「2名様〜」の壁は、同志と越える。2025年グルメトレンド|Gourmate
2025年の募集データ約2,000件を分析。3人に1人が求めたのは「数合わせ」ではなく「感動を分かち合えるパートナー」。〜SUGALABO、とだか…体験をシェアする、令和の“共食”トレンド〜

株式会社ヒューマンモードが開発・運営する飲食店への同行者募集サービス『Gourmate(グルメイト)』における2025年の全募集データを詳細に分析しました(※無料募集・案件募集を除く)。
その結果、全募集の33.3%が「2名以上」「シェア希望」といったキーワードを含んでおり、多くのユーザーが「1人では完結できない食体験」を実現するためにサービスを利用していることが判明しました。
Gourmateでは、単なる予約のための数合わせではなく、 「この店、行ってみたかったんです!」というワクワク感を共有し、美味しい料理を笑顔で囲める、感覚の合う「ご飯友達」との出会いが求められています。
■ 調査結果①:「食べたい」を諦めないための、賢い選択
なぜ、気心の知れた友人ではなく、アプリで出会った相手と食事をするのか。 募集文の分析からは、友達がいないというネガティブな理由ではなく、「食の好みが合う人と、ベストな状態で楽しみたい」という、グルメ好きならではのポジティブな動機が見えてきました。
1. 「予約の権利」をシェアする(入店資格の獲得)
最も大きな動機は、飲食店の予約システムへの対応です。 「2名様から予約可」という人気店のルールに対し、ユーザーは諦めるのではなく、同じ目的を持つパートナーを探すことで軽やかに解決しています。
「会員制のお店で2名からしか予約できないので一緒に行ける方を募集します。ひつじ肉中心のコースで、色々な部位がでてきます」 (会員制羊肉店募集より引用)
ここでは、パートナーは「予約の扉を開ける鍵」です。「行きたいけど行けなかった店」も、2人なら行ける。そんなシンプルな解決策として利用されています。
2. 「いろいろ」食べたい(胃袋のシェア)
次に多いのが、アラカルトや多皿コースにおける「種類の制約」です。 1人では数品でお腹いっぱいになってしまうけれど、シェアできればもっと楽しめる。
「新大久保の近くに行くので、韓国料理が食べたくて…1人では色々な種類を食べられないので募集します」 (韓国料理店募集より引用)
「全種類食べたい」「少しずつシェアしたい」。 これは、「せっかく行くなら色々楽しみたい」という、食いしん坊なら誰しもが抱く素直な欲求です。
3. 「美味しい!」を共有したい(感性のマッチング)
そして何より、美味しいものを食べた時の「感動」を共有したいという心理です。 特に閲覧数1位の『SUGALABO』のようなお店では、単に席を埋めるだけでなく、「食の好みが合う人と盛り上がりたい」というニーズが顕著です。 既存の友人ではスケジュールや予算が合わない場合でも、Gourmateなら「今、この店に行きたい」という熱量が同じ相手がすぐに見つかります。
■ 調査結果②:2025年、最も競争率が高かった「プラチナシート」TOP5
募集1件に対する「平均応募人数(競争率)」が高かった店舗のランキングです。 上位店はいずれも、1人ではハードルが高いけれど、「誰かと一緒なら最高に楽しい」名店ばかりでした。
【1位】立ち呑み とだか(五反田)
〜予約2年待ち。完食のためのチーム結成〜
五反田の伝説的人気店が1位。 エンターテインメント性の高いコース料理はボリュームも満点です。 実際の募集文にある「量が多いのでたくさん召し上がる方のほうが良いかもしれません」という記述が示す通り、貴重な予約枠を無駄なく楽しみ切るために、「よく食べるパートナー」が歓迎され、平均10倍の応募が集まりました。
【2位】Lien(池尻大橋)
〜プリフィクスを制覇するシェア戦略〜
池尻大橋の実力派フレンチ。 豊富なメニューから選べるプリフィクススタイルが人気ですが、ソロでは「あれもこれも」とはいきません。「前菜もメインもシェアして、色々な味を楽しみたい」というグルメなユーザーたちが、カジュアルに相席を楽しんでいます。
【3位】OSTERIA CHOUZETSU(銀座)
〜限定食べ放題の完全攻略〜
通常予約不可の「クラファン会員限定・食べ飲み放題コース」の募集がランクイン。「レアな権利」と「全メニュー制覇」を目的とした戦略的なマッチングが成立しました。
■ 調査結果③:閲覧数No.1は「SUGALABO」
実際にマッチングに至る前の段階で、ユーザーが「気になる」と最も多く閲覧した(View数)店舗ランキングです。
【1位】SUGALABO(神谷町)
紹介制フレンチの最高峰。
「超有名で超予約困難店のスガラボさんです。グルメでない友人しかいないので、今回募集させていただきます」
この募集文が象徴するように、ここには「無理して行く」悲壮感はありません。「せっかくの機会だから、価値のわかる人と楽しみたい」という、前向きなマッチング需要があります。
【2位】Osteria Barababao(銀座)
「イタリア政府認定」でありながら「予算5,000円前後」という圧倒的なコストパフォーマンスが、多くのユーザーの目に留まりました。「失敗したくないが、高すぎるのも困る」という心理に対し、立地・価格・質のバランスが最適解として選ばれています。
【3位】鈴田式(麻布十番)
薪焼き和食の予約困難店。「当日、応募者本人が必ずお越しください」という真剣な募集が多く見られます。ドタキャンリスクのない、信頼できる「ごはん仲間」探しが重要視されています。
■ 結論:Gourmateは「食の楽しみ」を広げるインフラ
今回の調査により、Gourmateは単なるコミュニティアプリではなく、「食のラストワンマイル」を埋め、外食をより自由にするインフラであることが証明されました。
「注文の壁」「量の壁」「予約の壁」。 これらをマッチングによって軽やかに飛び越え、あらゆる人が好きな店で好きなものを食べられる世界を作るため、Gourmateはサービスの拡充に努めてまいります。
■ Gourmateとは

