・5回以上ある:50.0%
・1回~5回程度ある:41.2%
・全くない: 2.0%
・わからない/答えられない:6.9%
- 自信を持った判断ができない理由、8割以上が「候補者の本音を感じづらいから」
・候補者の本音を感じづらいから:82.8%
・候補者の良さが引き出し切れていないと感じるから:58.1%
・合否判断の明確な材料が集め切れていないから:53.8%
・自身がオンライン面接自体に慣れていないから:22.6%
・その他:0.0%
- 人事担当者の78.4%が「オンライン選考のほうが入社後ミスマッチが多い」と実感
・オンライン選考のほうが入社後ミスマッチが多い:78.4%
・対面選考の方が入社後ミスマッチが多い:13.5%
・どちらも変わらない:8.1%
- 採用候補者の自社への理解度が最も高い採用経路は「直接応募・問い合わせ」
<直接応募(採用サイト、オウンドメディア問い合わせ)(n=71)>
・かなり理解度が高い:47.9%
・やや理解度が高い:40.8%
・あまり理解度は高くない:8.5%
・全く理解がない:1.4%
・わからない/答えられない:1.4%
<人材紹介・エージェント(n=49)>
・かなり理解度が高い:32.7%
・やや理解度が高い:55.1%
・あまり理解度は高くない:12.2%
・全く理解がない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
<求人サイト・ナビサイト(新卒・中途向け)(n=64)>
・かなり理解度が高い:37.5%
・やや理解度が高い:48.4%
・あまり理解度は高くない:14.1%
・全く理解がない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
<ダイレクトリクルーティング(n=57)>
・かなり理解度が高い:33.3%
・やや理解度が高い:50.9%
・あまり理解度は高くない:15.8%
・全く理解がない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
<合同企業説明会・フェア(n=41)>
・かなり理解度が高い:39.0%
・やや理解度が高い:41.5%
・あまり理解度は高くない:19.5%
・全く理解がない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
<SNS(n=35)>
・かなり理解度が高い:25.7%
・やや理解度が高い:54.3%
・あまり理解度は高くない:14.3%
・全く理解がない:5.7%
・わからない/答えられない:0.0%
<リファラル(n=40)>
・かなり理解度が高い:42.5%
・やや理解度が高い:32.5%
・あまり理解度は高くない:20.0%
・全く理解がない:5.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- 最も人材が活躍している採用経路は「求人サイト・ナビサイト(新卒・中途向け)」
<求人サイト・ナビサイト(新卒・中途向け)(n=64)>
・かなり活躍している:40.6%
・やや活躍している:48.4%
・あまり活躍していない:9.4%
・全く活躍していない:1.6%
・わからない/答えられない:0.0%
・この経路から採用していない:0.0%
<直接応募(採用サイト、オウンドメディア問い合わせ)(n=71)>
・かなり活躍している:40.8%
・やや活躍している:47.9%
・あまり活躍していない:7.0%
・全く活躍していない:1.4%
・わからない/答えられない:1.4%
・この経路から採用していない:1.4%
<人材紹介・エージェント(n=49)>
・かなり活躍している:51.0%
・やや活躍している:36.7%
・あまり活躍していない:12.2%
・全く活躍していない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
・この経路から採用していない:0.0%
<合同企業説明会・フェア(n=41)>
・かなり活躍している:43.9%
・やや活躍している:39.0%
・あまり活躍していない:7.3%
・全く活躍していない:7.3%
・わからない/答えられない:2.4%
・この経路から採用していない:0.0%
<ダイレクトリクルーティング(n=57)>
・かなり活躍している:29.8%
・やや活躍している:52.6%
・あまり活躍していない:17.5%
・全く活躍していない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
・この経路から採用していない:0.0%
<リファラル(n=40)>
・かなり活躍している:42.5%
・やや活躍している:35.0%
・あまり活躍していない:7.5%
・全く活躍していない:12.5%
・わからない/答えられない:2.5%
・この経路から採用していない:0.0%
<SNS(n=35)>
・かなり活躍している:45.7%
・やや活躍している:28.6%
・あまり活躍していない:11.4%
・全く活躍していない:11.4%
・わからない/答えられない:2.9%
・この経路から採用していない:0.0%
- まとめ
コロナ禍をきっかけに、オンラインでの選考を実施している企業はあるものの、候補者との面接において、オンラインよりも対面での選考を好む人事担当者は多いことがわかりました。また、人事担当者の9割が、オンラインでの選考は合否の見極めが難しいと感じており、当落線上の評価となった場合は、なんとなく合格にする傾向が多く、自信を持った判断ができない経験をしている人事担当者が多いことがわかりました。
オンラインでの選考による難易度の向上、並びに自信を持った判断ができてない実態から、人事担当者の約8割がオンライン選考のほうが入社後のミスマッチが多いと感じています。
今やオンライン選考は、面接の手法として定着してきており、人材採用を行う企業においては今後もオンライン選考の活用は必要不可欠になるでしょう。そこで「合否見極め」や「入社動機付け」を、オンライン上でも効果的に行うためには、今以上に互いの理解度を深めるための工夫が必要になるでしょう。
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- 会社概要
設立 :2020年4月13日
代表取締役:三嶋 弘哉
所在地 :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
事業内容 :・採用動画プラットフォーム「moovy」の開発・運営
・動画、映像の企画制作サービス
・マーケティングコンサルティング
・採用コンサルティング
URL :https://moovy.jp/
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