理系学部生を対象とした「秋冬インターンシップ」「就活におけるChatGPT利用」の意識調査を実施

理系学部の大学1~3年生を対象に、就職活動に対する意識や実態の調査を実施しました。

株式会社カンビア

株式会社カンビア(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小山優真、以下「カンビア」)は、理系学部生に特化した就職活動支援サイト『リケイマッチ』を通じて、登録ユーザーの理系学部生にWEBアンケート形式で就活意識調査を実施しました。秋冬インターンシップでは「業界・職種・企業の理解を深めること」に最も期待が寄せられ、形式として仕事経験を積むことへの強い関心が見受けられます。また、ChatGPTを活用する学生の多くが履歴書やエントリーシートの作成支援を目的にしていることが明らかになりました。意識調査に関する詳細は以下の通りです。

  • 調査背景

理系学部生を対象とした就活サイト『リケイマッチ』は、カンビアが2021年8月から運営しております。文部科学省、厚生労働省、経済産業省による「インターンシップ推進のための基本的考え方」の改正や、生成AI「ChatGPT」の普及などの動向を受けて、理系学部生の意識やニーズを把握し、今後のサービス展開に反映させることを目的に、意識調査を行う運びとなりました。


・調査対象:リケイマッチ登録の理系学部生(大学1~3年生)

・有効回答数:148名(1年生 31名、2年生72名、3年生45名)

・調査方法:WEBアンケート形式

・アンケート実施期間:2023年10月31日(火)~11月5日(日)


  • 意識調査結果について

以下の6つの設問に基づいた調査を実施し、各設問の概要と詳細をまとめました。


  1. インターンシップに参加経験があるのは、3年生で72.7%、1~2年生では26.1%

  2. インターンシップ参加希望、1・2年生で91.7%

  3. 秋冬のインターンシップに最も期待する点は、「業界・職種・企業の理解を深めること」

  4. インターンシップで最も希望されるコンテンツは、「実際の仕事体験」で、67.6%の学生が支持

  5. ChatGPTを就職活動で利用した学生は全体の37.8%

  6. ChatGPTを利用する主な目的は、「履歴書やエントリーシートの作成支援」で77.8%が該当


[1] インターンシップに参加経験があるのは、3年生で72.7%、1~2年生では26.1%

設問「インターンシップへの参加回数」に関する回答で、学部3年生の中で「2~5回参加」が全体の54.5%を占めて最も多い割合です。1回以上参加した学生は72.7%に上ります。一方、学部1~2年生では参加経験者が26.1%にとどまり、その中で2回以上参加した学生はわずか8.7%でした。

[2] インターンシップ参加希望、1・2年生で91.7%

設問「現時点でインターンに参加を希望するか?」に対し、1年生及び2年生のうち91.7%がインターンシップ参加を希望していると回答しました。第1項の結果と合わせてみると、この高い関心とは対照的に、実際にインターン経験のある学生は限られており、特に3年生に比べると十分な参加機会が少ないことがうかがえます。

[3] 秋冬のインターンシップに最も期待する点は、「業界・職種・企業の理解を深めること」

設問「秋冬インターンへ最も期待することは?」において、「業界・職種・企業の理解を深めること」が48.6%で最も回答率が高かった一方で、「実務・実践の経験を積むこと」に期待する学生の割合は43.2%でした。「就活仲間を増やす」を含めた4つの選択肢が提供された中で、この項目を選んだ学生はいなかったことも注目されます。

[4]インターンシップで最も希望されるコンテンツは、「実際の仕事体験」で、67.6%の学生が支持

設問「インターンで最も希望するコンテンツは?」への回答では、「仕事を実際に体験できる」を望む学生が67.6%と最も多くを占めています。これに続き、「業界や企業の理解が深まるセミナー」が16.2%、「先輩社員と交流ができる」が10.8%でした。これらのデータを第3項の結果と合わせてみると、業界・職種・企業への理解を深めるために、単に情報を聞くだけでなく、実際に仕事を体験する機会を重視する意向が強いことが読み取れます。

[5]ChatGPTを就職活動で利用した学生は全体の37.8%

設問「ChatGPTを就活で利用したことがあるのか?」に対する回答より、「一度も利用したことがないが、利用を検討している」が51.4%と過半数を占めました。また、一度でも利用した経験がある学生は37.8%に上り、「必要に応じて利用している」との回答も29.7%を記録しています。

[6]ChatGPTを利用する主な目的は、「履歴書やエントリーシートの作成支援」で77.8%が該当

設問「ChatGPTを就活で利用する目的は?」に対し、ChatGPTを一度でも利用したと回答した37.8%の学生の中で、「履歴書やエントリーシートの作成支援」を目的としている割合が77.8%と最も多く、次いで「企業研究や業界分析の情報収集」が16.7%であることが明らかになりました。


  • スカウト型の就活サイト『リケイマッチ』とは

『リケイマッチ』は理系学部生(機械・電気電子・情報・数物科学など)に特化したスカウト型の就活サイトであり、ダイレクトリクルーティングや逆求人とも呼ばれる形式です。利用企業の特徴としては、IT/Webエンジニアやものづくりエンジニアの新卒採用に取り組んでいる準大手・中小・ベンチャー企業が中心です。利用企業は間に就職支援エージェントや大学教員を挟まず、Web上で出会いたい学生へ直接スカウトメッセージを送信できます。


採用選考だけでなく、短期・長期インターンシップ募集を目的としたスカウトも可能であり、2025年卒の3年生のみならず、インターンシップに積極的な1年生や2年生にもリーチできます。今回の調査結果を受けて、弊社は1・2年生がインターンシップに更に参加しやすくなるよう、引き続きサポートを強化して参ります。


■学生向け登録ページ

https://rikeimatch.com/

■企業向け紹介ページ

https://cambiainc.co.jp/recruiting


  • 株式会社カンビアについて

2020年11月、代表・小山が設立。小山は、メーカーで製造業務を経験した後に技術派遣会社へ転職し、支社長/採用責任者として理系新卒や中途エンジニアの採用に携わる。その後、人材系ベンチャーで採用支援に携わり、採用側・採用支援側の双方を経験。

「日本の技術革新を阻む技術者不足の危機」「理系学部生特有のキャリアに対する不安」など、理系分野での様々な課題を感じ、国内初の理系学部生に特化した就活サイト『リケイマッチ』を立ち上げました。これまで解決されていない雇用やキャリアに関する社会課題に向き合い、新たな価値を創出すべく尽力して参ります。


【会社概要】

会社名:株式会社カンビア

所在地:東京都渋谷区松濤1-28-2

代表者:小山優真

設立:2020年11月2日

URL:https://cambiainc.co.jp/

事業内容:リケイマッチの開発・提供、「採用×メタバース」の事業準備中

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会社概要

株式会社カンビア

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URL
https://cambiainc.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区松濤1-28-2
電話番号
-
代表者名
小山優真
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年11月