公式サイト:https://gourmate-welcome.com/
「行きたいお店」を起点に、一緒に食事を楽しむ相手を探せるグルメマッチングサービスです。 従来のマッチングアプリとは異なり、「人」ではなく「店と食の好み」で繋がる点が最大の特徴です。「行きたい店があるけれど、一緒に行く人がいない」「急に予定が空いたので、誰かと美味しいご飯を食べたい」といった、食を楽しむ大人のニーズに応えます。
<3つの特徴>
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「行きたいお店」で募集できる
予約困難店や、2名以上からのコース料理など、具体的な店舗を指定して同行者を募集できます。目的のお店が明確なため、ミスマッチが起きにくい設計です 。 -
スマートなマッチング
「はじめまして」の長いやり取りは不要。応募・承認後は、日程と待ち合わせ場所を決めるだけの最低限のメッセージで、気軽に食事会が成立します 。 -
安心・安全なコミュニティ
ブロック機能や通報機能に加え、運営によるパトロールを実施。純粋に食事を楽しみたいユーザーが安心して利用できる環境を整備しています 。
■ 参考データ:ユーザー属性(2025年12月時点)
30代〜40代の「食にこだわる大人」がメインユーザー層です。 有効回答における男女比は女性が過半数(56.4%)を占めており、安心・安全なコミュニティ形成が女性ユーザーの支持に繋がっています。

男女比:女性 56.4% / 男性 42.4%(その他 1.2%)
年齢構成:
30代:43.8%(最多)
20代:27.1%
40代:19.4%
(平均年齢:35.5歳)
主要エリア:
東京都:52.7%
神奈川県:10.4%
大阪府:7.5%
(首都圏を中心に、関西エリアへも拡大中)
■ お問い合わせ先
本件について、さらに詳細な情報や取材のご依頼がございましたら、以下の連絡先までお問い合わせください。
株式会社ヒューマンモード
メール:info@human-mode.com
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