ソフトウェア・イネーブルメント・カンパニーPLAINER、シリーズAラウンドの資金調達を実施。調達額は5.7億円に。
閲覧ユーザー数累計150万人突破のソフトウェアデモプラットフォーム、さらなる拡大を目指す
ソフトウェア・イネーブルメント・カンパニー PLAINER株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小林大、以下「PLAINER(プレイナー)」)は、シリーズAラウンドとして、リードインベスターのAngel Bridge(所在地:東京都千代田区、代表パートナー:河西佑太郎)をはじめとする新規投資家、サイバーエージェントキャピタル、ALL STAR SAAS FUNDなどの既存投資家への第三者割当増資により、資金調達を実施したことをお知らせいたします。本ラウンドの約4億円の資金調達により累計調達額は約5.7億円に達しました。
PLAINERが提供するソフトウェアデモプラットフォーム「PLAINER」は、直近1年間で売上を10倍以上伸ばすなど急速に市場に浸透しております。今回調達した資金は人材採用および組織力の強化、新製品の開発に投資することで、さらなる拡大を目指してまいります。

■資金調達の概要
累計調達金額:約5.7億円
本ラウンド調達金額:約4億円
本ラウンド出資者:Angel Bridge(リードインベスター)、エル・ティー・エス、ALL STAR SAAS FUND、サイバーエージェント・キャピタル、みずほキャピタル、MIRAISE
(敬称略・リードインベスター以外は五十音順)
◼︎資金調達の目的/背景
PLAINERは、すべての人がテクノロジーの恩恵を受け「気づけば未来が始まっている」ような新しいソフトウェアの購買・活用体験の創造を目指しています。

ソフトウェアの価値が正しく伝わらない──私たちはこの構造的な課題に真正面から向き合ってきました。どれほど優れたプロダクト、テクノロジーでも、その魅力や価値が人に届かなければ意味がなく、この断絶は、日本企業の競争力低下と経済全体の生産性向上の大きな障壁です。
PLAINERは、この「伝わらなさ」の壁を打ち破るための「ソフトウェア・イネーブルメント・プラットフォーム」を提供し、あらゆる接点で人とソフトウェアの間を繋ぐ役割を担っています。その一つが、ソフトウェアデモプラットフォーム「PLAINER」です。
今回調達した資金は、AI活用によるデモ制作の自動化など、現在提供中のソフトウェアデモプラットフォーム「PLAINER」のさらなる機能拡充のほか、ソフトウェア購買・活用体験全体を変革するため、売り手と買い手をシームレスに繋ぐような新製品・サービスの開発にも充てる計画です。またサービス拡大に向け、営業・マーケティング・カスタマーサクセス組織の拡大も予定しています。
本シリーズAを記念し、特設サイトを用意いたしました。当社の採用情報や展望については下記URL先をご覧ください。
シリーズA資金調達特設サイト:https://service.plainer.co.jp/recruit
◼︎ソフトウェアデモプラットフォーム「PLAINER」について
「PLAINER」は、誰でもノーコード・最短10分で、実際のプロダクトを疑似体験できるコンテンツを制作し、製品価値を伝えきることができるプラットフォームです。

「PLAINER」は、ソフトウェアの価値を、言葉ではなく「体験」として伝えるものとして、ソフトウェア製品説明の新たなスタンダードとなっています。
従来、資料を読んだり説明を聞いたりするだけでは伝わりにくかった製品の価値を、実際に「触れて確認できる」直感的な体験として届けることで、ソフトウェアを提供する企業と活用する企業のコミュニケーションを円滑にしています。
サービス開始からfreeeなどの上場企業を含め、先進的なプロダクトを持つ企業から導入が進み、これまで「PLAINER」で作られたデモを閲覧したエンドユーザー(導入企業先の商談先やお客様を指す)は累計で150万人を突破しました。
株式会社マツリカが発行する世界基準に則る国産セールステックカオスマップ「Japan SalesTech Landscape」の 2024年版には、「デモンストレーション作成」カテゴリで日本発の唯一のサービスとして掲載されています。
(出所:https://mazrica.com/info/240910/ )
◼︎投資家からのコメント
Angel Bridge 河西 佑太郎氏、三好 洋史氏

PLAINERのプロダクトは、企業が自社プロダクトの魅力を効果的に届ける上で、重要な役割を担い始めています。上場企業からスタートアップまで幅広いユーザーへの導入が進み、リード獲得や商談化率向上にとどまらず、オンボーディングやマニュアル作成といったユースケースにも広がっています。こうした広がりにより、今後さらに大きな市場機会を捉え、成長を加速させていくと確信しています。小林CEO・佐野CXOを中心とする経営陣は、深いプロダクト理解と圧倒的な実行力を備えた稀有なチームであり、このチームであればPLAINERを飛躍的に成長させられると信じています。Angel Bridgeは、この挑戦に全力で伴走してまいります。
MIRAISE 代表パートナー&CEO 岩田 真一氏
CEO小林さんの実行力と明快な戦略、そしてソフトウェア業界全体への価値提供を志す視座の高さに深く共感し、当初の想定を超える規模での出資をさせて頂きました。プロダクトの仮説検証とMRR成長のスピードは特筆すべきものであり、その背景にあるチーム構築力とデータドリブンな経営判断力にも強い信頼を寄せています。PLAINERにはデモ生成を起点に、教育・研修領域を含む広範な課題解決に進化するポテンシャルを感じており、小林さんのリーダーシップの下でそれが実現されることを期待しています。

