ArchiTek、約11.8億円のシリーズCラウンド資金調達を実施
■調達資金の使途等
当社は、独自に考案したアーキテクチャで、エッジ側でのAI処理と画像・音声処理を「ハイパフォーマンス・低消費電力・低コスト・柔軟性」の4つの条件を同時に、かつワンチップで実現するエッジAIプロセッサ「AiOnIc®」を開発しております。今回の資金調達は、AiOnIc®の量産のためのマスク製造費、AiOnIc®に搭載する他社製の回路IP(知財)費、並びに関連するソフトウェア開発費への充当が目的です。
なお当社は、来年度中のAiOnIc®の販売開始を計画しております。その際、部品としてのチップ販売だけでなく、AiOnIc®を搭載したカメラモジュールやシングルボードコンピュータ、並びに関連ソフトウェアを発売することを計画し、より多くのユーザー様に小規模からご活用頂けるよう、鋭意開発を進めております。
■シリーズC資金調達引受先
本ラウンドにおける引受先は、シリーズA・Bラウンドの投資家株主の中から、未来創生ファンドほか2社の既存投資家の他、法人投資家6社及びエンジェル投資家1名の新規投資家、並びに当社経営陣であります。この度の調達によりArchiTekの資金調達額は累計で、約21億円強となりました。
【シリーズC資金調達引受先】
【既存投資家】
株式会社SMBC信託銀行(代表取締役 荻野浩三) (特定運用金外信託 未来創生3号ファンド) |
未来創生3号ファンド:運営者スパークス・アセット・マネジメント株式会社代表取締役社長 阿部修平 |
合同会社テックアクセルベンチャーズ (※)テックアクセル1号投資事業有限責任組合 |
本社:東京都港区 職務執行者 大場正利 |
三菱UFJキャピタル株式会社 (※)三菱UFJキャピタル6号投資事業有限責任組合 |
本社:東京都中央区 代表取締役社長 坂本信介 |
【新規投資家】
アイテック阪急阪神戦略パートナーズ投資事業組合 | 運営者:三井住友トラスト・インベストメント株式会社 代表取締役 阿久津 昌彦 |
SMBCベンチャーキャピタル株式会社 (※)次世代企業成長支援3号投資事業有限責任組合 |
本社:東京都中央区 代表取締役社長 落合 昭 |
360ipジャパン株式会社 (※)360ipジャパンファンド1号投資事業有限責任組合 |
本社:東京都文京区 代表取締役 藤森 朝詩 |
SBI インベストメント株式会社 |
本社:東京都港区 代表取締役 北尾 吉孝 |
日本ベンチャーキャピタル株式会社 (※)阪大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合 |
東京都千代田区 代表取締役社長 多賀谷 実 |
上記他、個人投資家 | 1名 |
上記他、法人投資家 | 1社 |
【その他】
当社経営陣 | 5名 |
【注】 ※は、各社(無限責任組合員)が運営するファンドにて引受。
■ArchiTekの概要
当社は、小型・低消費電力でありながら身の周り(エッジ)でスマートにAI処理と画像・音声処理が実行できるエッジAIチップ AiOnIc®(※)を独自開発したJ-Startupベンチャーです。 同チップは、AI・画像・音声処理により必要な情報やデータをリアルタイムに検知・処理することができます。当社は、安全・ 安心な暮らしを支えるDXプラットフォームとして、同チップのグローバル展開を目指しています。
※ AiOnIc® は、AI処理と画像・音声処理をワンチップで実現できるため、小型・低コストの組込みシステムの構築が可能となります。 また、冷却ファンが不要であるため、物理的な不具合を起こしにくく、かつバッテリー駆動が可能であるため、設置場所の自由度が向上します。
【企業情報】
会 社 名 ArchiTek株式会社
本 社 大阪府大阪市西区北堀江1丁目1番29号
代 表 代表取締役 高田周一
事 業 内 容 エッジAI及び画像処理プロセッサの論理回路開発並びにソフトウェア販売
企業サイト https://architek.ai/
【本件に関するお問い合わせ】
ArchiTek株式会社
取締役CFO 藤中達也
Emil : pico@architek.co.jp
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