山林を資源化し、循環する里山をつくる。森も心も豊かになる地域デザインの構築を目指して。
林業に破壊的イノベーションを起こす、株式会社フォレスト・ドアの社会的意義と展望
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社フォレスト・ドア」の夢です。
株式会社フォレスト・ドアとは
株式会社フォレスト・ドアは、『森の情報発信基地』をコンセプトとした兵庫県丹波市の廃校利活用施設「FOREST DOOR -旧神楽小学校-」を運営するソーシャルカンパニーです。
当社を含む「FOREST GROUP」は、兵庫県丹波市を拠点とした4つの会社からなる林業グループ。森林整備から木材の加工・販売までをグループで一気通貫して行い『森林の6次産業化』を実現するとともに、廃校の利活用事業など地域課題にも取り組んでいます。
現在、林業の担い手不足は全国的な課題となっています。野放しとなった山の木々は土砂災害などの重大な災害を引き起こす可能性があり、また荒れた山林は価値が下がるため、さらなる担い手不足を生むという悪循環を起こしています。
私たちは林業を「新たなスタートアップ」と捉え、森林資源の利活用を促進することで「里山の自然」と「地域経済」両面の好循環につながる地域デザインの構築を目指しています。
4つの事業で一気通貫して「丹波の山林の資源化」を目指す
我々はグループ全体のビジョンとして『丹波の山林を資源化し、地域・お客さま・わたしたちがみんなで幸せになる事業を実現』を掲げています。
元々、森林管理に取り組む「森のわ」、製材等の木工事を行う「木栄」、建築会社である「栄建」の3社で事業連携をし、丹波の山林の6次産業化を行っていました。
さらにそこに2022年度から「フォレスト・ドア」という地域課題に取り組むソーシャルカンパニーが加わっています。
事業の根本にあるのは “地域の無価値を価値化していこう” という思いで、フォレスト・ドアでも「林業」と「廃校」という、地方で価値が低いと言われているもののかけ合わせで新たなイノベーションを起こし、地域を盛り上げていきたいと思っています。
「破壊的イノベーションを起こす」。SDGsに深く関わる革新的な取り組み
FOREST GROUPは、SDGsと深く関連するイノベーティブな取り組みを通じて、「破壊的イノベーション」を実現することをミッションとしています。
林業の根本的な改革に注力し、木材の資源化を50年にわたり推進してきました。この取り組みは、建築物、家具、おもちゃの製造から端材を利用したバイオマス発電、さらにはカーボンオフセット事業にまで及びます。
加えて間伐後に生じた空間を活用したアスレチックやキャンプ場の開設など、山林の新たな利活用による地域経済の活性化に向けて取り組んでいます。そこで生まれた利益の山主への還元、森林整備への再投資により、循環型社会の実現を目指しています。
また、廃校利活用施設「FOREST DOOR -旧神楽小学校-」を拠点に、森林や山に関する情報発信を行い、一般の人々が森林への興味・関心を持つきっかけ作りを行っています。
地域の無垢材をふんだんに使用したコワーキングスペース、地域の木材を直接購入できる直売所やDIYコーナー、木のおもちゃミュージアムの運営は、木材の新たなファンを生み出すとともに、組織や企業向けの施設提供を通じて、企業や行政がSDGsやESG/CSRに基づく価値を認識しやすくする戦略も展開しています。これにより、木材利用の促進と民間企業における木材利用率の向上が図られています。
2023年4月には1日1組限定の一棟貸しの宿、ウッドヴィラ「心楽 -SHIGURA-」を開業。
施設内に薪ストーブや薪ボイラーを設け、屋外の焚き火スペースや、雨でもBBQができるインナーデッキ。また専用のサウナエリアまで全て貸切でご利用いただくことができ、木の温もり溢れるリラックス空間で、ご利用のお客様に“木を楽しみ、心和むひとときを”提供しています。
施設内の薪ストーブや薪ボイラー、屋外の焚き火スペースやサウナエリアのサウナストーブまで、丹波地域の未利用材を活用した薪をエネルギー源として導入。地域資源の有効活用により、化石燃料の消費を減らし、CO2の排出を抑制。また、実際に使用する薪を自分の手で用意する薪割り体験も実施。施設の利用を通して森林整備の活性化に貢献いただけます。
【FOREST GROUPが⽬指すもの】
兵庫県丹波市の⾯積の約75%を占める森林地帯では、冒頭でも述べたように現在間伐が十分に進んでいないため、将来的に自然災害のリスクが高まる恐れがあります。
このような背景の中、持続可能で災害に強い地域社会を築くためには、『⼭林が利益を⽣み出す仕組み』の構築が不可⽋です。
私たちは林業を新たなスタートアップビジネスとして捉え、森林資源の有効利⽤を通じて地⽅創⽣に貢献し、⾃然環境と地域経済の両⾯で好循環を⽣み出す地域デザインの構築を⽬指しています。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
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