ALL STAR SAAS FUND 前田 ヒロ氏

PLAINERは、単なるデモツールに留まらず、ソフトウェア業界の流通構造そのものを変革するプラットフォームです。従来の資料に依存したセールスプロセスに対し、PLAINERは顧客個別のニーズに合わせたパーソナライズされたプロダクト体験の提供を可能にしています。これにより、導入前の不確実性やオンボーディング時のギャップを解消することができ、これまで国内市場において急速なトラクションを獲得してきました。
さらに直近で、多言語対応によるグローバル展開を進めている日本のSaaS事業者にも採用されはじめている点は、今後のグローバル戦略において重要な意義を持ち、日本発のSaaSがグローバル市場でも競争優位性を確立できる可能性もあると考えています。
ソフトウェアの購入・活用体験を再定義するPLAINERの挑戦に、引き続き大きな期待を寄せています。
◼︎PLAINER 代表取締役 小林 大のコメント

国内市場に限ってもソフトウェア製品は1万以上に達し、自社に最適なものを選ぶのは非常に困難です。機能差だけでなく「サポート品質」「将来性」といった無形価値も検討項目に加わり、購買コストは年々増大しています。購買者は「最適なソリューションを見極め、ビジネス価値へ昇華する力」を一層求められているのが現状です。また、ベンダー側も複数製品の提供による課題解決が当たり前となり、従来の教育体制では品質と量を担保しきれず、多くの機会損失を招いています。理想は一人の営業・CS担当が全製品を自在に扱うことですが、膨大な製品知識と業務知見の同時習得は難題です。
PLAINERは、この「売る・選ぶ・使う」のサイクルと、ソフトウェアを取り巻くエコシステム全体を底上げすることで、テクノロジーを“水や電気”のようなインフラへと昇華させることを目指しています。人は新技術に少なからず恐怖を覚えます。日常を脅かすように感じられ、いまAIへの不安がその象徴です。しかし、私たちが描くのは――ドラえもんとのび太のような信頼関係に支えられた世界であり、誰もがテクノロジーの進化を喜びとして迎え、自然に共生できる未来です。
2024年の本格営業開始以降、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、パートナーセールスなど多様な用途で国内外向けに活用されたことが、PLAINERの進化を加速させてきました。私たちを信じていただいたお客様・パートナー企業・投資家の皆さまに改めて感謝を申し上げます。
freeeやSansanなどのSaaS企業出身者を中心に業界エコシステムと共創する当社は、国内唯一のポジションを確立しています。ソフトウェアデモプラットフォームをさらに進化させ、国内のみならずグローバルレベルの「BtoBソフトウェア・テクノロジーの百科事典」として機能することで社会に貢献すべく、引き続き社員一同身を引き締めて取り組んでまいります。
◼︎採用に関するお問い合わせ
PLAINERでは、セールスやカスタマーサクセス、事業開発、エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャー、コーポレートなど、経営幹部候補を含む全ての職種で積極的に人材募集を行っています。
ご興味をお持ちの方は下記採用ページよりカジュアル面談にお申込みください。
より詳細な情報はこちらの採用資料をご覧ください。

■「PLAINER」活用シーン例
・新たな製品・機能の価値をスピーディに伝達
複数製品の投入や、多機能化が進むソフトウェア企業において、「PLAINER」を活用すれば営業担当者はクリック一つで新製品・新機能のデモを即座に展開。「この手順で課題が解決する」というプロセスを、より明確に、より印象的に伝えることで、お客様への価値訴求を促進しています。
マーケティング段階でも、見込み顧客との商談創出CVRの増加に貢献しています。
参考URL:https://service.plainer.co.jp/case/smarthr
・ソフトウェア導入検討企業の検討プロセスを加速
「PLAINER」で作成されたデモを受け取った導入検討企業では、検討に関わる各部門が同一のデモを何度でも確認可能。製品による課題解決の具体的イメージを部門間で共有することで、組織内の合意形成を迅速化し、導入判断までのプロセスの短縮に繋がっています。
参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000127847.html
・ソフトウェア導入後の継続的な価値創出にも貢献
導入後も、提供企業と活用企業の両者を繋ぎ、新たな価値を生み出しています。従来のマニュアルとソフトウェアの画面を往復しながらの説明から脱却し、デモの送付だけで利用者からの質問対応が完結するケースが増加。「これなら分かりやすい」「やりたいことがすぐに見つかる」といったユーザーの声に表れるように、製品活用の促進と、それに伴う導入効果の最大化を実現しています。
◼︎キャンペーン情報
【資金調達リリース記念:先着30社限定でデモコンテンツを無料で制作・ご提供します!】
本リリースを記念して、デモコンテンツの無償制作代行と一定期間の無料お試しキャンペーンを実施いたします。先着順かつ30社限定でのご提供となりますので、お早めにお申し込みください。
お問い合わせ:https://service.plainer.co.jp/contact
※お問い合わせ時に「リリース記念キャンペーン希望」とご記載ください
※本キャンペーンのご提供は新規のお客様に限らせていただきます
◼︎製品、サービス以外に関するお問い合わせ
PLAINERではアライアンス、共催セミナー等をご検討いただける企業様を募集しています。
お問い合わせ:https://forms.gle/ptcsqSMtqH8kkCUP7
【会社概要】
・会社名:PLAINER (プレイナー)株式会社
・所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー15階
・代表者:小林 大
・事業内容: ソフトウェア・イネーブルメント・プラットフォームの開発・運営、ソフトウェア /SaaS企業の成長支援
・サービスサイト:https://service.plainer.co.jp/
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